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ECを自社サービスの入り口に。Evernoteが運営する「賢いECサイト」とは?

ECを自社サービスの入り口に。Evernoteが運営する「賢いECサイト」とは?

知っていますか?あの「Evernote」が運営するECサイトがあることを。

「Evernote」と言えば無料でオンライン上にノートを作成できるサービスとして有名ですね。

2011年時点で登録ユーザー数が1250万人、2014年5月には登録ユーザー数が1億人を超えるなど、全世界で使われているサービスへと成長を続けています。

本日は嬉しいお知らせがあります。Evernote のユーザ数が累計で 1 億人を超えました!
1億人の Evernote ユーザに感謝をこめて – Evernote日本語版ブログ

このEvernoteが運営するECサイト「The Evernote Market」を通して、主力事業を持つ会社がECサイトを運営する際のポイントなどを紹介します。

ECサイトは1つでいい

レビューサイト詳細

サイト名 The Evernote Market
URL https://www.evernote.com/market
QRコード 2014102215471727982

ECサイトとしての3つの見どころ

1:レスポンシブデザイン&SSL

The Evernote Marketはどのデバイスからでもストレス無く閲覧できる「レスポンシブデザイン」を採用しています。

PCTOP PCTOP
タブレットTOP タブレットTOP スマートフォンTOP スマートフォンTOP

商品一覧がブロック形状のデザインとなっていますので、ブラウザ幅に応じて並べる数を変動させて対応させています。

また、サイトURLを見ていただくと

https://www.evernote.com/market

と最近Googleがランキング要因に追加した「https化」を既に完了させていました。

参考:Googleがhttpsをランキング要因に追加した話について

こうした理由から、Google では過去数か月にわたり、Google のランキング アルゴリズムでのシグナルとして、暗号化された安全な接続をサイトで使用しているかを考慮に入れたテストを実施してきました。この実験ではよい結果が得られているため、ユーザーがもっと安全にサイトを閲覧できるよう、すべてのサイト所有者の皆様に HTTP から HTTPS への切り替えをおすすめしたいと考えています。
Google ウェブマスター向け公式ブログ: HTTPS をランキング シグナルに使用します

2:シンプルで読みやすい商品紹介文

PC商品ページ
PC商品ページ

商品ページを見ると、枠線・飾りを最小限に留めた「読みやすく・シンプルな」デザインで作られています。

スマートフォンなど画面の小さいブラウザでは、デザインのために配置されている画像を非表示にするなどして「より読みやすいサイト」になります。

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スマホ商品ページ

スマートフォン向けでは、左右の余白を程よく設け・フォントサイズや色で見出しを区別されている点が目立ちます。

スマホ商品ページ

また、ファーストビューから1スクロール以内に「購入するボタン」と商品価格が掲載されていることも特徴的です。

「すぐに購入したい人」と、「じっくり調べた上で購入したい人」双方が使いやすい位置に購入ボタンを設置することが重要です。

3:固定ヘッダーからカートの中身を閲覧可能

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商品をカートに入れると、ヘッダーに「カート内商品数」と「総額」が表示されるようになります。

右側のメニュー(ハンバーガー)ボタン同様クリックするとドロップダウンでコンテンツが表示され、カート内の商品がそのまま表示されます。

カートページに遷移せずに商品点数の変更ができるため、「予算○万円での買い物」などの際には微調整がかなり行いやすいのではないでしょうか。

Evernoteならではの「ECサイト活用法」

The Evernote Marketで商品を購入しようとすると、どういうわけか「Evernote」のアカウントを要求されます。

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アカウントを要求する理由は非常にシンプルで、おそらく「Evernoteプレミアムのトライアルを提供するため」だと思われます。

商品ページを見ると、次のような「3ヶ月間の無料体験」がオプションについていることが紹介されています。

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つまりこのECサイトでは、ただファングッズを販売するだけでなく「無料プランユーザーのプレミアム切り替え」を目指して運営されていると考えられます。

「商品を販売して終わり」ではなく、「その次の売上につなげる動線」を設計することでEC事業部だけでなく会社全体として売上を向上させることを目指しています。

主力事業×ECでシナジー効果を生み出そう

いかがでしたでしょうか。

ECサイトとしても使いやすく魅力的な内容でしたが、「自社の他サービスにつなげる動線・仕掛け」を用意することでよりECサイトの魅力を高めています。

デザイン・コーディングの参考にするだけでなく、「自社で『Evernoteプレミアム3ヶ月分』に変わるサービスを提供できないか?」といったマーケティング視点でもぜひ参考にしてみてください。

岡本

                   
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