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2015年のモバイルECのトレンド予測

2015年のモバイルECのトレンド予測

2015年のモバイルECはどうなる?

モバイルファーストマーケティングラボをお読みいただいている皆様、新年明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いします。

さて、かねてから予測されていたモバイルでのインターネットアクセスがPCを上回る2015年、ついにこの年が訪れました。

参考:2015年にはインターネット接続でモバイルがPCを上回る――IDC予測

2014年はモバイル大躍進の年、そして2015年はモバイルスタンダードな年となるでしょう。そこで今回は勝手に2015年のモバイルECトレンド界隈の予測をしてみたいと思います。

インターネットのモバイル接続が大多数に

スマートフォン

これはECを運営されている事業者の方であれば実感値としてお持ちだと思います。既に大手ECサイト(Amazonや楽天)ではモバイルでの利用者数はPCを上回っており、他のモールや独自店舗でもこの傾向は続き、アクセスの中心は確実にモバイルへと移行していきます。

参考:スマートフォン利用が3割増、PC利用は2ケタ減でモバイルシフトが鮮明に

現状PCからのアクセスが中心であっても、今年2015年はモバイルからのアクセスが中心になり、使いやすく見やすいモバイルサイトを用意しなくてはユーザーの離脱率を高めてしまう結果になるでしょう。

マルチデバイススクリーンでのアクセス多様化

マルチデバイス

またスマートフォンのスクリーンサイズだけでなく、タブレットやPCのスクリーン、そして今後はテレビや時計・メガネなどありとあらゆるものがインターネットに接続され、それぞれのデバイスからサービスにアクセスする可能性が高まります。

毎年、多様な形状の新しいデバイスが市場に登場し、これらは機能やインテリジェンスも強化されています。2013 年には約 5 億(5 億 2,600 万)のモバイル デバイスとモバイル接続が追加されました。
Cisco Visual Networking Index:全世界のモバイル データ トラフィックの予測、2013 ~ 2018 年アップデート

上はCisco Systemsが毎年レポートしている内容ですが、デバイスの数とそのデバイスから接続される数も年々増加の一途をたどります。それぞれのデバイスに合わせて別々にHTMLを作りサイトを対応していくのは現実的ではなく、マルチデバイスに対応したサイトをリキッドに制作する技術とノウハウが本格的に必要になってくるでしょう。

クレカ手数料0%サービスの台頭

SPIKE

SPIKEや日本ではまだ未導入ですがApple Payの登場で、クレジットカード決済手数料0%でカード決済の裾野を大きく広げることになりそうです。

ECだけでなく実店舗での導入もスマートフォンにカードリーダを挿してカードを通すだけなので非常にハードルが低く、支払い方法の大変革が起きるでしょう。サービス開始から僅か8ヶ月で利用者5万人突破という実績からもその勢いは見て取れます。

参考:手数料無料の決済サービス「SPIKE(スパイク)」が登録者5万件を突破

個と個をつなぐECへ

モバイル化が顕著になるといつでもどこでも個人がインターネットに接続し商品を買うだけでなく売る環境も整ってきます。CtoC(カスタマー to カスタマー)の消費者同士の売買の市場は大きくなってきており、「市場規模2兆円超え!スマホECアプリでマーケットを狙うスタートアップ」に挙げれられているだけでも、10のサービスがローンチされています。

他にもLINEが提供するLINEモールでも個人間の商取引が可能です。

モバイルアクセスが主流になること、さらに個人消費のマインドが「所有」から「シェア」へ変化していることも大きいかもしれません。

あらゆるものにOSが搭載

carplay

IoT(Internet of Things/モノのインターネット)がしきりに言われています。マルチデバイススクリーンでも触れましたが、家電や自動車などあらゆるものにOSが搭載され、それらがインターネットに接続し相互に通信を行いながら制御されるシステムの構築が進むでしょう。

今年の春にはパナソニックからFirefox OSを搭載した4Kテレビが発売される予定です。

新しいユーザーインターフェイスにより、ユーザーは生放送のテレビやアプリケーション、ウェブサイト、他デバイスのコンテンツなど、好きなコンテンツに簡単かつ速やかにアクセスできる。
パナソニック、Firefox OS採用の4Kテレビを発表、今春より発売へ

今後、例えばOSを搭載した冷蔵庫が、冷蔵庫内の牛乳が少なくなってきたらそれをユーザーへ通知し、そのままECサイトで購入という流れも将来一般的になるかもしれません。

あらゆるものがタッチスクリーンベースのOSを搭載し、インターネットに接続されることでEC市場全体の底上げに繋がることを期待しますし、そのような未来は確実に訪れるでしょう。

終わりに

今後はモバイルという枠に拘らず、将来的にデバイスという概念すらなくなってくるかもしれません。

この本で紹介されているのはテクノロジーが進化した2035年の未来予測です。ここでは自作されたフリーのOSがあらゆるモノに搭載され(例えばカヤックややかん、棺桶まで)、人々が思い思いの端末を作る時代になることが書かれています。

今まで想像もしていなかったモノにOSが搭載される日も近く、2015年はその足がかりになる年になるのは確実です。

それでは本年もどうぞよろしくお願いします。

上林

                   
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