こんにちは、サポート部の山本です。
ECサイトを運営していくにあたり、商品データを一括で更新したり、受注データをエクスポートして編集し別のソフトにインポートしたり、何かとCSVファイルを扱うことが使うことが多いと思います。
通常はExcelで編集されるケースが多いと思いますが、Excelで開くとき意図しない形式で表示されることがあります。
たとえば下図のようなCSVデータがあったとします。
テキストエディタで開くと下図のようなデータです。
これをExcelで開くと下図のようになります。
「001」のように頭に0があるものは「1」となってしまいますし(いわゆるゼロ落ち)、「2015-09-17 00:00:00」のようなデータも「2015/9/17 0:00:00」と改変されてしまいます。
このため、Excelで保存したCSVデータがうまくインポートできないトラブルがよく発生します。
このようなことを回避するためにCSVエディタを使うのですが、WindowsではフリーのCSVエディタがたくさんありますが(参考:無料で使える!ショップ運営に役立つCSV編集ツール)、Macでは少ないです。
そこでおすすめなのがLibre Officeです。無料でWindowsやMacなど、Linuxにも対応しています。
マイクロソフトのオフィスと同様にワープロソフト、表計算ソフトなどで構成されているのですが、その中のLibreOffice Calc(表計算ソフト)はCSVエディタとしても使えます。
LibreOffice Calcの使い方
まずはLibre Officeをインストールして開いてください。
Libre Office
https://ja.libreoffice.org/
下図のような設定ダイアログ画面が開きます。
改変されくない列を選択して「テキスト」を選択して【OK】ボタンを押すと
下図の通り!ゼロ落ちもせずに、問題なく表示され編集することができます。
終わりに
実は設定でExcelでも同じようなことができますが、CSVについていうと、Libre Officeの方が動作も軽くスムーズに開けられます。
またExcel同様、検索や一括置換などにも対応しているので、ぜひお試しください。