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昨今、オンプレ環境でサイト運営は少なくなりクラウドサーバーでのサイト運営が一般的になりつつあります。また、サーバー環境変化の流れに合わせて相性が良いと言われているECサイト運営もクラウドサーバー化が進んでいます。

特にECサイトではAmazonを運営しているAWS[Amazon Web Service]がECサイトに親和性が高い機能が充実しており運営には便利です。また、世界でも屈指の技術力で世界シェアNo.1にもなっており非常に人気の高いサービスになっています。

しかしながら実際のところどのような機能があるのか、Saas型プラットフォームでも利用できるのかなど概要やメリット、デメリット、クラウド環境で運営するためのおすすめECプラットフォームもご紹介します。

AWSの概要

AWS
https://aws.amazon.com/jp/

AWSは様々なwebインフラ機能を網羅したクラウドサーバーシステムです。現在100以上のサービスを展開しており、利用する用途によって様々な種類のサーバーが用意されているのはもちろんですが、多数の状況を予期し対応できるような機能を有しています。

例としていくつかのサービスを挙げてみると

amazon EC2

 Webサーバーの構築サービス。仮想サーバーを作成し、その上にサービスを構築していきます。

Auto Scaling

 サーバーの容量を自在に上下します。負荷が高い時は容量を大きく、低い時は容量を小さくすることによって効率の良いサーバー運営を実現しながらサーバー落ちなどを防ぎます。

Cloud Front

 世界中に設置されるエッジサーバーと呼ばれるサーバーでキャッシュを取得し一番距離が近いものからコンテンツを発信することで高速でのサイト表示を実現します。

こういった運営に役立つようなサービスを提供しています。他にも多くのサービスが存在し、選択し構築していくことで機能を実装していくことができます。

次に実際にAWSを利用したときのメリットを紹介します。

AWSのメリット

クラウドイメージ

  1. 物理サーバーの構築の作業がいらない
  2. サーバー容量が自由自在
  3. 使った分のみの課金で済むので効率の良い運営が可能
  4. 数々の認証を認可されている堅牢なセキュリティ
  5. 世界中に拠点を持つ高可用性と耐障害性
  6. アクセス増減への効率的な対応が可能

AWSでの構築を行うことで、オンプレ環境で行うようなサーバーの増強であったり様々な付帯業務がなくなり、コストも削減することができるので生産性の高い運営と、リソースを最大限に使うことができます。繁忙期などの急激なアクセスに対応できるオートスケーリングなどの機能や高いセキュリティ性能、利用しているだけでメリットがあるサービスもたくさんあります。

次にAWSのデメリットを紹介します。

AWSのデメリット

  1. 多機能すぎてどの機能を利用すべきかの判断が難しい
  2. 専用の担当者が必要

AWSは多機能であるがゆえに構築するためにどの機能をどのように利用すれば良いかの判断が難しく、必要な機能の取捨選択が必要です。また、専門知識を有していないと運用していくことが難しいので専門の担当者を各々で立てることが必要です。

AWSでのECサイトの構築方法

ECサイトの構築方法は様々ですが、AWSで運用していくことを考えると以下のような大きく二つの選択肢が有ります。

  1. スクラッチやパッケージを利用し独自でサーバーを運用する。
  2. クラウドサーバーで運用されているSaas型(ASP、クラウド)型プラットフォームを利用する。

現状ではSaas型のショッピングカートではAWSを含めクラウドサーバーでサーバー運用をしているシステムは少なく、システム会社のオンプレ環境での運用が多いです。そのような背景もあり、AWSで構築しようとするとスクラッチやパッケージでの制作を行われることがほとんどになっています。

しかし、実は先ほど上で挙げたようなデメリットはSaas型のプラットフォームで運営することによって解消することができます。というのもスクラッチやパッケージを使ってAWSを運用しようとすると自社で運用しなければなりませんが、Saasではシステム提供会社が運用することになるからです。

そのため、機能面はシステム提供会社で運用が可能で専用の担当者も各々で持つ必要はありません。Saas型プラットフォームはそういった意味でAWSでのサイト運用に適しています。

ではAWSを利用したSaas型ECプラットフォームとはどのようなものがあるのでしょうか。以下に三点ご紹介します。

AWSを利用したSaas型ECプラットフォーム3選

Bcart

Bcart
https://bcart.jp/

BcartはBtoB専用ASPカートになります。BtoBでのカートシステムとBtoCでのカートシステムは用途が違うこともあり専用の機能もありますのでBtoBで簡単にシステムを利用したい事業者様におすすめのカートになります。

ebisumart

ebisumart
https://www.ebisumart.com/

ebisumartはSaas型プラットフォームでありながらも、カスタマイズが可能なシステムになっています。中規模から大規模のサイトが対象のシステムになっており、売り上げアップのために現状のECサイトのカスタマイズを行う必要がある事業者様におすすめです。

aishipR

aishipR
http://www.aiship.jp/

aishipRは上記のebisumartと同様にカスタマイズ可能なSaas型ECプラットフォームです。更にレスポンシブ運用前提で開発を行っているので特別な知識の必要なく自動的にレスポンシブで運用できます。

カスタマイズ前提ではないので利用料金も他のカスタマイズ可能Saas型プラットフォームより安価でコストパフォーマンスもいいものとなっています。「カスタマイズしつつ安価で運用したい!」といった事業者様におすすめです。

AWSでECサイト運営の効率最大化を

ここまでAWSでECサイトを運用するメリットやデメリット、おすすめの構築方法などをご案内してきましたが、ECサイトという繁忙期や一過性のアクセス増加が考えられる業務上、クラウドサーバーはECサイト運営に非常にマッチするサーバー構築方法だと考えられます。

そして、Saas型プラットフォームに関しては高機能のサーバー機能を自社で担当者を立てずに利用し、保守していくことができます。また、上で挙げたようなAWSのデメリットをカバーしながら運営していくこともできます。

今後さらに加速すると言われているクラウドサーバー化はUXなどにも効果を発揮しますし、非常に効率が良いです。こういったサーバー構築も今後考えていく必要があるかもしれません。