■はじめに
前回のエントリーに引き続き、スマートフォンネットショップ構築において、ユーザ満足度の高いサイトを構築するためにどのようなことに留意すべきか、について考察したいと思います。
今回は、「画面遷移」という切り口で、スマートフォンサイトのユーザインターフェースについて、実際の事例を見ながら考えてみたいと思います。
■画面遷移を少なくしよう
スマートフォンの利用シーンを考えてみましょう。
自宅はもちろんのこと、外出先や移動中に使用する割合も高いのではないでしょうか。
現状のスマートフォンサイトのダウンロード速度は、これまでの携帯(ガラケー)同様、各キャリアの回線速度に制限されてしまいます。しかも、外出先や移動中は、電波状況が不安定になりページ遷移ができなくなるケースすらあります。
『スマートフォンECサイトでユーザ満足を高める3つのポイント』記事にもあるように、この「ページ読み込みに時間がかかる」ということが、スマートフォンユーザの不満点として高いという調査データが出ています。
また、スマートフォンユーザが最も不満に感じていることは「1ページの情報量が少ない(ページ遷移が多い)」ということです。
たしかに、読み込みに時間がかかり、読み込んだページ内の内容量が少なく、ページ遷移が多いサイトであれば、ユーザは大きなストレスを感じるでしょう。
このことから言えることは、必要以上にコンテンツページを分割して、画面遷移を多くしてしまうことは厳禁だということです。
多少縦に長いページレイアウトになってもかまわないので、1ページ内に関連したコンテンツは全て入れてしまうくらい、できるだけ一度の操作で多くの情報を読み込んだほうが、ユーザビリティが高いのです。
実際に、スマートフォンサイトを閲覧したことがある人はわかると思いますが、多少縦に長いページレイアウトになっても、ユーザはページを下へスクロールするストレスはほとんど感じていません。
以下のサイトの商品ページのように、できるだけ多くの情報を表示させましょう。
上図のように、1つのページを上から下までスクロールして閲覧すれば十分に購入に至れるだけの情報量を入れることが重要です。
例えば商品ページの画像についても商品画像がいくつかある場合、商品画像ごとにページ遷移をさせるより、1ページ内に全ての画像を表示させたほうが、ユーザはストレスなくサイトの閲覧ができます。
■長いページを見やすくするように工夫しよう
ただ、多くの情報を1ページ内に詰め込み過ぎて、あまりに縦に長いページになりすぎると、それはそれで見栄えがよくありません。
長いページを見やすくするために、Javascriptなどを用いて、以下のサイトのように同一ページ内で画面を遷移させることなく、折りたたみ式のパネル表示をさせることもできます。
■おわりに
今回は、外出時におけるスマートフォン利用を考慮したユーザーインターフェースについて考えてみました。
その他にも、それぞれのサイトに合わせたユーザビリティを考慮する必要がありますが、上記のことは最低限抑えておきましょう。
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