すでにリリースしている通り、レスポンシブECサイト構築ASP「aishipR」を発表していますが、今回はaishipRがどのように開発されたのかについてお話をさせていただきます。
aishipRの内容については、「レスポンシブ・ショッピングカートASP「aishipR」で、レスポンシブECサイトを実現する方法」で詳細がありますので、ぜひご参照ください。
aishipRでは下記の2点を特に主眼として開発を行いました。
- システム面においては保守性の高いものであること
- これまでの弊社の資産であるaishipで蓄積してきた要望等を活かすこと
それぞれ解説していきたいと思います。
保守性とは…
ソフトウェアや機器、システムなどが持つ特性の一つで、維持・管理のしやすさのこと。
システムや機器などの場合には、一定の水準の機能や性能を保つ上で、日常的にどのくらいの作業が必要になるかといった点や、一部が老朽化したり故障した際にいかに容易に交換・復旧などが行えるかといった点が中心となる。
IT用語辞典より
「保守性が高いこと」というのは、システムの維持・管理のしやすさはもちろんのこと拡張性が高いことも含んでいます。これは、お客様の要望にスピーディーにお応えするためです。これまでのaishipにおいてもより早く・正確にお客様のご要望にお応えすることに努めてはおりますが、それをさらに加速することができます。
もちろん、そこに安心や安全といったことが加味される…というよりは、まず第一に必要であることはいうまでもありません。弊社のようなシステムは24時間365日稼動しショップ様の商品をご購入できるため、どのようなときでもより安全でなければなりません。また、ご購入者様がより安心して商品を買っていただけるシステムにしなければなりません。このaishipRでも、それをさらに実現できるものとなっております。
2点目である「これまでのご要望等を活かすこと」というのは、要望等が蓄積されているデータベースから精査して活かされているということです。具体的に言うと、これまでのモバイルECのシステムとしてご利用いただき蓄積された数千件以上の多岐にわたるご要望やショップ運営にとってより効率的・効果的な項目を精査して、優先的に機能として加えております。特筆すべきものとしては、
- サイトを制作(構築)するうえで、ワンソースでマルチデバイスに対応できること
- モールなど複数店舗の運営をより効率よく行えること
この2点になります。
これらを実現できるようにaishipRはより便利なものとなっております。もちろんaishipの利点であるサイト制作を行ううえでの「自由度」は引継がれており、よりこだわったショップ構築が可能となっております。さらにデバイスに依存しないデザインができ、もちろんデバイスごとにデザインを変更することも可能です。
いかがでしたでしょうか。今回はaishipRの開発にあたりほんのさわりの部分を書かせていただきました。もっと具体的なお話しは次回以降にすることに致します。よりご興味をお持ちになられた方や実際に触ってみたいという方は、ぜひお気軽にこちらまでお問い合わせください。