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Googleエンハンストキャンペーン切替でレスポンシブ対応が必須!

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AdWordsエンハンストキャンペーンについて

Googleアドワーズの仕様が従来のキャンペーンから、エンハンストキャンペーンへ大きく変更されることが発表されて4ヶ月ほどが経過しました。2013年7月22日(予定)より、“従来のキャンペーン設定”は強制的にエンハンストキャンペーンへと切り替わることになります。

AdWordsエンハンストキャンペーンとは

エンハンスト キャンペーンとは、異なるデバイス用の入札単価や広告を同じキャンペーン内で管理できるように設計された、新しいタイプのキャンペーンです。広告の管理もタブレットとパソコンでひとまとめにしました。デバイスや地域ごとにキャンペーンを作成する必要がなくなるため、より少ないキャンペーン数で柔軟な運用が可能になります。

要は、今までデバイス別に分けていたAdWordsのキャンペーンをエンハンストキャンペーンに変更すれば、スマートフォンやタブレット・PCなど複数デバイスで広告を配信する場合でも、1つのキャンペーンで管理できるようになるものです。

エンハンストキャンペーン

Google側が発表しているポイントは以下の3つになります。

  1. マルチデバイス環境に対応: デバイス、ユーザーの所在地、時間帯に応じて入札単価を調節できます(携帯端末を使用しているユーザーや、店舗から一定範囲内のユーザーに広告を表示する際に、一定の割合で入札単価を引き上げるなど)。
  2. ユーザーの利用環境に応じて最適な情報を表示: ユーザーの利用環境やデバイスによって、表示する広告、サイトリンク、広告設定オプションを選択できます。
  3. より強力なコンバージョン レポート: 通話、ダウンロード、クロスデバイスでのコンバージョンといった新しい種類のコンバージョンを測定できます。

エンハンストキャンペーンを使いこなすポイント

エンハンストキャンペーンへ切り替わることにより、広告の運用の手間が大きく改善する運びになるわけですが、エンハンストキャンペーンを使いこなす為には、

「広告リンク先のURLが全デバイス統一されている=レスポンシブWEBサイトとしてサイトが構築されている」

このことが大前提になります。

■キャンペーン設定について

エンハンストキャンペーンへ切り替わることでPC用として設定した入札単価が基準になります。モバイル用に入札単価を設定したい場合は、PC用の入札単価を基に、入札単価調整比を設定することで配分を決定させることになります。

入札価格設定

つまり、モバイル向けのキーワード入札金額を直接設定することができなくなります。

■除外キーワードはデバイスごとで切り分けて設定できなくなります。

PCとモバイルで効率の良いキーワードが異なっていたとしても、除外キーワードの設定はキャンペーンレベルであるため、デバイス毎での設定はできなくなります。

■PCのみのキャンペーンは作成可能です。

PCのみのキャンペーンは可能

モバイルの入札を-100%に設定することで、モバイルへの広告配信は行われなくなります。ただし、タブレットはPCから切り離すことができない為、PC用として配信する広告はタブレット端末にも配信されます。

■広告グループ設定について

Googleアドワーズのリンクポリシーによると、同じ広告グループのドメインは1つのみという広告掲載規定が存在します。つまり、モバイルとPCでサイトのURL(ドメイン)が異なるサイトの場合、広告が承認されない事態に陥ります。

一見、制約が厳しくなるように見えますが、広告リンク先が全デバイスで統一されていれば、1キーワードに対して1キャンペーンで運用することができ、また配信する広告を切り分ける必要もなくなります。

■「場所」「時間」などの広告配信に関する様々な要素を一括で管理できるようになります。

端末、場所、時間の組み合わせごとにキャンペーンを作成しなくても、端末に応じて適切な広告が表示されるようになります。

  • 広告配信を強化したい地域に対し、入札単価を高く設定できるようになります。
  • 営業時間に絞って入札単価を高く設定することで広告を強化することができます。

■今後、クロスデバイストラッキングのローンチが予定されています。

様々なデバイスを個人が複数持つことが当然のようになっています。これまでの広告では計測しきれなかった、デバイスを超えたコンバージョン管理が近い将来可能になる見込みです。

デバイス別出荷台数予測
参照:タブレット出荷台数が大幅増 2012年は前年比191%――IDC調査

 

まとめ

Googleがレスポンシブサイトを推奨して1年が経とうとしていますが、PCサイトとスマートフォンサイトを別ドメインで運用しているサイトが多いのが現状です。

参照:Googleがレスポンシブウェブデザインを推奨する3つの理由

エンハンストキャンペーンに切り替わる今、広告の貼り直しを単に行うよりもサイトをレスポンシブに対応して、URLを全デバイス統一管理することで広告管理をしやすい状態に準備しておくと良いでしょう。

葉糸

photo credit: Thomas Hawk via photopin cc
                   
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