記事の内容やaishipシリーズに関するお問い合わせはこちらから

0120-173-163 お電話

[電話受付時間]平日9:30〜19:00

TOP

CATEGORY

SERVICE

今までの常識を覆す!?レスポンシブかつ超軽量なCSSフレームワーク

今までの常識を覆す!?レスポンシブかつ超軽量なCSSフレームワーク

responsive.gs

こんにちは、コーディング担当の岡本です。

レスポンシブWEBサイトを作成する際に便利なツールといえば、「Twitter Bootstrap」をはじめとする「CSSフレームワーク」が有名ですね。

特に「Twitter Bootstrap」や「Foundation」「Bourbon」などはナビゲーションやフォームなどのUIパーツまで用意されているので、モックアップ作成などに非常に重宝されています。

しかしいざ実際にECサイトをコーディングするとなると、この「UIパーツ」が厄介者になることもあります。

すでに作成されたパーツを組み合わせての構築が前提ですので、どうしても「オリジナルデザイン」に対応させる手間が生じます。

そして既定のスタイルを打ち消して再設定するため、CSSファイルが肥大化するということにつながることがフレームワークを利用するデメリットでもありました。

今回紹介するCSSフレームワークは違います。

非圧縮で100行以下の軽さに3種類のグリッドに対応したレスポンシブフレームワーク、これが今回紹介するResponsive Grid Systemです。

Responsive Grid Systemの3つの特徴

Responsive Grid Systemには3つの大きな特徴があります。

それは

  1. 100行以下の軽量サイズ
  2. モバイルファースト志向の設計
  3. 12~24のグリッドに対応

というものです。

ここからはその特徴について1つずつ紹介いたします。

特徴1:100行以下の軽量サイズ

Responsive Grid Systemをダウンロードすると、中には3つのファイルが入っています。

1つはIEに対応させるための「ie.css」、もう1つはブラウザCSSをリセットする「reset.css」、そしてレスポンシブグリッドを設定できる「responsive-gs-XXcol.css」の3ファイルです。

この3ファイルの総容量はなんとたったの「5KB」。

TwitterBootstrapの圧縮ファイルが合計100KB以上ですので、非常に軽量なフレームワークであるといえます。

特徴2:モバイルファーストな設計

このフレームワークのユニークなところは、「スマートフォン画面がデフォルト」という設計がされていることです。

グリッド幅が全て100%になるように設定されており、タブレット以上ではMediaQuery内に記述されたCSSでグリッド分けされるようになっています。

スマートフォンから設計することでMediaQueryによる上書きを減らし、ページの読み込みを少しでも早くすることが可能となります。

特徴3:3種類のグリッドに対応

Responsive Grid Systemの嬉しいところには、「グリッド幅が3種類から選べる」というものもあります。

2013年10月時点で12カラム・16カラム・24カラムの3種類が配布されており、コンテンツの幅に応じて自由に使い分けることができます。

また、このフレームワークには「グリッド設定」しか記述されていませんので、ナビゲーションやフォームなどのUIパーツのスタイルを自由に設定できるというメリットもあります。

Responsive Grid Systemのデメリット

IE8以前非対応

photo credit: CannedTuna via photopin cc

ここまでResponsive Grid Systemのメリットについて紹介しましたが、もちろんデメリットもあります。

それは「IE8以前に完全非対応」であることです。

PC画面のデザインをすべでMediaQueryで設定しているため、MediaQuery非対応ブラウザで閲覧すると「スマートフォン画面」が表示されることになります。

そのため利用する際は、「IE8以前のブラウザに対応させるか否か」を定義付けする必要があります。

Responsive Grid Systemの使い方

軽量・シンプルなフレームワークですので、使い方も非常に簡単です。

親要素にclass=”container”を設定、子要素にclass=”row”を設定すれば準備は完了。

孫要素にclass=”col span_X”を入れることで、タブレット/PC画面でグリッドX個分の要素が作成されます。

Responsive Grid Systemイメージ

<main class="container">
 <article class="row">
  <section class="col span_4">
  </section>
  <section class="col span_4">
  </section>
  <section class="col span_4">
  </section>
 </article>
</main>

こんな感じですね。

Clearfix用に「clr」というクラスも設定されていますが、「row」を使用していればあまり使い場面はないかと思います。

まとめ

「モバイルファースト」という言葉はWEB制作の中では広く知られるようになってきました。

しかしまだまだPCサイトを作った後、スマートフォン向けに対応させるようなデザイン・コーディング手法が主流です。

軽量かつ扱いやすいCSSフレームワークのResponsive Grid Systemを使うことで、「モバイルファースト」なWEBサイト制作の一歩目を踏み出してみてはいかがでしょうか?

                   
クラウドECのサイト構築はaishipR-カスタマイズ可能なASP実績No.1

累計2000社以上の導入の総合通販型カートシステムで、カスタマイズ性が高く、デザインの自由度はもちろん、各種システムとの連携や機能追加等も独自のカスタマイズができるため、こだわりのある本格的な通販を月額9,800円から実現できます。 またモバイルファースト設計や月2回の無償バージョンアップなどの特徴があり、使いやすさと最新性を追求した通販サイトを構築できます。 さらに信頼性の高いサーバーを採用しており大規模アクセスにも対応できるため、これからさらに通販での売上を伸ばされたい事業者様におすすめです。
         

レスポンシブWebデザインカテゴリの最新記事