レスポンシブ化で自然検索146%!
[株式会社リネアストリア様 aishipR事例導入インタビュー]
インタビュー詳細
リネアストリア社長 村瀬様:サイトを運営する労力を下げられるところですね。弊社では60%程度低下しました。今までパソコン用のサイトを作って、それらをスマートフォン用、ガラケー用と展開して作っていました。画像もデバイスに合わせてそれぞれ作る必要がありました。
CSSやJavaScriptもそれぞれのデバイスに合わせていたので、それぞれのデバイスに合わせて調整するところが手間でした。
それらをレスポンシブWebデザインで構築することで、管理するページや画像は1つなので、サイト構築の面でも、更新の面でも非常にメリットがあります。
画像を1つ作るだけでデバイスに合わせて最適表示してくれるのはレスポンシブWebデザインの大きな強みですね。もちろん画像だけでなく商品などのコンテンツやLP、カテゴリページの更新も非常に簡単に行うことができるようになりました。
タブレットの出荷台数がノートパソコンを上回るというニュースが最近発表されましたが、弊社でもタブレットからのアクセスが急増しており、近いうちにしなければいけないと思っていました。
しかしながらなかなか構築まで踏み込めなかったのですが、1つのページコンテンツを作れば勝手にタブレットにも対応したUIになるので助かりました。
会員登録やショッピングカートもレスポンシブWebデザインに対応しました。単に横幅を調整した見た目の変更だけでなく、ユーザビリティにも配慮しています。
例えばPCやタブレットには空メールは実装していませんが、スマホやガラケーでは空メール機能を利用して購入をしやすくするなど、デバイス毎にUIを追求されているところは非常に満足しています。
Googleが公式に推奨しているサイトのあり方が、レスポンシブECサイトです。 今まではカテゴリページや商品ページなど含めてメタタグ設定などしっかりと検索エンジンへの対応ができていませんでした。デバイス毎にURLもわかれていたので、リダイレクトでの限界も感じていました。
レスポンシブECサイトで1URL-1ソースとなったことで重複コンテンツやリダイレクトなどの問題も解消され、上位表示へ期待するところは大きいです。(自然検索流入は2013年8月検証結果146%向上、キーワードインデックス数は161%向上)
レビュー情報や顧客データなど、これまで運営していた財産はそのまま利用することができ、在庫管理、受注管理などの連動ソフトも問題なく使うことができました。不安だった運用面での変更も無く、充実したサポートのおかげでスムーズにレスポンシブECサイトへ移行しました。
今後たくさんのデバイスが登場し、そのデバイス毎にブラウザやOS、さらにはバージョンが異なる事を考えるとそれぞれに対応するのはまず不可能に近くなります。
弊社は自社だけでなく楽天やbiddersなどのモールにも出店しているため、より効率的に1ソースでサイト運営ができるようなレスポンシブWebデザインでのサイト運用はとても魅力的で、それだけでも導入する価値はあると思います。
今後はPCを中心としてサイトを運用していくという考え方ではなく、ユーザーがどんなデバイスでどのような経路でアクセスしてきても、常に最適化された表示をすることが大切です。
スマートフォンやタブレットなどのスマートデバイスにいち早く対応し、より効率的にレスポンシブECサイトを運用し、多くのユーザーの方にストレスなく、心地いい買い物をしていただければと思います。