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レンタル機能付きECサイトの構築方法とは

レンタル機能付きECサイトの構築方法とは

近年、モノの購買は鈍化しており様々なものはシェアリングされる時代に突入しています。「物品」のやりとりだけでなく、「宿泊」をシェアリングで提供するサービスのAirbnbであったり、最近では車のシェアリングサービスにTOYOTAが参入したことでも話題になりました。

かつてのシェアリングの代表格されるものと言えばレンタルビデオやDVDでしたが、今となっては様々な商材がレンタル、シェアリングの対象になっています。そして、その方法も多様化し現在ではECサイトでのレンタルも一般的になってきました。

今回はそのようなECサイトでレンタル機能を有した事例や、レンタル機能付きのECサイトの構築方法をご紹介したいと思います。

レンタルECサイトの構築方法

レンタルECサイトを構築するにはまずレンタル機能が付いたショッピングカートシステムが必要です。そしてシステムを導入したサイトを構築するには大きく二つの方法があります。

  1. オープンソースや0からレンタルのシステムをスクラッチで開発する
  2. レンタルシステムが付与されたショッピングカートASPを利用する

それぞれのメリット・デメリットを見ていきましょう。

スクラッチ開発とショッピングカートASPの比較

スクラッチ開発

メリット

  • 全ての要望を満たすレンタルシステムを開発できる。
  • 特殊な商材やレンタル方法でも対応が可能。

デメリット

  • 開発コストが高価。
  • メンテナンスコストが発生する。
  • システムが陳腐化する。

スクラッチ開発は1からのシステム開発を行うので、完全に要求に沿ったシステムを開発することができます。一方で開発コストはレンタルシステム部分のみで要望内容によって数百万~数千万円のコストが必要です。また、スクラッチ開発で制作したシステムは改修を自社で行う必要があるのでそのような費用も自社で用意し、対応しなければなりません。自社でエンジニアを抱えていない場合は、外部のシステム会社等に依頼をする必要もあります。

昨今、新たにECサイトを構築する場合はスクラッチで開発していく手法はあまり一般的ではなくなってきており、よほど資本のある企業か、どうしてもレンタルシステムでは対応しきれない要件が出てきた場合に選ばれるケースが多いです。

ショッピングカートASP

メリット

  • 汎用性のあるレンタル機能をシステム開発なしで導入できる。
  • 月額費用の範囲内でシステムが自動的にアップデートされる。

デメリット

  • 個別の要望全てに沿ったシステムを作ることは難しい。
  • カスタマイズに対応していないショッピングカートASPが多い。

ASPでレンタルECサイトを制作する場合、レンタル機能が付与されたショッピングカートを選択する必要があるのでシステム開発は必要ありません。また、日々のアップデートがあるのでシステムは常に最新の状態を保ちながらの運営をすることができます。

しかしながら、多くの事業者が利用するシステムになるので100%ニーズに当てはまるシステムが利用できるかというと難しい面はあるので事前に機能性の確認や、場合によってはカスタマイズができるかどうかの選定も必要になってきます。

実際の構築サービス

EC-CUBE

ec-cube
https://www.ec-cube.net/

国内最大のECサイト構築オープンソースパッケージです。基本機能としてレンタル機能は用意されていませんがオープンソースであるためスクラッチ開発によって機能を付与させることができます。開発ベンダーへの依頼や自社開発を行うとすると数百万から数千万ほどのカスタマイズ料金がかかりますが、各々のフローに完全に合致したシステムを開発することができます。資金に余裕があり、レンタル商材が特殊で独自の設定が必要な場合におすすめの構築方法です。

aishipR

aishipR
https://www.aiship.jp/

国内で唯一のレンタル機能を搭載するショッピングカートASPです。標準機能として用意されており、カスタマイズする必要がないので安価に簡単にレンタルECサイトを構築することが可能です。

また、ASPではありますがカスタマイズをすることができるので、独自の設定が必要な場合でも必須部分のみカスタマイズすることでうまく費用を抑えて要望をかなえることができるといった利点もあります。「まずレンタルECを始めたい!」という方から「大規模のレンタルシステムを構築したい!」という方まで幅広くオススメできるシステムになっています。

レンタルECサイトの構築事例

おもしろレンタカー(EC-CUBE)

omoshiro
https://www.omoren.com/

レンタカーの貸出のサイト。
メーカー等はもちろんのこと、エンジンの種類や左ハンドルといったユニークな検索方法もあり普通のレンタカーに飽きた方にはぴったりのサイトになっています。レンタカーという商材ということで日にちと時間が選択できるようになっており、店舗と車を選べばネット上で簡単に決済を行える仕様になっています。

kimono-pro(aishipR)

kimono-pro
https://kimono-pro.com/

着物のレンタルサイト。
価格帯やサイズだけではなく、立場や会場など事細かに分かれたカテゴリが用意されていたり、動画での着物紹介など商品が分かりやすく選びやすいサイトになっています。レンタル画面には多くのオプションを設けて顧客ごとのカスタマイズをすることが可能になっています。

LULUTI(aishipR)

https://luluti.jp/

パーティドレスのレンタルサイト。
様々なドレスがラインナップされており、ドレス単品のレンタルを始めアクセサリーなども含めた4点セットのような形態でのレンタルも実施しています。ドレスのタイプによってそれぞれの特徴やポイントが記載されており、利用シーンをイメージしながらレンタルをすることが可能です。

このように様々な商材でレンタルサイトは利用され、その裾野はどんどん広がっているように思えます。

まとめ

これまでは物販のみであったようなものもレンタルしシェアリングするような時代になってきています。今後はシェアリングについての取り組みは各社どんどん取り組んでいくことが予想されますし、ECサイトを利用してのレンタル需要も確実に高まっていきます。

レンタルECサイトの普及に伴い、システムの選択ができるようになり参入障壁も低くなって来ています。シェアリング文化が広がりつつあり、時代に先行できるこのタイミングでレンタルECサイトの構築を検討されてはいかがでしょうか。

またその際に重要なのはレンタル機能のシステム要件もさることながら、初期の開発コスト、システムの保守メンテナンス、市場のニーズに合わせてのアップデート等にいかに対応していくかです。スクラッチ開発、レンタル機能付きショッピングカートASPのメリット・デメリットをそれぞれ照らし合わせながら、ECサイトの構築をしてみてください。

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