ECサイトにて本人確認書類等のファイルを提出(アップロード)する方法

ECサイトにて本人確認書類等のファイルを提出(アップロード)する方法

一般的な物販ECであれば、特に気にする機能ではないかもしれませんが、注文や申込にあたり、本人確認や年齢認証の必要な商材を販売している場合、注文手続きのステップの中で確認書類をアップロードする機能が必要となってきます。例えばレンタルECにおいて、レンタル商品を貸し出す際に、実在する人物・住所なのか確認を取るにあたり、本人確認のための身分証明書等を提出等です。

株式会社ロックウェーブでは、レンタル・サブスク専用クラウド型ECサイト構築ASPのaishipRENTALを開発提供しており、ご利用中のお客様から本人確認書類等のファイルを提出(アップロード)する方法に関するお問い合わせを度々頂きます。本記事では、これにお答えする内容として、現時点で可能な方法を事例を交えてご紹介させて頂きます。

ECサイトにて本人確認書類等のファイルを提出(アップロード)する方法

1.formrunを使用して運用

formrun(フォームラン)とは、様々なフォームの作成から問い合わせ対応まで、多様な顧客対応ができそうなツールです。今回はファイルをアップロードする機能に限定してご紹介致します。

formrunの管理画面上からフォームを作成します。必要な項目は「ファイルアップロード」「メールアドレス」があれば十分です。
フォームを作成後に生成されたソースコードを確認し、aishipの管理画面内に設置、フォームを設置したURLを、formrun管理画面にてフォームの埋め込み先URLとして指定すれば完了です。

カメラレンタルのシェアカメ様の場合、新規会員登録画面に本人確認書類の提出としてファイルアップロード用のフォームを設置頂いております。

2.電話確認・メール対応

会員登録完了時や注文完了後に、電話やメールにて本人確認書類提出を求める内容を連絡し、提出をもって会員登録や注文を受付とする方法です。一見、アナログな方法かもしれませんが、顧客とコミュニケーションをとるという意味では有効です。

カメラレンタルのCam’Lens様の場合、お客様に電話やメールで使用用途やカメラの熟練度を確認するといった独自の与信確認もおこなっておられます。

3.Wordpressのプラグインを利用

Wordpressでは様々なプラグインが存在し、インストールするだけで自由に使えます。ファイルアップロードに関するプラグインも複数用意されており、代表的なものとしては「Contact form7」の使い勝手が良さそうです。
aishipシリーズではWordpressの併用運用している事例も多数ございますので、こちらの記事もあわせて参考にして頂けますと幸いです。

まとめ

今回、事例として取り上げさせて頂いたカメラレンタルの他にも、少し高価なレンタル商材を取り扱っている場合、注文者の与信はとっておきたいものです。ただし複雑な本人確認では、注文に至る前に離脱してしまう恐れもあり、ECサイト上でスピーディに与信審査ができる仕組みが必要になってきます。与信審査方法にしても、免許証を送ってもらう方法が固いとは思いますが、重要な本人確認書類の提出に抵抗を感じる人も中にはおられる可能性もあります。
今回の記事では、本人確認書類等のファイルをアップロードする方法をご紹介させて頂きましたが、これが本人確認を取る方法としての最適な方法とは限りません。
いくら本人確認をとったところでも、不正ユーザーによる未返却のリスクは完全に解消されません。そのような場合に備え、Gardiaのリスク保証サービスを使う手も有効かと思います。
ECを運営していく中で不正ユーザーをフィルタリングする術を身につけ、シームレスに注文を受け付ける方法を確立させていくことが、成功への鍵になるのかもしれません。

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