Googleが2013年10月1日、Web制作者向けのオーサリングソフト「Google Web Designer」を公開しました。現時点ではPC向けに提供されており、対応OSは、AppleのOS X、MicrosoftのWindows7〜となっています。
PC、タブレット、スマートフォンなどのマルチデバイスに対応できるコンテンツ作成、さらにHTML5およびCSS3を駆使してインタラクティブな広告素材を直感的に作成できる点が特徴です。
基本的にはウェブ広告を作成するオーサリングツールとなっていますが、HTMLやCSS、さらにJSなどのファイルを作ることも可能。
スマートフォンやタブレットなどのスマートデバイスからのインターネットアクセスが増加しており、HTML5に対応したデバイスを使うユーザーはFlash対応のそれを上回る見通しです。さらに今後2年で広告出稿に関しても、HTML5を使った広告がFlashの広告を上回るとのこと。
しかし最近まで、マルチデバイスに対応した広告コンテンツを簡単に制作できるツールがなく、今回のGoogle Web Desingerのリリースはそれら広告主のニーズに対応した形となります。
But until recently, advertisers didn’t have the tools they needed to easily develop content fit for today’s cross-screen experiences.
参考:Google Web Designer beta now available: Build beautiful HTML5 creative with ease.
直感的なインターフェイスで初心者でもHTML5を使ったインタラクティブなWeb広告を制作することが可能。さらにデザインモードと、コードモードを切り替えることでプレビューをしながらの編集も簡単に行えます。
スタイルパネルを編集すれば表示されているCSSを調整することもできます。
さらに3Dコンテンツやアニメーションの制作できるようになっており、制作の幅はかなり広がるように思います。
詳細のガイドムービーは以下よりご覧いただけます。
上林