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越境ECサイト構築にオススメな多言語化ツールとは

越境ECサイト構築にオススメな多言語化ツールとは

by 泉雄大

越境ECのニーズは年々高まっており、越境ECサイトの構築は右肩上がりで増えています。

実際に日本・アメリカ・中国の3か国間における市場規模は以下のように増加しており、特に中国の日本からの購入額は1兆2,978億円で前年比25.2%増と伸びていることが分かります。


出典:経済産業省「日本・米国・中国の3か国間における越境電子商取引の市場規模」(平成29年)

このような状況で、越境ECサイトを構築するための大前提が対象ユーザーの母国語への翻訳です。

今や越境ECサイトはアメリカだけでなく、中国などのアジアのマーケットも盛んになっており英語への対応だけでは各国のユーザーに対応しきることができません。そこで必要とされるのがWEBサイト多言語化ツールです。

今回は越境ECサイト構築に必須とも言える多言語化ツールの選択ポイント・特徴等をまとめて解説します。
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ECサイト運営者ができるセキュリティ対策2つのポイント

ECサイト運営者ができるセキュリティ対策2つのポイント

by 泉雄大

ECサイトは物の売買が発生するという特徴から、通常のサイトよりセキュリティ面で強固である必要があります。今日ではECサイトでの決済の大半はクレジットカードになったということもあり、その情報の扱いは日々細心の注意を払う必要性が高まっているためです。

このような状況下でもカード情報を含めた個人情報は依然、流出することがあります。一体なぜなのでしょうか。また、1ECサイトでできる対策はあるのでしょうか。

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ネットショップをカスタマイズすれば他社との差別化が可能

ネットショップをカスタマイズすれば他社との差別化が可能

by 泉雄大

ネットショップを運営する上で一番大切なのは、顧客が求める商品を提供することと顧客が利用しやすいネットショップを構築することです。

そのようなネットショップを実現するにはデザインはもちろんですが、機能のカスタマイズも必要になってきます。今回は機能のカスタマイズ性が高いECサイト構築プラットフォームを選ぶ必要性を、想定される事例を交えながら解説します。
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スマートフォンサイトって?今あらためて考えてみる

スマートフォンサイトって?今あらためて考えてみる

1.スマートフォンサイトってどんなサイト?
2.自己満足なスマートフォン対応になっていませんか?
3.スマートフォンサイトはモバイルサイト?

■スマートフォンサイトってどんなサイト?

スマートフォンの普及は思っていたよりも早いなと感じているひとが多いのではと思います。私もそうで、こんなに早く一般化するとは思っていませんでした。なのでサイト運営側はスマートフォン対応を急いでいるか、着手できていないままの状況なのではと思います。
サイト運営をしている方は、周りのサイト運営者がスマートフォン対応を始めたり、自分が閲覧するサイトもスマートフォンに対応しているものが増えてきたりと1年前とはかなり状況が変わってきていることを感じていると思います。

しかしながら、スマートフォンにただ対応するだけでいいのでしょうか?スマートフォンらしいデザイン。例えば縦に長いレイアウトでiPhoneを意識したようなデザインになっていて、、、。確かにスマートフォンらしいデザインですが、それで本当に閲覧者が満足するでしょうか?

■自己満足なスマートフォン対応になっていませんか?

私も普段からプライベートでスマートフォンを使って情報を検索したりしています。確かにいわゆる「スマートフォンサイトっぽい」サイトを見かけます。そのサイトの中には、角が丸かったり影が付いている確かに“っぽい”サイトではありますが、自分の欲しい情報が一目で伝わってこないサイトが少なからずあります。
スマートフォンは画面が小さいです。従来型携帯電話と比べたら若干大きいものの、手のひらに納まる小さい画面です。その小さい画面にたくさんの情報を詰め込んでも見にくくなりますが、逆に3G回線を意識しているのか、小画面を意識しているのか、極端にコンテンツが少ないサイトを見かけます。

特にサイトのトップページです。サイトのロゴと検索窓、ちょっとした特集コンテンツとスマートフォンらしいボタンが並び、コピーライトなどフッターがある。デザインはいかにも“っぽい”のですが、検索しないと欲しい情報を得られない、テキストもさらっとしていていまいち伝わってこない。正直物足りないのです。

■スマートフォンサイトはモバイルサイト?

スマートフォン“っぽく”することはそれほど重要でしょうか?重要なのは小さい画面でいかにして閲覧者に情報を伝えるかだと思います。それが実現できるのであれば“っぽい”必要はないと思います。

では、どういうサイトがスマートフォンに必要なのかというと、それは、画像がそれなりにふんだんに使われ、テキストの量も十分に使われ、タブ切り替え表示やスライド表示などのjavascriptなどを使った表現だと思います。これらは閲覧者に情報を伝える為には必要不可欠です。特にjavascriptの利用は小さい画面でたくさんの情報を効率良く見せるのに最適です。

とはいえ、PCと同じだけのコンテンツ量では見にくくなるだけでなく、3G回線の場合表示速度が遅くなり閲覧者にストレスを与えます。これらの問題を解決する答えは、実はすでに私たちが経験していることの中にあります。それが従来型携帯電話向けのサイトです。

従来型携帯電話向けのサイトは小さい画面、遅い通信回線でいかに閲覧者に情報を伝えるかを追求してきました。適度な画像量、テキスト量で閲覧者を満足させてきました。極論ですが、画面の小さいスマートフォンには従来型携帯電話向けのサイトを表示するのが実は閲覧者にとって優しいことなのです。

角を丸くする、影を付ける、といったようなことは情報を欲してアクセスしてくれた閲覧者にはそれほど重要ではありません。スマートフォンサイトは画面が小さい、だから従来型携帯電話向けサイトと同じと考え、モバイルサイトという大きな括りで考えてみてはどうでしょうか?

まずは伝えるべき情報を絞りつつも、それらの情報に対しては十分なコンテンツ量を用意する。そういった閲覧者視点に立ったモバイルサイトを作った上で、スマートフォンにはさらにjavascriptでタブ表示してみたり、CSSで角を丸くしてみたりしてはどうでしょうか。

スマートフォンECサイトの「いいね!」と「あともう少し!」の事例

スマートフォンECサイトの「いいね!」と「あともう少し!」の事例

これまでにもスマートフォンECサイトの取り上げて来てますが、あるECサイトを見ていて「これはいいぞ」と思うことと「あともう少しがんばれば、もっといいいスマートフォンのECサイトになるのに」と感じたサイトを取り上げて、具体的に挙げてみたいと思います。ぜひ、参考にしてください。

■参考サイト
フジテレビe!ショップ
http://eshop.fujitv.co.jp/s/

■「いいね!」な点
サイトトップを一見してもわかりますが、スマートフォンで特徴的なボタン表示やカテゴリ表示などを取り入れて、とても見やすいつくりです。このあたりは、スマートフォンサイトの基本です。

こちらは、モバイルでは必須の「空メール」から会員登録をさせてます。

■「あともう少し!」な点
これは非常に残念なことですが、空メール送信で会員登録させるのはいいのですが、既にカゴに商品を入れている場合、このサイトでは一旦カゴから商品が消えてしまてしまうということです。

さらに、ある商品ではいざ購入しようとするとスマートフォンのページからPCのページに切り替わってしまう点です。

■まとめ
上記を比較して、感じたことはないでしょうか?基本的にはスマートフォンも従来型のいわゆる“ケータイ”と同じような仕組みや考え方が必要だということです。例えばaishipのスマートフォンショッピングカートでも標準使用している 「空メール」を利用した会員登録(や購入)を利用しているのは、“生きた”メールアドレスを取得するにはスマートフォンサイトでは必須の条件 です。(ただし、カゴが空になるのは、いただけないです。)このようにモバイルならではのノウハウを生かし実際のスマートフォンというモバイル端末での購入者の気持ちや購入時のイメージをして、サイト構築をしてください。そうすれば、PCサイトをそのままスマートフォン化することが、購入者の利用シーンとかけ離れているかが分かるはずです。

便利なECサイトのPC⇒スマートフォン自動変換方法 『ワンソースマルチユース』の罠

便利なECサイトのPC⇒スマートフォン自動変換方法 『ワンソースマルチユース』の罠

▼スマートフォンECの取組であきらめなければいけないこと

『スマートフォンへの対応なんて本当に邪魔くさいなぁ!せっかくPCサイトやモバイルサイトで売れるようになってきたのに・・・こんな端末が普及するから・・・対応しなければいけないし、手間や費用もかかって不安・・・』

最近のaishipセミナーやECサイト運営者様との接触で感じることで、私も同感です。

スマートフォン対応にはあまりイニシャルコストを投じない方がよいことや皆さんが思っているほどスマホ対応は難しいことではなく、安価に実施できることなどは前回の記事『安価なECサイトのスマートフォン対応方法とポイント整理』で記載しました。しかしそれ以前に重要なことがあります。

これまで私たちは数多くのモバイル(スマートフォン)サイトの取組支援をしてきました。特にこれまでPCサイトでの売上が中心のECサイト様のスマートフォン検討の際に強く感じますが、スマートフォンEC取組の成功の鍵には『思想の問題』があることが分かっています。

スマートフォンECで成功するためには、取組に際してあきらめなければいけないことが幾つかあり、その重要な一つが『ワンソースマルチユース』という思想です。

▼  PC/モバイルECサイトのワンソースマルチユース

ECサイトでの『ワンソースマルチユース』とは「ワンソース」=一つの元データ(商品情報やページコンテンツ)を「マルチユース」=あらゆる端末向けに利用するという思想でこれまでのPCサイトが中心のECサイトで主流になっていました。

PC端末利用者をECの中心ととらえ、2番手の携帯(モバイル)端末は“おまけ”という発想で、PCサイト向けに作ったコンテンツ(商品データや文字など)をモバイルでも流用して利用する方法です。PCサイトの売上が中心で、モバイルでも「一応購入できるように」という考えのもと、リソースが裂けないECサイト運営者様にとっては非常に便利な方法でした。

しかし、この方法により構築されたモバイルサイトはいわばPCサイトの“おまけ”程度のもので、完全なスマホ対応ではなく訴求性が低いページや機能で、部分的にPCサイトが表示するサイトなどは売上を考える以前の問題です。実際にこの方法のモバイルサイトで本当に売れているサイトは皆無と言って過言ではありません。

なぜか?それは単純なことで、全てのコンテンツを『ワンソースマルチユース』するには限界があるということです。商品情報など正規化(データを一定のルールに従って変形し、利用しやすくしていること)されている情報を『ワンソースマルチユース』するのは非常に良いと思います。しかし接客ページ(特集ページやランディングページなど)のように自由にデザインされているページは正規化できないのが現状です。

▼『ワンソースマルチユース』の限界

接客・販売をミッションとする人は、少しでも与えられた範囲で最大限お客様に接客し、商品の訴求をしようとします。これは売り上げを上げようとする当然の行為です。

そこで接客範囲(ページサイズ)がPC向けの大きなブラウザサイズであればその範囲を最大限利用して訴求しようとします。同様にモバイルという小さな端末を利用した接客はその与えられた範囲で最大限利用して情報を精査して訴求します。

私の前職のセブン・イレブン-ジャパンではコンビニエンスストアという範囲で最大限の訴求を考え、店舗での販促・接客・POP・陳列を考えます。そこでセブンイレブン店舗で店舗サイズ等が異なるイトーヨーカドーの販促をそのまま取り入れても、売場面積の違いなど様々な要因で情報が混在し、お客様を困惑させ逆に訴求力が悪く売上につながりません。

コンビニエンスストアという売場面積・消費行動・スタッフを抑えた販促展開をしなければいけないのは当たり前のことです。高度成長期で消費が盛んな時代であれば、少々訴求性が悪くても、商品がよければ売れたかもしれません。しかし現代の物あふれの世の中で簡単に消費を喚起させるのは容易ではなく、どこかの販促流用で仮に一時的に売れたとしても消費を継続させるだけの訴求性力はないでしょう。

今ではコンビニも全国的に画一的な販促をしても消費者を喚起できなくなっています。個店特有の消費シーンや商圏を加味した販促・接客をしなければ、競合がひしめき合う流通市場ではなかなか勝てないのです。これは激化するEC市場でも同様に、販売形態にあった販促・接客が必要となり、与えられた範囲を最大限考慮し、目の肥えた日本の消費者の消費意欲をくすぐる必要があります。

PCサイトの『ワンソースマルチユース』はこの例えに近く、いわばPCサイトという売り場面積の大きなイトーヨーカドーの店舗販促・接客を、モバイルという売り場面積の小さなセブンイレブン店舗にそのまま流用して、モバイル(セブンイレブン)での販促・接客などの運営コストを削減しようという考えです。

これでは運営会社のコストは下がりますが、結果的にセブンイレブンというコンビニは衰退することになり本末転倒です。『ワンソースマルチユース』が実現できるのは商品情報などの正規化されたデータであることを再認識する必要があります。実際にセブンイレブン⇔イトーヨーカドーでも商品については一部共通化していますが、販促・接客までそのまま流用というのは無理があることは理解できると思います。

実は既存のPCサイトの情報をスマートフォンというモバイル端末向けにそのまま利用するという一見合理的でよさそうな方法は、結果的に上記のような理由で上手く行かないため、『スマートフォンユーザにも、しっかりとサービスを提供したい』と考えるECサイト運営者様は、これまでの『PCサイトを更新すればスマートフォンサイトも更新!』という合理性を追求しても、あれこれ実施するコストや手間だけかかって結果的には売れないということになります。あまりこの『ワンソースマルチユース』という方法を追求しない方が得策です。

PCサイトのコンテンツを自動的にスマートフォンサイトに変換してくれる際に、コンテンツページについて担当者の感性も加味してくれればよいのですが、技術的には非常に難しく、またそれなら結果的にモバイルサイトを構築するのと手間は結局変わらないため、「スマートフォンへの自動変換」という夢のような方法は、事業としても真剣にスマートフォンECサイト運営を考える事業者様はその合理性を追求することが得策なのか?本当に考える必要があり、手を出さない方がよいかもしれません。(本当に永続的に売上が上がる自動変換方法があるならaishipが既やっています・・・)

▼『完全なワンソースマルチユース』からの脱却

ではどうすればいいのか? 「PC・スマホ両サイトでしっかりとサービスを提供したい」と考える方は、PC⇔スマホで『完全に“ワンソースマルチユース”する』という思考を止める必要があります。そして『ワンソースマルチユース』するのは商品情報などの正規化された情報のみで、接客を行うページはPC⇔スマホ別々のソースで作る必要があります。要は手間ですが、スマートフォン向けに『モバイルサイト』を構築する必要があります。

あれこれ自動変換の方法を思案することや、そのよなツールを探して試すよりも、その労力をスマートフォンECのモバイルサイト構築にささげた方が得策かもしれません。どれだけ技術が進歩しても『人に商品を販売するのは人だ』ということは変わらないと思います。大前提としてスマートフォンECをするためには“モバイルサイト”が必要ということです。

(今回はモバイルサイトを「スマートフォン向けに作る」のか、「携帯向けに作る」のか、「スマートフォン・携帯兼用運用として作る」のかはモバイルサイト運営の方針の問題ですので、ここでは述べません)

その上で(前回記事にも記載)しましたが、これまでの自社の取組状況により以下のようにモバイルサイトの対応を実施する必要があります。

①    携帯向けに十分充実したモバイルサイトがある方

⇒携帯サイトをベースにスマートフォン対応する(安価に実現)

②    これまでモバイルサイトが無い方、もしくは“おまけ”でしか運営してこなかった方

⇒ベースとして充実したモバイルサイトが必要

また①の携帯向けに十分充実したモバイルサイトがある方の場合でも、携帯サイト⇒スマートフォンサイト自動変換を実施される方は現在運営している携帯サイトのプラットフォーム(CMSやショッピングカート)がしっかりしているかを再度検証する必要があります。今運用している携帯サイトのプラットフォームはEC専用ですか?スマホ機能が充実していますか?多くの外部サービスと連携していますか?多くのユーザが利用していますか?

“いけてる”プラットフォームなら携帯サイト⇒スマートフォンサイト変換だけのコストはせいぜい、イニシャルコスト5~10万円程度、ランニングは月額数百円で済むでしょう。少しでもプラットフォームが“いけてない”なら今後のモバイルEC世代で勝ち残るために、このスマートフォン対応のタイミングで、モバイルEC運用のプラットフォームを変更することをお勧めします。スマートフォンECに入ってからの変更はかなりの手間がかかります。

いずれにしてもEC事業者様にとってスマートフォンの対応は非常に邪魔くさい話です。しかしユーザの利用端末がPCからモバイルへ大きくパラダイムシフトしている現状、その流れを止めることはできません。先週お会いしたYahoo!ショッピングの方の話ですが、孫さんも「今後ネットの利用端末の中心がモバイルになる」として大きく社内的にリソース配分をスマートフォンECにシフトしているとのことです。

また最近共同の取組を強化しているビッダース(DeNA)さんが直近でリリースされた新システムもaishipと同じ思想で、モバイルサイトを構築してスマートフォンにも携帯にも対応させるという概念で、スマートフォンECにもかなりしっかりと取組できるようになっています。

aishipはスマートフォン(モバイル)EC向けと思われがちですが、実はPC向けのECサイト構築機能(CMS)も付いています。開発の思想はモバイルがECの中心となるモバイルEC第3世代向けに「モバイルサイトが中心でPCサイトも運営するECサイト向けのクラウドサービス」として、2006年に開発開始しました。

商品情報、受注情報などの正規化されたデータはもちろんワンソースマルチユースですが、PC⇔モバイルそれぞれのコンテンツ(ECサイト)はaiship内のPC向け・モバイル向けのそれぞれのCMSを使って構築するようになっています。

スマートフォンでのECサイトアクセスは日増しに急増しています。スマートフォンがモバイル端末である以上、スマートフォンECの時代において、独立したモバイルECサイトは必要不可欠となります。

スマートフォン対応で悩むことを止め、今すぐ『完全なワンソースマルチユース』の追求をあきらめて、ストレートにモバイルサイトの構築を検討することをお勧めします。(できればaishipを利用していただきたいですが)

(以下参考にaishipで構築されているスマートフォンECサイト様です。『完全なワンソースマルチユース』のスマートフォンECサイトと比較してみてください)

スマートフォンサイトは情報量のコントロールが重要

スマートフォンサイトは情報量のコントロールが重要

■はじめに

MM総研の「2015年までの携帯電話・スマートフォン市場の動向予測レポート」によると、2014年度末には、携帯電話の総契約に対するスマートフォンの契約比率が過半数を超えると予測されています。

あと、たったの3年余りでスマートフォン契約者が従来の携帯電話(フィーチャーフォン)の契約者数を超えるというのです。

こうなれば、スマートフォンの対応というのは各社必須になるでしょう。

現状では、スマートフォン対応しているサイトが少ないので、早期に対応しノウハウを蓄積することにより、他社との差別化が可能になるでしょう。

今回は、スマートフォンを積極的に活用している「ユナイテッドアローズ」を取り上げたいと思います。

■スマートフォンサイトは情報量のコントロールが重要

先日の記事「安価なECサイトのスマートフォン対応方法とポイント整理」にもあるように、いま、PCサイトユーザーが減少し、スマートフォンユーザーの増加の傾向があり、PCサイトからスマートフォンサイトへのシフトが進んでいます。

そのためスマートフォンサイトが必要な訳ですが、だからと言って、PCサイトのコンテンツをそのままスマートフォンサイトに持ってくればいいかというとそうではありません。

PCサイトをそのまま持ってくると、スマートフォンという小さな画面には、情報量が多すぎる場合があるのです。

スマートフォンサイトは、従来型のケータイサイトとは違い、PCサイトのようにリッチコンテンツを表示させることができますが、情報量が多すぎるとユーザビリティは悪くなります。
逆に従来のケータイサイトほどの情報量だと訴求力に欠けるサイトになるかもしれません。

スマートフォンサイトでは、この情報量のバランス、コントロールに重要になります。

■ユナイテッドアローズ( http://www.united-arrows.jp/sp/index.html )の事例

ユナイテッドアローズの公式サイトは、画像を比較的多く使用しつつも、スライド表示やリストメニューといったスマートフォンサイトの基本的なテクニックを使用することでシンプルで見やすいサイトを実現できていると思います。
そして、シンプルでありながら、情報量は適度に豊富で、訴求力も損なっていません。

情報量のコントロールが非常にできていてバランスがよいサイトだと思います。

■まとめ

情報量のコントロールと言っても、当然、ターゲットユーザーや、企業の業種、ECサイトであれば商品等によって違ってきますし、サイトの見せ方もそれぞれ変わってくるでしょう。

しかしながら、ユーザビリティのよいサイトをつくるということにおいては、どのサイトも共通の目標です。

ひとつの答えがあるわけではないですが、上記のようなサイトを参考にしながら、日々サイトの改善を重ねていきましょう。

「うちはまだ大丈夫」それが落とし穴!?スマートフォンに対応しなければいけない3つの理由

「うちはまだ大丈夫」それが落とし穴!?スマートフォンに対応しなければいけない3つの理由

スマートフォンが予想より速いスピードで普及しているのは皆様ご存じと思います。
これまでいわゆるガラケーを使っていたユーザーが
今夏の各キャリアからの新機種発表に伴い、一気に乗り換えています。
それに伴い、河野さんの記事にあったようにスマートフォン対応しているECサイトは急増しています。
ではこれまでガラケーでの通販を中心に行っていたEC店舗様は
どんな状況なのかをリサーチいたしました。
その中で話を伺ったA店(美容・健康系商材)では、
ここ数カ月の売上が1割~2割減という事態になっていました。
震災の影響もありますが、分析してみると売上減の原因は
「スマートフォン対応の有無」にもあるようです。
この店舗様は現状PCからのアクセスは無効になる設定をしており、
スマートフォンでアクセスすると無効になってしまい、
閲覧できない状態です。
早急にスマートフォン対応をすべきですが、リソースが追い付いておらず
手つかずの状態になったしまいました。
※現在その店舗様ではスマートフォン対応サイトを制作中です。
何故スマートフォン対応が遅れてしまったのか。
店長様に伺ったところ「うちのユーザーは若い女性中心なのでまだスマホに乗り換えないだろう」
との判断で対応しなかったとのことです。
「若い女性向けの商材でスマートフォン対応はまだ必要ない」
この認識は大きな間違いと言えます、
実は5月、いわゆるギャル向けのファッション誌で
「今日からスマホデビュー」といった特集が組まれていたのです。
また、震災の際にTwitterをはじめとしたSNSやSkypeなどのインターネット電話が連絡手段として
非常に重宝されたことをきっかけにF0層、F1層といった女性・若年層にもスマートフォンが拡がっています。電車などで女子高校生がスマートフォンを使用している光景もすでに珍しくなくなっています。
最新のデータが出ていないのですが、私の実感としては想像以上にスマートフォンが拡がっています。
また、各キャリアもガラケーのようにテンキーを配置したスマートフォンなど、
ガラケーユーザーが乗り換えをしやすい機種も登場しています。
また、F0層、F1層の会員を多く持つ某店舗(商材:カラコン)にてスマートフォン対応を行ったところ
購入者の12%が既にスマートフォン経由となっておりました。(PC2%、ガラケー86%)
また、ガラケー経由の購入者の客単価が平均5000円前後だったのが、
スマートフォン経由の購入者の客単価は平均5800円前後
大きく差が付いています。スマートフォン向けのリッチなコンテンツで回遊性を向上できれば
必然的に客単価は伸びます。
乱暴に結論付けしてしまうと「女性若年層向けの商材であっても、スマートフォン対応は必須」
であると言えます。
・スマートフォンユーザーの裾野はF0層・F1層まで急速に広がっている
・スマートフォンに対応しないと既存会員を逃す
・スマートフォンユーザーはサイト滞在時間が長く客単価が高い
固定概念にとらわれず、現状を知ることは重要です。
スマートフォン通販時代はすぐ目の前に来ているのです。
安価なECサイトのスマートフォン対応方法とポイント整理

安価なECサイトのスマートフォン対応方法とポイント整理

スマートフォン向けサイトでの効果も耳にする機会が多くなってきました。スマートフォンでのアクセス比率も平均的には6%程度のようですが、既に多いECサイトでは20%程度がスマートフォンユーザという話も耳にするようになっています。当初の想定よりも早く、もう既にスマートフォンユーザへのECサイト対応が無視できなくなってきています。

 

スマートフォンECサイト対応が急務になる中で、私たちが実施してきた事例や情報を取りまとめて

・     どのようなECサイト様がスマートフォン対応を急務と考えるべきか?

・     安価にスマートフォン対応する対応方法の整理と意識しなければいけないポイントは?

を整理したいと思います。

▼     スマートフォン対応を急務と考えるECサイトは?

『これまではPCサイトでの販売が中心のECサイト』です。携帯サイトも運営しているが売上7割以上がPCサイト経由というようなECサイト様です。

なぜならスマートフォンECサイトでユーザ満足を高める3つのポイントでも述べましたが、現状の主のスマートフォンユーザ(スマートフォンで商品を購入しているユーザ)はこれまでPCで商品を購入していたユーザだからです。簡単な構図は以下のようです。

『これまでPCでインターネットを利用していた方がスマートフォンを所有』

 ↓

『これらの方のPC利用が減少、スマートフォン利用が増加』

これまで自社ECサイトにPCで訪れていたユーザが、スマートフォンでの訪問に大きく変わろうとしているのです。ですからPCで今まで慣れ親しんだECサイトにスマートフォンを所有しても当然訪問するわけですが、その際にスマートフォン対応が出来ていないと購入に至れず、他のスマートフォン対応しているECサイトへ浮気されてしまうことになります。この傾向は今後更に顕著になるようです。

これまで『携帯サイトでの販売が中心のECサイト』は上記ECサイト様に比べるとそこまで急務とはいえないでしょう。現状ではスマートフォンアクセス比率もそこまで大きくないためですが、ただこれも時間の問題ですので、早い段階でスマートフォン対応の検討はすべきです。BtoB商材のECサイトについては、まだまだスマートフォンアクセス比率が上記に比べると少なく、しばらくはPC端末でのアクセスが主流といえるので、それほど急ぐ必要は無いようです。

そこで『これまではPCサイトでの販売が中心のECサイト』という方がスマートフォンECに取組むにあたり注意する点があります。『モバイルECのノウハウがあまり無い』ということです。

多くのECサイト様と接していて明確な傾向は、このようなECサイト様はほとんどのケースがこれまで『携帯ECサイトに力を入れていない』ということです。スマートフォンECのノウハウは携帯ECを前提にしたほうが成功している傾向が強く出ています。結果として携帯ECにしっかりと取組んできたECサイト様のスマートフォンECサイト様の方が顕著に構成やデザイン、集客、接客がよく、売上をしっかり上げられている傾向があります。

ですからスピードよくスマートフォンECのノウハウを吸収する一つの方法は『市場が確立され競合も多く多くを学べる携帯サイトにしっかりと取組むこと』も一つだと考えてください。

▼     安価にスマートフォン対応する対応方法の整理

『これまではPCサイトでの販売が中心のECサイト』の方はスマートフォンEC対応が急務になります。ただ、スマートフォンEC市場はPC・携帯の更にプラスαとして形成されるのではなく、主となる売上構成のシフトは、中期的にPCサイトの売上が減少する分、スマートフォンサイトでの売上が増加します。

スマートフォンECというのはEC事業者様からすれば、あまり嬉しいものではありません。スマートフォンECに大きな投資をしたからと言ってそれらの回収がしっかり出来るわけではなく、単に『ユーザ端末のパラダイムシフトに対することに対する対応』なのです。

要は、スマートフォンECへの対応コストでスマートフォンECへの対応で中期的に売上が大きく増加するわけではなく、単に対応しなければ売上減少してしますことに対してのコストですので、イニシャルコスト(スマートフォン対応にかかるコスト)は最小限にしておかなければいけないでしょう。

そこで安価な対応方法として外せないのが、『スマートフォン/携帯の兼用運用』という方法です。

これらは以前の記事でも紹介していますが、1つのモバイルEC向けサイトで携帯にもスマートフォンにも対応させるという方法ですので、携帯ECサイトが既にある場合はそれをベースに非常に安価(弊社では10万円程度)にスマートフォン対応を実施することが可能です。

それでは具体的な方法の整理を行います。

まず重要なのは『携帯サイトを今後も運営して行きますか?』ということです。

⇒[NO(携帯サイトは今後も必要ない)]という方

これらの方は、おそらくPCサイトでの販売が中心で、携帯サイトも無いため(あっても力を入れていない)対応方法としては『PCサイトをベースにスマートフォン向けモバイルサイトを構築』する必要があります。どこまでやるかにもよりますが、弊社では通常のECサイトであれば予算は10~20万円程度です。

⇒[YES(携帯サイトは今後も必要)]という方

これらの方は、これまでも携帯サイトを運用しているケースが多いと思われますので、対応方法はその携帯サイトをベースにスマートフォン表示を行うことで容易に『スマートフォン/携帯の兼用運用』が可能です。弊社の実施予算は10~20万円程度です。

▼     スマホサイト構築で意識しなければいけない最も重要なポイント

ポイントはいくつかあります。全てを話しだすと大変ですので(これらの詳細はaishipセミナー参加や弊社サポートへご連絡ください)、特に上記NOの方や、YESでもこれまで携帯サイトをしっかり運営していないEC事業者様が理解しなければいけない、重要なポイントを紹介します。それは『PCと同じコンテンツ量のモバイルサイトにすること』です。

これは以前記事でも紹介していますが、モバイル(スマートフォン)EC利用者がもっとも不満に感じているポイントが『1ページの情報量が少ない(ページ遷移が多い)』という点であるのに対して、モバイルECにあまり取組んでいないECサイト様の多くが、モバイルサイトを構築する際に『コンテンツを減らす』『ページを分離する』などのことを行ってしまいます。

これらは携帯世代でないEC事業者様に顕著なのですが、『なんとなく、あまり情報が多すぎるとモバイルでは読むのが大変そう』という感覚的な発想がそうさせているようです。これではせっかく構築したモバイルサイトでは売れません。どれだけ縦長のページになっても良いので、モバイルのページ読込のストレスが無い範囲で最大限コンテンツを入れるように心がけてください。

上記でYESの方で、十分に充実した携帯サイトが既にある方は、単純にスマートフォン表示の対応だけでよいのですが、NOの方や、YESでも携帯サイトが十分に充実していない(PCと同等のコンテンツではない)方は、『PCと同等にコンテンツが充実したモバイルサイト』を構築する必要があることを理解してください。

▼     ポイント整理

まとめとして再度ポイント整理します。急務だからこそ確実に整理して、安価に実施されることをおすすめします。

■スマートフォン対応を急務と考えるECサイト

『BtoC商材が中心でPCサイトでの販売が中心』

■安価にスマートフォン対応する対応方法 (以下の図参照)

スマートフォンネットショップ構築のポイント!~端末に応じて最適なECサイトへ誘導しよう~

スマートフォンネットショップ構築のポイント!~端末に応じて最適なECサイトへ誘導しよう~

■はじめに

これまでの記事で、スマートフォン向けECサイトを作成することの有用性について、他の記者が述べている通り、スマートフォンユーザーに対しては、PC向けサイトより、スマートフォン向けサイトを表示させた方が、転換率が高まります。(参考記事:スマートフォンECサイトでユーザ満足を高める3つのポイント
今回は、より転換率を高めるためのスマートフォンサイトとPCサイトの振り分けについて考えてみたいと思います。

■端末に合わせた最適なページに誘導を

当然のことながら、スマートフォンユーザーに対してはスマートフォン向けサイトを、PCユーザーに対してはPC向けサイトを表示させることにより、ユーザーはストレスなくWEB閲覧ができるため、転換率の向上が見込めます。

以前のエントリー(スマートフォンネットショップ構築のポイント! ~PCサイトからスマートフォン専用サイトへ表示切替リンクの設置~)でもあるように、TOPページだけでなく、全てのページ毎に最適なページを表示させることができれば、より転換率も向上するでしょう。

例えば、スマートフォンユーザーが商品を探して検索している場面を想像してみましょう。
商品名などで検索し、PCサイトの「商品ページ」が検索に引っかかったとしましょう。

そのページにアクセスした時に、以下の【1】~【3】で、どれが最も転換率が高いでしょうか。

【1】PC向けサイトが表示される
【2】スマートフォン向けサイトの「TOPページ」が表示される
【3】スマートフォン向けサイトの「商品ページ」が表示される

もちろん答えは【3】です。

■最適なページへ誘導している事例

以下のサイトをご確認ください。
(参考とさせていただくのは『ANAP』様( http://www.anapnet.com/ )です。)

このように、スマートフォンユーザーに対してはスマートフォン向けサイトを、PCユーザーに対してはPC向けサイトを表示させることによりユーザー満足度を高めることができます。

■まとめ

振り分け方については、PHPで振り分けたり、.htaccessで振り分けたり、JavaScriptで振り分けたりなど様々な方法がありますが、ここでは詳細については割愛させていただきます。

スマートフォン向けショッピングカートASP『aiship』では、このような特別な知識を必要とせずに、ユーザーがECサイトへアクセスする端末に応じて、最適なECサイト(パソコン用サイト/スマートフォン用サイト/携帯サイト)へ誘導する機能が標準で搭載されていますので、スピーディーに振り分けの設定が対応が可能です。

ページ毎に設定することは、若干の手間がかかりますが、ユーザーがストレスなく快適に商品を購入するために、ぜひとも備えておきたい機能です。