前回の記事、「SEO施策を成功させる2つのポイント Googleオフィシャル情報を意識する」でGoogleのオフィシャル情報は見ておきましょうとご紹介させて頂きましたが、最近このようなものを見かけました。
スマートフォン用のコンテンツをクロールするための新しい Googlebot ユーザーエージェント
ECサイトを運営されている読者の皆様はSEOについて非常に気になるところだと思いますが、上記の内容を一部抜粋します。
「ウェブマスターの皆様がより的確に管理できるようにするために、Google ではスマートフォン用の「Googlebot-Mobile」ユーザーエージェントの使用を 3~4 週間後に中止します。」
「スマートフォンクローラー用の新しい Googlebot では、Googlebot-Mobile ではなく Googlebot の robots.txt、robots メタタグ、HTTP ヘッダーの指定が適用されます。」
ただ、この記事の最後にもあるとおり「Google の分析では、このアップデートにより、ウェブマスターはコンテンツのクロールとインデックス登録をより管理しやすくなる一方で、URL に及ぼす影響は 0.001% 未満という結果になりました。」とのことでした。
それよりもこの記事の関連にある「携帯端末に最適化されたウェブサイトの構築方法に関する Google の推奨事項」という方を一読しておいた方が良いかと思います。
※ページ下部に日本語に切り替える設定があります。
こちらのページにもあるとおり
「Googleの推奨事項の概要」において
「Googleでは、ウェブマスターがレスポンシブウェブ デザインを使用する、つまりすべてのデバイスに同じHTMLを配信し、CSS メディアクエリのみを使って各デバイスでのレンダリングを決定する、という業界のベストプラクティスに従うことをおすすめしています。」
とあります。
SEOが売上に影響すると考えられているECサイトではこちらの方を再確認した方がよいかもしれません。
いかがでしたでしょうか。Googleの発表やアップデートに一喜一憂はしていられませんが、ECサイトを運営する皆様に取ってはSEOに関して敏感に反応せざるを得ません。
全てに目を光らせることは難しいかもしれませんが、このモバイルファーストマーケティングラボを見て頂いていれば何か変化があれば紹介をさせて頂く記事が目に入ってくることがあるかと思います。ぜひ参考にしてください。
昆