ランディングページ(LP)とは、ECサイトにおける商品購入や会員獲得等のコンバージョンを達成するために作成した専用のページを指します。SEOやWeb広告と連動させ、購買意欲を高める表現に工夫を凝らします。しかし商材にもよりますが、いきなり商品購入や会員獲得ではハードルが高い場合もあります。そのハードルを下げ、顧客と接点を持つ施策として、アンケートLPが認知拡大されつつあります。
アンケートLPとは、その何通りアンケート形式のランディングページのことで、広告と商品ページの緩衝材(クッション)となり、その後のコンバージョンを効果的に獲得する役割を持たせます。
本記事では、ASP/クラウド型のECサイト構築システムのaishpシリーズにて、アンケートLPを作成する方法をご紹介していきます。アンケートフォームのページ上部をLP化して、アンケート申込に繋がるようなコンテンツを用意し、フォーム一体型のランディングページとすることで効果的なコンバージョン獲得が期待できます。
アンケートLP(フォーム一体型ランディングページ)を作成する方法
コンテンツの作成
まずは上記の画面にてアンケートLPのレイアウトになるヘッダーやフッターを作成します。
アンケートLPを新しく用意する場合は「新規作成」より進み、[フォーム基本情報]にて、必須事項とアンケートLP利用後の自動送信メールに関する設定します。
レイアウトを選択後、LPの肝となるコンテンツ部分は「コメント」エリアにて作成します。
「コメント」エリアは、後ほど設定するアンケートフォーム項目よりも上部に表示されるため、コンバージョンに繋がるコンテンツを用意します。HTMLタグの入力に対応しており、CSSやJavaScriptを活用したコンテンツを作成したり、画像やyoutubeなどの動画コンテンツを設置することも可能です。
参考:ECサイトにYoutube等の動画コンテンツを設置する方法【レスポンシブデザイン対応】
アンケートフォーム項目の作成
引き続き、アンケートLP用として作成したフリーフォームの編集画面にて操作を続けます。
[フォーム項目]にてアンケート項目を作成します。アンケートの形式に応じて、以下の項目を用意します。
チェックボックス:複数の選択肢を回答してもらいたい場合に設置
テキストエリア:自由記述の回答を求めたい場合に設置
簡単なデモ画面を用意しましたので、こちらもあわせてご確認ください。
アンケートを簡素化し、入力の手間を軽減するために、顧客情報の入力は「メールアドレス」のみとしていますが、さらに顧客情報を取得したい場合は、氏名や住所、電話番号等の項目を設置することも可能です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。aishipシリーズにてご用意しておりますフリーフォーム機能は、思いのほか簡単に、アンケートLPとして作成可能ですので、是非ご活用ください。
デモサイトのURLはaishipシリーズの共用ドメインとなっておりますが、アンケートLPのURLをECサイトと同一の独自ドメインで運用したい場合は、全ページ独自ドメイン設定を行うことで実現可能です。全ページ独自ドメインの運用方法について詳しく確認したい場合は、以下の記事もあわせてご確認ください。