SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)の利用者は年々増加しており、ECサイトにおけるSNSの活用はますます重要になってきております。先日、ソーシャルログインについて取り上げ、SNSなどの外部サービスを使ってログインすることでECサイトにおける会員登録の手間を省略できる内容をこちらの記事にてご紹介させて頂きました。
今回は、ECサイトと相性の良いSNSとして、SNSのプラットホームから直接購入できるInstagramの「ショッピング機能(Shop Now)」についてご紹介していきます。
Instagramのショッピング機能(ShopNow)とは?
Instagramのフィード投稿(通常投稿)時、画像や本文の投稿とあわせて「商品情報をタグ付け」することで、投稿に表示された商品情報からECサイトの商品ページへ直接遷移することができる機能です。広告費用をかけずにInstagram利用ユーザーを、ECサイトへ簡単に誘導することができます。Instagramで見た商品を、わざわざ検索する必要がなく、投稿を見たユーザーが他のサイトへ離脱することなくシームレスに商品を購入できる機能です。
Instagramのショッピング機能(ShopNow)設定方法
設定はMeta Business Suiteにて行います。Meta Business Suiteとは、Facebook、Instagram、各種メッセージツールを1か所で管理できる無料ツールです。
かつてはFacebookページマネージャ、Facebook Business Suiteと呼ばれていたツールで設定しておりましたが、現在はMeta Business Suiteにて設定していきます。(2022年3月時点)
カタログを作成する
1.Meta Business Suiteへアクセスします。
サイドバーメニューの「データソース > カタログ」をクリックし、「新しいカタログを作成」します。
2.「新しいカタログを作成」に移動します。
任意のカタログ名を入力し、タイプは「商品」を選択の上「カタログを作成」をクリックします。
3.「ユーザーの追加とアクセス許可の設定」に移動します。
今回はカタログへのユーザー追加は不要です。「キャンセル」をクリックしてください。
4.カタログの作成が完了しました。「OK」をクリックします。
カタログにフィードを登録する
1.ビジネスマネージャの左上にあるビジネスツールメニューのアイコンをクリックします。
2.商品やサービスを販売 > コマースマネージャをクリックします。
3.作成したカタログ名をクリックします。
4.カタログ > データソースをクリックします。
アイテムの追加画面で「データフィード」を選択します。
5.一括アップロードオプションで、「スケジュール設定したフィードを利用」を選択します。
6.フィードを設定の画面にてURLを入力します。
aishipRシリーズの場合、上記画面のフィードURLの個所に
管理画面 > サイト管理 > 基本設定 の Facabook カタログ(Instagram ShopNow)のURLを入力します。
7.更新の日時を設定します。
8.デフォルト通貨を選択します
9.アップロードをして完了です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。設定の手順内でもご紹介しましたが、クラウド型ECサイト構築ASPのaishipシリーズではデータフィードURLをご用意しておりますので、Instagramのショッピング機能ShopNow機能との連携を簡単に設定することができます。Instagramから購入導線を設けておくことで、Instagramで集客した見込み客を、迷わせることなく購入に繋げることができます。InstagramのようなSNSでファンを集めることは、優良顧客を定着させることにも繋がりますので積極的に活用していきましょう。