今回の【勝手にサイトレビュー】ではアパレルショップのDIESEL様を参考にスマホサイト構築のポイントを考察してみます。
サイト名 | DIESELオンラインストア |
URL | http://m.store.diesel.co.jp |
QRコード |
トップページ
まず、TOPページでは男性物・女性物でサイトが分かれておりユーザーが少しでも早く目的の商品までたどり着ける工夫がされています。
また、上記の図でも示しているようにサイトのデザインの中でも一番目立つ色を使い、ページを遷移することなくお得な情報などがあるかどうかを発信しています。
私が考えるに、TOPページに【sale】や【~%OFF】のような表示をする事がブランディング上、合わないという点から必要最低限での表示でうまくアコーディオンを使われているサイトだと考えます。
図1の商品ページではスライド方式で商品表示をされておられます。
また、商品の詳細情報も少ないところが改善点と考えます。これまでのノウハウ集でも何度か取り上げてきていますが、ユーザーはより多くの商品情報を求めています。
商品画像はスライドよりも縦済み表示にしユーザー操作を極力抑えた形で商品購入まで誘導することがポイントになります。【参考事例ノウハウ:https://www.aiship.jp/knowhow/archives/1939】
デザイン性などを追及するあまりにユーザーの操作性を見失ってしまうスマートフォンサイト制作で陥りやすいところです。
次に図2のカートへの導線は【ショッピングバッグに入れる】を入れてからカート決済ページにいちいち遷移することなくポップアップでカートに入ったことを表示しています。
いくつもの商品を購入したりする際は少しでも通信速度によるユーザーストレスを軽減させるための手法として有効な手段といえます。
今回の勝手にサイトレビューではページをできるだけ遷移させないことにより少しでもCVRを上げる取り組みをあげました。
スマートフォンサイト制作ではこれまでつかえなかったJavaScriptなどを多用し【スマートフォンらしいサイト】を制作しがちですがユーザーをの操作性やサイトのファーストインプレッションを考えると、重要な情報やECサイト側が伝えたい情報を単純に縦長に表示することによりCVRが高まります。
スマートフォンサイト制作というところで何か変化をつけるのではなく、実際にサイト制作者がユーザーになって買いやすいサイト・買いたくなるようなサイトを作ることが大前提といえます。