皆さんこんにちは。セールス部の泉です。
暦の上では残暑ということですが、日々暑さが増していっているように感じるのは私だけでしょうか。お盆も明けたということで涼しくなっていくことを願うばかりです。
ECサイト運営者の皆様はお盆商戦でご多忙のことだったかと思いますが、来年は更に売り上げを上げるための準備を今からしていきましょう。今回は、中長期的に見て売り上げを上げるためには不可欠であるサイト分析を行うことができる無料分析ツールをご紹介します。
自社サイトを分析
google analytics
https://marketingplatform.google.com/about/analytics/
google analyticsはgoogleが提供しているアクセス解析ツールです。無料ながら高機能で様々なデータの計測を行うことができます。
簡単に説明するとどのような人が、どこから来て、どこを注目して、どのような行動(ECサイトでいうと購入)をしたのかということが分かるツールになっています。
こういったデータを分析することでサイトのどこで離脱しているのか、どこを改善すればコンバージョン(購入)につながるのかを考察することができます。
また、使われたデバイスの種類も分析することができるのでデバイスに合わせた対応をすることも可能ですね。ECサイトを運営していく中ではもちろんですが、サイト運営をする上では必須と言っても良いツールではないでしょうか。
google search console
https://www.google.com/webmasters/tools/home?hl=ja
google search consoleもgoogleが提供しているサイト解析ツールです。こちらも無料ながら非常に高機能で、巷では「サチコ」とか言われたりします。
先ほどのanalyticsとどう違うんだという話なのですが、analyticsは先ほど記載した通りサイトにアクセスしてきたユーザーの行動したかなど、サイトへのアクセス後のデータを取得することができるのに対してsearch consoleはサイトへアクセスする前のデータを取得できるといった違いがあります。
アクセス前のデータとは検索エンジンであるGoogleにどのように評価されているかといったデータになります。例えば、掲載順位やクリック数、表示回数など実際にサイトに来るまでの導線が自身でも把握でき、検索エンジンに対しての施策を打つことができます。
現在の一般的な活用方法としてはsearch consoleとanalyticsでアクセス前後のデータを把握し、改善点を抽出、改善していく流れです。上記二つのツールは連携することができるので連携し、併用しながらサイト運営していくのが良いかもしれません。
自社・他社サイトを分析
SimilarWeb
SimilarWebはSimilarWeb株式会社が提供しているサイト解析ツールです。
またサイト解析ツールか。と思われるかと思いますが、このツールはなんとサイトのURLさえ分かればいろんなサイトを分析することができるんです。
訪問者数やデバイスごとのシェア率、何経由で流入しているのか、どのような検索ワードで検索されているのかなど他サイトの分析ができるようになっています。
上に挙げたgoogleが提供しているツールのように正確なデータは出ないようですが、大まかに傾向は捉えることができるようなデータは見ることができます。同業他社のサイトを分析してどのような検索ワードで流入を獲得しているかを調べたり、他業種のサイトを分析して新しいアプローチ方法を試してみるのも面白いのではないでしょうか。
SEOチェキ!
SEOチェキ!はサイトURLを入れるだけで簡単に他サイトのSEOがどのように行われているかを分析することができる分析ツールです。
URLを検索ボックスに入れて検索するだけで様々なSEO情報を取得できます。
特に使えるであろう機能として同時に3つのキーワードでYahooとGoogleのインデックス順位を調べることができる機能があります。
また、順位計測のほかにも内部SEOの診断もすることができます。先に紹介しました上記のツールでまかなえる部分が多いですが、操作はこれらのツールより断然簡単です。分析というとなかなか大変そうな響きですのでどうしても敬遠しがちですが、サイト分析を行うスタートとして使用していただいても良いかと思います。
まとめ
ECサイトや他サイトを運営する場合でもそうですが、サイト運営する限りはコンバージョン率を上げることを目指さなければいけません。
検索エンジンに最適化させることやコンテンツをより良くしていくことで全てを満足させることは難しいので、分析ツールを使って改善点を洗い出し、適切な改善を行っていけると結果的にコンバージョン率は上がり、より高いユーザー満足度につながるのではないでしょうか。