見た目はスマートフォンに最適化されて気持よく買い物していても、いざ決済をしようとした時に、レジの中が最適化されていないケースを見かけます。
今回は実際に買い物をしてみて、【良い点】と【改善点】に分けて、どのような印象を持ったのかレポートしたいと思います。
サイト名 | 無地市場 |
URL | http://www.nex-llc2.com/ |
QRコード | ![]() |
【良い点】
商品一覧表示が2パターン選択できる
商品の説明が少し入っている1列表示と商品をより多く見れる3列表示が、購入者が選択して見れる。
商品の詳細を一覧で見たい方と、なるべく沢山の商品を一覧で見たい方のニーズを上手く捉えています。
商品検索がしやすい位置にある
ヘッダー部分の「商品検索」をタップすると、画面を遷移せずに「カテゴリー」「グループ」「フリーワード」での検索ができるようになっています。
しかもページが変わっても、このヘッダー部分は共通で設置してあるので、いつでも商品検索を行うことができユーザーを迷わせることがないように上手く工夫がなされています。
指定の並替表示もスムーズ
よく使われる表示方法ですが、比較的スムーズに動作しています。
逆にここがぎこちないと転換率を下げてしまうので、設計をされる際は注意しましょう。
【改善点】
一部PCページが存在する
「支払・送料」のページにPC表示がありました。
商品ページなどではないのですが、購入者はよく閲覧するページでもあるので、きちんとこのページにも気配りが欲しいところです。
EFO(エントリーフォーム最適化)がなされていない
数値入力するところを、初期値が「全角かな」になっている。
細かいところですが、ソフトウェアキーボードを初期の段階で入力するフォームに合わせて最適化することで、一々タップをしてキーボードの切り替えをする手間を省くことができるので、ストレスを軽減させることができます。
電話番号に「-(ハイフン)」入力を必須にしている。
こちらもOSによってはキーボードを切り替える必要があります。
なるべく少ないタップで入力ができるように心配りをすることがEFOの目指すところです。
レジの中のページでPCページが存在する
レジの部分は購入者が一番商品を購入したいと高まっているとき。
この部分でPCページや離脱するような原因があるのは非常にもったいないです。
いかがでしたでしょうか。
レジ内でPCページが表示されている例を紹介しましたが、これはほんの一例です。
このようにレジ内で、しかも決済選択や確認画面等、購入の最終段階で購入意欲を削ぐようなことは避けなければなりません。
一度商品を買ってはみたものの、「あのサイトちょっと使いにくかったなぁ」と思われてはリピートしてもらえなくなりません。
常に「離脱を防ぐ」「転換率を高める」ことを意識して、サイト構築を心がけてください。
①26 ②26 ③24