アパレル系のECサイトをチェックしていると、最近よく目にするのが「コーデ買い」や「マネキン買い」といった販売ページ。
販売されている商品をお店側がコーディネイトすることで、商品選びを迷っているお客さんへの提案もできますし、まとめ買いによる客単価アップにも繋げることができます。
実際に手にとって確認できないECショップだからこそ、「コーディネイト」という見せ方は必要性を感じますね。
サイト名 | 109 MEN’S NET SHOP |
URL | http://e-shop.109mens.jp/mens/ |
QRコード |
サイトにアクセスすると、サイトのメインとなるグローバルメニューに「コーデ」の文字が目に入ります。「新着」や「セール」と同等に「コーデ」のメニューに対する重要度の高さを感じ取れます。
「コーデ」をタップすると、モデルとともにコーディネイトされた写真がズラリと表示されます。
コーディネイトされた写真から、お気に入りのものをタップすると、使用されているアイテムの一覧が表示されます。アイテム一覧の中から、さらに選択すると、商品詳細ページへ遷移します。
アパレル商品のように、「多くの写真を表示させたい」「サイズとカラーのバリエーションが豊富」な場合、狭い表示領域の中でシンプルな見せ方を工夫されています。また、サイズとカラーごとに、「在庫状況」「カートに入れるボタン」「お気に入りボタン」が用意されており、選び間違いを少なくする工夫がされています。
シンプルにまとまっていながらも、必須事項を見落とさないよう、色見やフォントサイズで強弱をつけていて分かりやすい設計です。
決済方法の選択画面と、注文合計金額が同画面に表示されており、また、使用可能なポイントや獲得予定ポイントについても一目で確認することができます。
ちなみに、上記のような「コーデ買い」ページをaishipRにて簡単に作成することが可能です。
商品管理 > 商品カテゴリ設定 にて、「モデルA」などのカテゴリを新規作成します。
「商品カテゴリ説明文」の箇所に、コーディネイトされたモデル写真や説明文を入力します。HTMLでの編集が可能ですし、カテゴリごとに内容を変更することができます。
〔新規登録の場合〕
商品管理 > 登録商品 より、新規商品登録時にカテゴリの設定を行います。
〔登録済み商品の編集の場合〕
商品管理 > 登録商品編集 より、該当商品の【編集】ボタンを押下後、商品カテゴリの設定を行います。
〔CSVによる一括編集の場合〕
システム管理 > 各データのインポートより 商品カテゴリCSV形式でデータをインポートします。詳細はaishipRオンラインマニュアルにてご確認ください。
各コーディネイトごとに設定した内容を上記のように表示することが可能です。
商品一覧の見せ方やレイアウトの変更については、管理画面での設定およびCSSでの調整によってカスタマイズすることが可能です。
いかがでしたでしょうか。
今回は、アパレルのサイトにおける「コーデ買い」を取り上げてみました。
ECサイト初心者の方や、自分に合った服を探すのが手間な方にとってこのコーデ買いは非常に便利な買い方の提案となります。
また「コーディネイトする」という見せ方においては、ECショップ側からの提案を購入者に伝える機会にもなるため、インテリアや雑貨などのジャンルにおいても必要性を感じています。
葉糸