テレビ放送とネット行動の関連性
2013年8月3日に放送されたFNS27時間テレビ。「ほこ×たて ヌーブラVS美容外科医」にて、aishipご利用ユーザーのブラデリスニューヨーク オンラインストア様の商品が取り上げられました。
テレビで放送された商品に対し、消費者は興味をもつとインターネットで検索し「その商品の情報をさらに知る」行動に出ます。今回のテレビ放送後にデータ検証を行い、テレビ放送時間帯におけるサイトにアクセスしたデバイス調査を行いました。
スマートフォンアクセスがPCの5倍に
放送時間帯が23時~という時間帯もあり、テレビ視聴者のほとんどが自宅で番組を見ていたことが予想できます。もちろん「テレビと同時にPCでインターネット接続をしているユーザー数」がどれぐらいいるのか考慮しなければいけません。
テレビ放送時間帯においてはその場で「手元のスマートフォンでインターネット検索し、サイトにアクセスする」という行動に出たユーザーが、「PCでサイトにアクセスする」ユーザーの5倍を数えたことがデータから読み取れます。
またテレビ放送時にはスマートフォンサイトでアクセスしたユーザーが、翌日午前中に改めてPCサイトで確認する、という行動も読み取れデバイスをまたいでサイトにアクセスしている様子が伺えます。
参考:71%がスマホから!オンラインショッピングでの検索起点
スマートフォンでアクセスしても、PCでアクセスしても、同じURL、同じコンテンツであることが重要
上記のような調査結果を見ても、ユーザーはまず手元のスマートフォン端末で情報を探すという行動に出ます。その後より詳細な情報を確認したい場合は、PCサイトで再アクセスする、という行動に出ます。
このような行動はテレビ放送だけに限ったことではなく、街頭広告でふと見かけた商品や友人・知人から知った新しい情報を検索する時も同じような行動が考えられます。
スマートフォンサイトでサイトにアクセスしたユーザーが、さらにPCでもサイトにアクセスしようとする際、デバイスによってURLが異なっていては、サイトにアクセスすることができず離脱が発生してしまいます。またデバイスによってサイトの設計が大幅に違えば、サイト回遊時に戸惑いを与えてしまうことになります。
これらの問題を回避する為に、ユーザーがアクセスするデバイスが何であろうと、同じURLでサイトを構築・運用しておくこと、そしてデバイスによってサイトの設計を統一化させておくことが重要です。レスポンシブサイトとしてサイトを設計しておけば、これらの問題でユーザーがサイトに訪問できないといった機会損失がなくなります。
ブラデリスニューヨーク オンラインストア様は、この度のサイトリニューアルにおいてレスポンシブサイトに対応して頂きました。
スマートフォンでアクセスしても、PCでアクセスしても、タブレットでアクセスしても同じURLでアクセスでき、同じコンテンツがほぼ同じ位置にレイアウトされていることでユーザーを迷わせず、HTMLソース管理も一元化することに成功しています。
葉糸