百貨店の利用目的として約41.7%の人が、ギフト・贈答品の購入目的とされています。お歳暮などの贈答で利用されている方も多いのではないでしょうか。
ECサイトにおいても、ギフトを目的とした訪問客に対し、ストレスを与えなような工夫が施されていましたのでご紹介します。
サイト名 | 高島屋オンラインストア |
URL | http://www.takashimaya.co.jp/shopping/ |
QRコード |
一見2つのトップページがあるように見えますが、「ギフトに」をタップすると、高島屋のギフトに特化したページに切り替わります。実店舗同様、ギフトを探している訪問者に対し、誘導しやすくなっています。
商品画像+商品名、商品価格の基本的な商品情報に加え、アイコンと送料が表示されています。並び替えや絞込み、表示件数の項目をタップすると、メニューがスライドします。狭いファーストビューを有効活用でき、機能面でも複数選択することが可能で便利に感じました。
サイト内商品検索については、詳細検索とカタログ番号検索の2種類が用意されています。キーワード検索については、入力した文字を含まない検索も可能で、他のECサイトの検索機能にはない部分がありました。
利用するカードによって異なる付与ポイントが表示されています。ポイント付与率の違いを見せることによって、ゴールドカードへの促進にも繋がっているのかと感じます。
カートに入れた後のページでは、かんたん注文ボタンが表示されます。クレジットカード決済のみの対応ですが、一度クレジットカード情報を登録しておけば次回注文時に決済情報を入力する手間が省け、リピーターにユーザビリティの高い機能です。
メールアドレスを会員IDとする仕様については、aishipRでも設定が可能ですが、高島屋オンラインショップの場合はPC用のアドレスを会員IDとするか、モバイル用のアドレスを会員IDとするかを入力項目を分けて設置されています。
メールマガジン選択画面ではカテゴリ別にメールマガジンを選択することができ、様々なジャンルの商品を取り扱っている店舗ならではの機能です。またメルマガを講読する前に、事前にサンプルを確認することができ親切です。
会員登録を済ませると、ログイン画面が表示されます。ログイン画面では一風変わったセキュリティチェック機能が採用されています。
またかんたんお届けリストを使うことで、複数の配送先を登録することができます。複数人にギフトを配送する場合に備えた便利機能です。
いかがでしたでしょうか。かんたん注文機能や複数お届け先機能など、ギフト購入目的だけでなくリピートしやすいUI設計がサイトの各所で確認することができました。
次回のサイトレビューもお楽しみに!
葉糸