こんにちは。開発部の森川です。
前回、HTML,CSS等のマークアップ言語に詳しくなくても誰でもホームページが簡単に作れるCMS(コンテンツマネジメントシステム)の一つ、concrete5を開発環境の一つ、XAMPP(WebサーバーやFTPサーバーなどをパッケージ化したプロジェクト)で動かしてみる方法をご紹介しました。
参考:えっ、たったこれだけ?concrete5をXAMPPの仮想環境で動かしてみる
concrete5には「IPアドレスブラックリスト」機能があり、ログインの際に何度かユーザーIDやパスワードの入力を失敗すると、ログインしようとしたユーザーのIPアドレスをブロックする機能があります。
久しぶりにconcrete5を触ろうと思ったもののIDやパスワードを忘れてしまい、適当に入力していたらログインできなくなってしまった・・・という方のため、そして私自信の備忘録のため、対処方法を記載させていただきます。
解除までの作業の流れは
- データベースにアクセス
- アクセス制限対象を登録しているテーブルにアクセス
- アクセス制限対象の登録情報を削除
というものです。
今回は仮想開発環境xamppでconcrete5を立ち上げて、そこからログインしようとした場合を想定しています。
実働環境での場合も、データベースを操作してアクセスブロックを解除する、という流れは変わらないので、参考になるかと思います。
下記画像1.のようにxamppからphpMyAdminにアクセスします。
phpMyAdminにアクセス
次はデータベースにアクセスします。画像2.をご参照下さい。
concrete5のデータベースにアクセス
アクセス制限対象を登録しているテーブルに移動
データベースにアクセスできたら、アクセス制限対象を登録している「UserBannedIPs」テーブルに移動します。
アクセス制限対象の登録情報を削除
UserBannedIPsテーブルに移動後、対象のレコードを削除します。
以上でブラックリストが解除されます。
せっかくインストールしたけれどアクセスできなくなったから使わなくなった・・・というのではあまりにもったいないので、以上の手順をお試しいただければ、と思います。