ネットショッピングする時に「商品レビュー」が
私たちの購買行動に大きな影響を及ぼすという効果は周知の事実です。
これまで商品を購入した人の使用感や満足度などについてのレビュー読み、
それを信頼することで、ユーザーはある程度の確信をもって購入できるようになります。
ネットショッピングにおいては、実に97%のユーザーが購入する前にレビューを参考にし、
そのうち26%が全ての購入でレビューを参考にしていると言われています。
さらに89%のユーザーが購入を決定するのにレビューを不可欠な要素と考えています。(※1)
今回は、なぜECサイトにおいて商品レビューの掲載が必要なのか、商品レビューを表示することでどのような効果を得られるのかについて整理していきたいと思います。
商品レビュー掲載による効果・メリットとは?
商品レビューは集客に不可欠
ネットショッピングする時には63%のユーザーが商品レビューのあるサイトを探しています。
また、モバイルで購入するユーザーだとこの割合は70%にのぼります。
39%のユーザーは最初のレビューを読む前に購入をしないという結果も分かっています。(※1)
この結果から商品レビューを表示することで、集客において大きな効果を得ることができるといえます。
またユーザーはいくつかの類似する商品についてはAmazon、楽天、自社サイト等、複数のECサイト上のレビューを比較した上で購買を決定するというプロセスをたどります。
自社の製品を比較検討の土俵にのせるという意味でも商品レビューの掲載は必要不可欠といえるでしょう。
コンバージョン率の向上にも貢献する
商品レビューの数が増えるにつれてコンバージョン率が高くなると言われています。調査によれば、商品レビューがあることで、それがない場合と比べて1.9倍〜3.8倍までコンバージョン率は高まるとしています。
また商品レビューの効果は特に高価格帯の商品に対して大きな効果があるそうです。(※2)
※2 (Spiegel Research Center, How Online Reviews Influence Sales, 2017)
商品やサービスの改善に役立つ
商品やショップのサービスレベル(傷などがあった時の対応など)について、
ネガティブなレビューであったとしても、それにより問題点の把握ができ、改善につながるきっかけとなります。
ネガティブなレビューに対しては、場合によってはユーザーに連絡をとってヒアリングしたり、お詫びするなどの対応を適切に行うことでショップに対する信頼を高めることができます。
商品レビューに関してショップが取るべき戦略とは
レビューを獲得するためにインセンティブを付与する
より多くのレビューを獲得するため、レビュー投稿によりユーザーが得する仕組みが有効です。
商品レビューを投稿したユーザーに対して
・ポイントを付与する
・クーポンを配布する
といった方法は非常に効果的です。
高額商品や、より多くの検討が必要な商品を優先してレビューを獲得できるよう努める
高額な商品、安全に関わる商品ではオンラインでの購入自体がリスクを伴う行為となります。より多くの有用なレビューにより商品、ショップの信頼性を高めことができ、このような商品の購入へのハードルを下げることができます。
ネガティブなレビューも信頼性を高めるのに必要
最新の研究では85%のユーザーはネガティブなレビューを探していると言われています。(※1)
星が5つのレビューがあまり多い場合、関係者による自作自演やサクラレビュー業者の存在を疑われ、ユーザーが離れてしまう可能性があります。
実際、レビューでの星の数が4.0〜4.7のレビューの時に最もコンバージョン率が高まるというデータもあります。(※2)
レビューの信頼性、信ぴょう性を高めるためにも、ネガティブレビューを全て排除してしまうことは得策ではありません。
おわりに
弊社ECサイト構築クラウド型プラットフォーム「aishipR」では商品レビュー機能をオプション料金追加等の必要なく標準機能として提供しています。
・レビュー投稿を許可するかどうか商品ごとに設定可能
・商品レビューに対して任意のポイントを自動で付与可能
・レビュー投稿の内容を判断した上で承認したレビューのみ表示する設定可能
といったように細かな設定もご用意しています。
ご興味がございましたらお気軽にお問い合わせくださいませ。