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レスポンシブECサイト構築ASPの特徴と導入メリット

レスポンシブECサイト構築ASPの特徴と導入メリット

2013=responsive

スマートフォンEC市場が顕著な伸長を見せた2012年でした。スマートフォンでのEC利用も定着化しており、EC事業者様も何かしらのスマホ対応を進めた年でもあったと思います。

また昨年は各社タブレット端末のリリースも相次ぎ、益々EC利用端末のモバイル・マルチデバイス化の加速が予想されます。モバイル端末向けのECサイト提供では、デバイス毎にECサイトコンテンツを制作提供をしていく限界という、明確な課題が見えてきた年でもありました。

PC中心のEC市場からスマホへの対応を余儀なくされ、動的に生成する商品ページはよしとしても、静的に制作したページはスマホページの制作を合わせPC・スマホ2つサイト運営をしているのと同等の状況になっています。商品点数が多い上にPCにおいても商品ページを作り込んでいるECサイト様では、細部までのスマホページ構築に限界があり、リダイレクトの対応も複雑怪奇な状況です。

またPC・スマホのみならず携帯でもまだ売上を作っているECサイト様は3サイトの運営という状態で、そこに来てタブレット端末の普及により、デバイス毎のサイトを構築することに限界がきており、ECサイト自体の再構築を検討せざるを得ないことを感じます。

「レスポンシブ」がECサイトの命運を握る

それらの難題を解決する方法の1つがレスポンシブなECサイトです。今年2013年はレスポンシブなECサイトがどんどん登場してくる年でもあります。ユーザにとってはスマホ・タブレット・PC・携帯など、どのデバイスで見てもECサイト自身がデバイスに合わせて最適化を行い、同じURL-同じページ-同じコンテンツを閲覧できるので、現状多くのユーザが感じているようなデバイスをまたぐアクセスの際のストレスが解消することができます。

レスポンシブWebデザイン

ECサイト運営者側としては、レスポンシブECサイトへの移行するにはコストや手間がかかりますが、構築運営するサイトが「レスポンシブECサイト1つのみ」となることは、手間・コストが圧倒的に低減されることを考えると移行しない手はありません。

そこで今年から導入が進むことが予想されるレスポンシブECサイトにおいて、導入で重要なレスポンシブECサイト構築ASP(CMS・ショッピングカートなどECサイト運用のプラットフォーム)について、その特徴やメリットを整理しますので、導入する際の参考にしていただけましたら幸いです。

レスポンシブECサイト構築ASPの特徴

先ずレスポンシブECサイト構築ASPの特徴として上げられるのは、1つのサイトでPC、タブレット、スマートフォン、携帯等のあらゆるデバイスに対してワンソースマルチデバイス対応が実現できることです。

現状の運用のように、例えばキャンペーンページを構築する際に、PC向けページ、スマホ向けページ、携帯向けページと3つのページコンテンツをそれぞれ制作する必要がなく、1つのレスポンシブECサイトのページを構築するだけで全デバイスに対応できるという点です。圧倒的に手間を削減できます。

またワークフローも特徴の1つです。1つのコンテンツでマルチデバイス対応をさせるので、重点に置くユーザはモバイルユーザか?PCユーザか?という点も定義しておく必要があります。これらのワークフローを加味したCMSとなっている点もレスポンシブECサイト構築ASPの特徴として上げられます。

スマートフォンやタブレットでの売上伸長が著しいECサイト様や既にモバイルユーザが中心のECサイト様は「モバイルファースト思考」でワークフローを構築する必要があり、レスポンシブECサイト構築ASPもそのワークフローに合わせる必要があります。

レスポンシブECサイト構築ASPを導入するメリット

レスポンシブECサイト構築ASPを導入して得られる明確な経済的メリットはあらゆるデバイス向けにページやコンテンツが一元管理できるということです。

具体的にはこれまで3デバイスに合わせて制作しているページコンテンツが1デバイス向けで済むため、単純な計算では手間やコストは現状の1/3となります。サイト運用が圧倒的に楽になりランニングコストも低減できます。

単純な作業工数が低減されるだけでなく、レスポンシブECサイト構築ASPでは1ページ‐1ソース‐1URLであることが前提のため、デバイス間でのページのリダイレクト設定も必要なくなり、デバイス間でのページ対応管理、デバイス毎にページURLが異なることで生じる不具合(重複コンテンツ/ページの解消やGoogleの検索で思い通りのページがスマホでインデックスしてこない問題の解消)などにかかる管理や手間のコストも低減されることになります。

またあらゆるデバイスに対して、受注・顧客・商品・在庫などの情報も一元管理されるため、バックヤードでの管理コストも低減されることになります。

レスポンシブWebのユーザー視点でのメリット

さらにユーザ視点では、レスポンシブECサイト構築ASPを利用することで、ユーザビリティも格段に向上し売上拡大も図れます。ユーザがどのようなデバイスを利用しようとも、同じURL・同じページ・同じコンテンツを閲覧するというメリットはユーザを迷わすことはなく、離脱率の低減・CVRのアップ・ストアロイヤリティの向上が図れます。

EC利用者がブックマークやメールからタブレット⇔スマホ⇔PC、3デバイスで交互に同じページを閲覧することは少なくありません。またSNSでページをシェアした場合に、その先のユーザのデバイスの種類はスマホ・タブレット・携帯・PCなどまちまちです。

このような状況でも、あらゆるデバイスでECサイト内の同じURL・同じページ・同じコンテンツを閲覧し、ECサイトのページ自身がレスポンシブにユーザのデバイスに応じて最適に変化するレスポンシブECサイトのユーザビリティは非常に高いことが明確です。

GoogleもレスポンシブWebデザインを推奨

また、当該サイトでも何度も紹介していますが、レスポンシブECサイトはGoogleが最も推奨するスマートフォン最適化の方法であることもレスポンシブECサイト構築ASPを利用する大きなメリットとして上げられます。

Googleが運営するサイト「Google Developers」で以下を紹介

Sites that use responsive web design, i.e. sites that serve all devices on the same set of URLs, with each URL serving the same HTML to all devices and using just CSS to change how the page is rendered on the device. This is Google’s recommended configuration.

(意訳)同じURL、同じHTMLで構成し、CSSを使ってデバイスごとに最適な表示に切り替えることができるレスポンシブWebデザインを採用したウェブサイトをGoogleは推奨します。

ユーザも迷わない=Googlebotも迷わないということですので、レスポンシブECサイトはGoogleの検索エンジンに対してのSEOを考えても最適であることになります。

2013年はモバイル・マルチデバイス化への対応を進める年

2013年はレスポンシブECサイトが登場してくる年でもあります。そして益々モバイル・マルチデバイス化が進行する年でもあります。モバイル・マルチデバイス化対応に頭を悩ますEC事業者様も多くいらっしゃることと存じます。

そのためにもレスポンシブECサイト構築ASPの導入を検討いただき、モバイル化とマルチデバイス化へのECサイト対応を確実に進める年にしていただけましたら幸いです。

aiship 岩波

                   
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