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ECマーケターが今おさえるべき、モバイルEC市場動向のポイント!

ECマーケターが今おさえるべき、モバイルEC市場動向のポイント!

今後のモバイルEC市場の動きとトレンド

EC(電子商取引)市場は年を追うごとに拡大していき今後も引き継き成長が期待されています。またスマートフォン(モバイル)の普及とデータ回線の高速化に伴いそれらを利用してのECサイトの利用も急速に拡大しています。

今回は経済産業省が2015年5月に発表した電子商取引に関する市場調査を元にEC市場やモバイルにおけるその動向、世界のEC市場について見ていきましょう。

※資料は全て経済産業省 「電子商取引に関する市場調査(平成27年5月)」(PDF形式資料)より引用しています。

各社のデータから読み解くモバイルEC市場

市場規模の経年推移

下記資料では青い棒グラフが「EC市場規模」、赤い棒グラフが「EC化率」を示しています。過去5年間、国内のEC市場は右肩上がりで成長していることが分かります。

EC市場の伸び

国内 BtoC-EC の市場規模は 12 兆 7,970 億円となり、前年比 14.6%の上昇となった。過去からの経年推移で見れば、前年からの伸びは例年とそれほど大きく変わらない。業種別で見ると BtoC-EC も実店舗と類似した傾向も一部見られたが、通年での数字で見れば消費増税の影響は限定的であったと考えられる。

上記引用の通り、EC市場全体では消費増税に関わらず堅調に伸びており今後のますますの成長が期待できます。

ECにおけるモバイル経由売上の増大について

下記は各社発表のIR資料をもとに作成された資料となります。

スマホ経由の売上比率に関する例

スマートフォン経由の売上がヤフーでは2014年3月期第3四半期(2014.10~12)において35.4%、2015年第2四半期 連結業績ではさらに39.5%に拡大しています。
※ヤフー2015年度第2四半期 プレゼンテーション資料 (PDF形式)

楽天では、先日11月5日に発表された2015年12月期第三四半期(2015.7~9)の決算説明会ではモバイル比率51%となったことが発表されついに5割を超えたことがわかりました。
※楽天株式会社: 決算短信・説明会資料 2015年 | IR資料
(PDF形式スライド資料P34)

この資料をご覧になればECにおけるスマートフォン対応の重要性が今後もいかに大切かがお分かりいただけると思います。

スタートトゥデイにおけるデバイス別出荷率

2015年3月のデバイス別出荷比率がスマートフォンでは57.9%、PCが40.8%、モバイル(フィーチャーフォン)が1.8%となっています。2014年3月には既にスマートフォンとPCの出荷比率は逆転しており、その差はさらに拡がっていくように思われます。
スタートトゥデイにおけるデバイス別出荷率 

※スタートトゥデイ 平成27年3月期 通期決算説明会資料 P22

PC 向けサイトをそのままスマートフォンでも利用することは可能だが、PC とスマートフォンではウェブユーザビリティが同様ではないため、消費者にとって必ずしも PC 向けサイトがそのまま使い勝手が良いとは言えない。そこで近年、PC 向けのサイトよりも先に、あるいは同時にモバイル向け(スマートフォン向け)のサイトを構築する「モバイルファースト」という言葉も存在するほど、PC 向けサイトの“ついで”ではなくスマートフォンをより戦略的に重視した取り組みがなされるようになってきている。このような状況を背景に、スマートフォン経由での増加傾向は今後も継続するとみられている。

まさに弊社でも度々、声を大にしてお伝えしているキーワード「モバイルファースト」(スマートフォンにより重点をおいたサイト構築・コンテンツ作成の概念)が重要であることを示しています。

【参考】2016年にはスマートフォン稼働台数がPCを上回る、国内でモバイルファースト進展 他13記事【まとめ】

各国におけるEC市場

最後に下記で表す世界のECの拡大についてデータをご覧ください。グラフは上位10市場におけるEC市場規模を表しており各国とも対前年比 2 桁成長をしていることがわかります。
各国別EC市場

中国と北米のEC市場規模が群を抜いており、特に中国の35.5%増の成長は特筆すべきものがあります。

6市場(英国、米国、ドイツ、北欧諸国、オランダ、フランス)における越境 EC の市場規模推計は 2013 年 250 億 US ドルであるが、2020 年にはその約 5.2 倍に相当する 1300 億US ドルになると推計され、国内の電子商取引活動同様、越境電子商取引においても市場が拡大する傾向にある。

モバイルファーストに加えて、今後のEC市場での大きなテーマとしての越境EC
(国内から海外への輸出を伴う電子商取引)が非常に重要となることは間違いありません。

終わりに

いかがでしたでしょうか?国内では人口減少、若年層の購買力の低下等により経済規模の縮小が懸念されています。しかしEC市場についてはそのような心配はなさそうです。データをご覧になってお分かりいただけた通りECの未来は明るいと言えるでしょう!

弊社においても全力で業界を盛り上げる一助になればと存じます。

市川

                   
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