自社ECサイトやモール店舗、また送り状発行ソフト、会計ソフト等と受注データや商品データをやり取りする場合、 CSVでデータを利用することが多いですが、CSVファイルの形式が異なっている場合は、手動で変換し、項目を合わせる作業が発生します。
今回はこのCSVの変換作業を自動化出来るツールをご紹介します。
nextCSV3でCSVの変換を自動化
まずはnextCSV3をダウンロードしましょう。
またnextCSV3のドキュメントは以下にあり、CSVの変換だけでなく、編集などの使い方も網羅されています。
参考:nextCSV3 — nextCSV3 1.0.0 ドキュメント
nextCSVでできること
nextCSVでは、エクスポートしたCSVファイルで行った項目の並べ替えや結合などのCSV編集をファイルに覚えさせ、 そのファイルを実行することで同じ編集を自動で行うことができます。下記のようなイメージです。
①エクスポートしたCSVファイルをnextCSV上で編集
nextCSV上のマウス操作でCSVファイルの変数を行います。
②編集内容を保存
編集した内容は、.nxcファイルという形式で保存。
③保存したnextCSVファイルを利用して自動で変換
一度.nxcを保存しておけば、同じ編集を何度でも自動で行うことができます。
nextCSVでできる編集内容
さらにnextCSV3では変換だけでなく、CSVを使った様々な操作を行うことができます。
並べ替え
項目の並べ替えはドラッグ&ドロップで簡単に行えます。
結合
複数項目に分かれている住所などをを一つの項目に統合することも簡単に。エクスポートした受注データを別の基幹システムへ入れることも簡単に行なえます。
固定値の入力
さらに、例えばエクスポートしたCSVファイルにない項目でも、値が一定であれば固定値の列を新たに追加することも可能です。
置換
条件を設定し項目の内容を置換することも簡単な操作で実行できます。
また上記以外にも、メールアドレスの抽出など様々な編集が可能です。
ダブルクリックだけで自動変換~変換後のCSVファイル保存まで行うことも可能です。ECサイトの運営で、CSVファイルの変換作業を手動で行っている方は、作業を大幅に簡略化することができますね!
nextCSV3は30日間は無料でお試しできるので一度お試しください。