以前からGoogleよりアナウンスされていたWEBブラウザ「GoogleChrome」の最新バージョンである69が先日リリースされました。常時SSLへの対応で接続は安全が前提となります。
Googleはかねてより、WEBでの通信の暗号化を推進してきており、Chromeでの表示について非SSLなサイトへ接続する際は警告を表示するなどユーザーへ注意喚起をしてきました。
非SSLサイト、Google Chromeアップデートで警告が常時表示の仕様に
マテリアルデザインを採用したChrome69
バージョンアップしたChrome69では、これまでのデザインを一新し、よりすっきりとしたマテリアルデザインを採用しており、タブの切替や表示がわかりやすくなっています。
そしてこれまでSSL通信に対応したWEBサイトではアドレスバーに「保護された通信」と緑色で表示されてたのですが、、、
今回のアップデートからは保護された通信すら表示されず「鍵マーク」のみの表示となっています。また保護されていない通信はこれまで通り「保護されていない通信」とアドレスバーに表示されています。WEBサイトの接続では、SSL化(暗号化)された安全な接続がChromeでは前提となりました。
さらに2018年10月にリリースを予定しているChrome70より、HTTPではないサイトでは、赤い文字と赤い三角形のアイコンでより目立つように「保護されていない通信」の警告が出るようになります。
SSL化の表示が当たり前の世界になったとは言え、まだSSL化していないサイトも多く見かけます。世の中のサイトが少しでも安全な方向へ進めばいいのかなと思います。