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当ラボのコンテンツ・マーケティングについて

みなさんこんにちは、モバイルファーストマーケティングラボ編集長の上林です。

実は10月に社内異動になりまして、今までマーケティングやクライアントECサイトのディレクションを担当していたのですが、開発部へ行き、プログラマーに転身することになりました。

今必死にプログラム言語を習得中で、毎日知恵熱出しながら頑張っています。最近心に響いた言葉は、「プログラムは思ったとおりに動くのではなく、書いたとおりにしか動かない」です。

今までどおり編集長の職は兼任し、このブログでも引き続きみなさんの役に立つ記事は配信し続けていきたいと思いますので暖かく見守っていてください。

で、今回いい区切りなので、このモバイルファーストマーケティングラボが考える「コンテンツ・マーケティング」についての考え方を書いてみたいと思います。

コンテンツ・マーケティングとは?

そもそもコンテンツ・マーケティングって何でしょうか?インフォバーンさんのサイトには下記のようにありました。

コンテンツマーケティングとは、見込み客や顧客にとって価値のあるコンテンツを提供し続けることで、興味・関心を惹き、理解してもらい、結果として売上げにつなげるマーケティング戦略のことです。
ーコンテンツマーケティングに関する5つの回答 | INFOBAHNより

これ以上わかり易い言葉はないと思います(笑)「コンテンツ・イズ・キング(コンテンツは王様だ)」という言葉をご存知の方も多いと思いますが、いかに見込み客や顧客にとって役立つコンテンツを作り続けるかが、今後のマーケティング戦略では重要になってきます。

実はMicrosoftの創業者でもあるビル・ゲイツ氏は、1996年に既に「Content Is King」という言葉を使っています。

Content is King by Bill Gates

インターネットの登場で、誰もが低コストで自由に情報を発信できる世界では、マスメディア(テレビなど)の影響力は力を失い、本当に良いコンテンツ、役に立つコンテンツが求められています。

コンテンツマーケティングは、恋愛と同じである。

恋愛関係

モバイルファーストマーケティングラボではコンテンツマーケティングを「恋愛」と同じ考え方ができるのではないかな、と思っています。

先ほどのインフォバーンさんのコンテンツマーケティングの言葉で、
・見込み客、顧客→相手
・コンテンツ→自分
・結果、売上→恋愛関係
に置き換えて見ると分かりやすいです。

相手にとって価値のある自分を提供し続けることで、興味・関心を惹き、理解してもらい、結果として恋愛関係につなげる」ということになります。

いかに自分を磨いて魅力を高めても、相手にとって価値のないものであれば恋愛関係に発展しません。重要なのはこの「相手にとって」というところになります。一人よがりにならない価値のある人間にならなくてはいけません。

コンテンツマーケティングのステップ

コンテンツマーケティングも恋愛も、最終的にコンバージョンするまでのステップは同じです。

出会い

コンテンツマーケティングでの出会いは、「検索」「SNS」「ブログ」などが考えられます。相手が求めていないものをこちらから押し付けず、必要だと思われるものを考え、予測し、提供することで、自然と出会いは生まれます。従来のプッシュ型の出会い(営業)とは180度違った考え方です。

共感

そして出会った相手との関係性を高めるのに必要なものは「共感」です。

例えば役に立つ記事を「シェアしたい」といった感情や、「もっとブログに訪問して記事を読みたい」といった行動のモチベーションともなる感情です。この感情を生み出すのに必要な基礎となるのが「良質なコンテンツ」です。共感を得るためには相手にとって良質なコンテンツを提供し続けることが大切になってきます。

つながる

そして最終的に「問合せ」や「申込」といった行動へつながります。

なぜ今コンテンツマーケティングが注目されるのか?

コンテンツマーケティングの検索回数

コンテンツマーケティングという言葉は、検索で2年間で倍以上増えている程、今注目を集めています。それこそ「コンテンツマーケティング」で検索すれば山のように解説や成功事例が出ています。(ここでは割愛)

理由は大きく3つあります。

  • マス広告の衰退
  • コンテンツ重視のGoogle
  • SNSの台頭

それぞれ見て行きましょう。

マス広告の衰退

ネットメディアを中心とした視聴デバイスの多様化により、20代〜30代のテレビ視聴時間は年々減少を続けています。そして情報の取得方法もマス媒体からの受動的なものからネットを中心とした能動的なものへと変化をしており、多くのビジネスパーソンは自ら積極的に情報収集をしていることが考えられます。

若者のテレビ離れと昼下がりの高齢者 | 大和総研

コンテンツ重視のGoogle

低品質なサイトの掲載順位を下げ、同時に、良質なサイトの掲載順位をより適切に評価します。

Googleは公式ブログでこのように公表しています。そして良質なサイトとはどのようなものか、一部抜粋してご紹介します。

  • あなたはこの記事に書かれている情報を信頼するか?
  • サイト内に同一または類似のトピックについて、キーワードがわずかに異なるだけの類似の記事や完全に重複する記事が存在しないか?
  • このサイトで取り扱われているトピックは、ユーザーの興味に基いて選択されたものか?それとも検索エンジンのランキング上位表示を目的として選択されたものか?
  • この記事は独自のコンテンツや情報、レポート、研究、分析などを提供しているか?
  • コンテンツはきちんと品質管理されているか?
  • このサイトは、そのトピックに関して第一人者(オーソリティ)として認識されているか?
  • 記事はしっかりと編集されているか? それとも急いで雑に作成されたものではないか?
  • ブックマークしたり、友人と共有したり、友人にすすめたくなるようなページか?
  • 記事が短い、内容が薄い、または役立つ具体的な内容がない、といったものではないか?

良質なサイトを作るためのアドバイス | Googleウェブマスター向け公式ブログ

SNSの台頭

これはもう皆さんご存知のTwitterやFacebook、そしてLINE、Google+などのソーシャルメディアの発達で記事のシェアが簡単になりました。そして役に立つ記事は多くシェアをされ拡散されやすい土壌ができています。

もちろんシェアされやすい記事=良質なコンテンツです。

モバイルファーストマーケティングラボの変遷

モバイルファーストマーケティングラボの変遷

このモバイルファーストマーケティングラボは3年半前に誕生し、「モバイルECを運営する人々の役立つ記事を提供する」をコンセプトに開設されました。

2011年3月〜 ノウハウ集開設

2011年3月にモバイルファーストマーケティングラボの前身「スマートフォン&モバイルEC事例・ノウハウ集」を開設しました。当時まだブログを使った集客方法が確立されていない中、手探りで毎月社員一人につき1記事を執筆するペースで記事を作り続けました。

2012年9月〜 モバイルファーストマーケティングラボにリニューアル

2012年9月、ある程度コンテンツが溜まって来た段階で毎日1記事を更新するように編集部の体制を変更し、可能な限り記事を作り続けます。この頃から徐々にアクセスやUUも増えていきました。

リニューアルをしましたが、開設当初のコンセプト「モバイルECを運営する人々の役立つ記事を提供する」は変わらず、最新情報や事例などをより多く紹介し、メディアとしての価値を高めるよう意識をしました。

2013年4月〜 レスポンシブ化

そして2013年4月にレスポンシブWebデザインに対応し、スマホ・タブレット・PCの全デバイスでも見やすいレイアウトにリニューアルしました。

実はこのレスポンシブへリニューアルをした時点でUUが1.5倍に伸び、モバイルからのアクセスが大きく増えるなど、あらゆるデバイスへ対応することの効果を実感。

ちょいちょいバズってます

2013年6月に出した「Googleがスマホへの対応が不適切なサイトの順位引き下げを発表」の記事が大きくバズり、その際にアクセス/UU共に大きく伸ばしました。

その後アクセスは小康状態が続いたものの、ちょくちょく小規模なバズが発生しアクセスをベースアップしながら数字を集めています。

アクセスの推移

その結果、開設初月の月間UUが362あったものが、今年の4月で約30,000UUまで伸びました。

良質なコンテンツは残り続ける

ブログのメリットは情報がフローではなく、ストック(蓄積)されるところにあります。

アクセスを集める記事

実はこのモバイルファーストマーケティングラボでアクセスを集めているコンテンツに、2年前の記事がランクインしているところを見ると、良いコンテンツは時期に関係なくずっとユーザーを集め続けてくれます。

ただ情報が古くなる可能性もあるので、これらの記事を最新の情報へ常にアップデートしなければなりません。(ここらへんは当ラボの今後の課題でもあります)

まとめ

良質なコンテンツを作り続けるためには、ブログを読んでいただいている人が、「どのようなことを知りたがっているのか」を考え、

  • 誰に
  • 何を
  • どのように伝えるのか

を常に明確にしていかなければなりません。

そしてコンテンツマーケティングは恋愛と同じで、相手にとって必要とされ、価値のある自分を提供し続け、関係性を築いていくものだと思います。

正直なところ、すぐに効果が出ることはありません。大事なのは良質なコンテンツを作り続けることです。そしてコンテンツマーケティングは担当者レベルで取り組むことではなく、経営層がコンテンツマーケティングを理解し、コンテンツを作る側も(例えば記事を書く社内の人)「何故それをするのか」を理解する必要があります。

続けることは根気がいりますが、モバイルファーストマーケティングラボでは今後もモバイルマーケティングに取り組む全ての人にとって役の立つ記事を配信していきたいと思います。

上林