米調査会社大手IDCの最新調査によると、2013年4月〜6月期のAndroidを搭載したスマートフォンのシェアが79.3%に達し、2位AppleのiOSの13.2%を大きく引き離しました。
Android端末の出荷台数は1億8740万台にのぼり、前年同期比で73.5%と急増し、こちらもiOSの3120万台(同+20%)を大きく上回っています。
IDCによると、SamsungのGalaxyS4がAndroidの急増の大きな要因となっており、LG電子や中国ベンダーのHuawei、レノボ、ZTEも二桁増加の出荷量を記録しています。
これらのベンダーは低価格帯のスマートフォンニーズが強い発展途上国においては強い存在感を示しています。比較的手に入りやすい機種としてAndroidを搭載したスマートフォンは成功を収めているのではないでしょうか。
また注目の新製品が発売されない中でも、AppleのiOSの需要は依然強く、No.2の地位を明確にしていますが、今年秋にローンチされる新しいインターフェイスを搭載したiOS7がどのように市場に受け入れられるかも注目です。
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BlackBerryの市場シェアは、IDCが調査を始めて以来の最低のシェアを記録しており、2.9%まで落ちてしまいました。
IDCはBB10のプラットフォームを立ちあげて以来、着実な進展を見せているとしていますが、ユーザーにそれらを届けるにはまだまだ時間とリソースが必要なようです。