先日ZOZOTOWNを運営するスタートトゥデイがPARCOと協業をして、実店舗で商品を下見をし、ネット通販で購入できるスマホアプリ「WEAR」をリリースしました。
店で下見、ネットで購入 ショールーミング始動、揺れる小売業(日本経済新聞)
ショールーミングの流れが加速する中、店舗とネットとの連動をいかに進めていくかを考えなければいけません。
全国の商業施設に多くの店舗を出店する、レディースアパレルの大手、INGNI(イング)で買い物をしてみました。PC・スマートフォン・モバイルに対応していますが、今回はスマートフォンサイトをレビューしたいと思います。
サイト名 | INGNI |
URL | http://www.ingni-store.com/smart/ |
QRコード |
アパレルならではの写真の見せ方、キャプションや操作性を実現し、女性目線での買い物がしやすくなっています。
ログインした状態ではヘッダー部分にポイント残高、クーポン、その他スタンプ(5つ集めると10%OFF!などの特典付き)の保有状況が常に見えています。
ユーザーが今何ポイント持っているのか、クーポンはあるのか、などいつでも確認することができるので「買いたい」と思った時の後押しをすることができます。
コーデ買い(あらかじめコーディネートをしたものをそのまま購入できる仕組み)も用意されています。特徴はスタッフコーディネイトとなっていて、実店舗もあるINGNIならではの全国のショップスタッフによるコーディネートを見ることができます。後述する実店舗へのアクセスとも連携しているので、実際に足を運ぶ機会にもなるのではないでしょうか。
商品一覧ページでは商品ごとの新着や予約販売、再入荷、値下げ、雑誌掲載情報など細かにアイコンで色分け表示をしておりPRが非常に分かりやすいです。
トップページにあるコーディネートの欄にも商品のPRアイコンが出ていて訴求力があります。
商品一覧ページではアイコンに加えて商品のカラーバリエーションも表示されています。このようにアイコンで表示されていると、どのカラーがあるのかが視覚的に分かりやすくなっています。
いちいち商品詳細ページまで入ってカラーを確認するよりは手間が省けて便利です。
商品詳細ページにあるカラーバリエーションをタップして選択すると、カートに入れるボタン付近にあるカラーの選択も同時に選択されています。一々選びなおす手間も省けて利便性が高いですね。
現在地を利用して近くにある実店舗を検索することができます。全国に店舗がある強みですが、上記の店舗スタッフのコーデなどを見て、実際に足を運びたくなるユーザーも中にはおられるかもしれませんね。
モバイルの小さな画面でも、女性だったら嬉しいだろうな、というサイト作りを意識しているように感じました。(私は男ですが…)アパレルECならではの、コーディネートを見たり、カラーを選択する機能なんかはとても便利だと思います。
次回のサイトレビューもお楽しみに!