今回はカタログ通販大手のディノスのスマホサイトで買い物をしてみました。
サイト名 | ディノス |
URL | http://www.dinos.co.jp/ |
QRコード |
ヘッダー部分にカタログからの購入やテレビ紹介商品へのリンクを持ってくるあたり、オフラインからの動線(O2O)を意識しているように思います。
商品購入前に、お届け予定日を確認することができます。また同時に在庫の確認もできるのが便利ですね。買い手側としてはいつ商品が届くのか、購入前に分かっているだけで無駄な画面遷移がなく嬉しいと思います。
Google検索でも採用されている、キーワードサジェスチョン。PCでキーボードを使う場合よりもスマートフォンの小さな画面で文字を打つことは打ち間違いが起こりやすかったり、長い文章を打つのに面倒臭かったりします。
予め文字を打つことでその先のワードを予測して表示することは、ユーザのストレス軽減にもつながります。
リアルタイムで今買われた商品はコチラ!が表示されています。人気感(ひとけかん)を演出することができます。しかしあまり変化がないと(買われていないと)「人気がないのかな?」と思われてしまう諸刃の剣でもあります。
テレビショッピングで紹介された商品が一覧で特集が組まれています。
テレビを見ていて、「あ、これ欲しい!」と思った時に簡単に検索できるのは便利ですね。テレビ→オンライン購入のO2Oの一環です。
ディノスと言えば、カタログ通販。もちろんカタログに表示されている商品の番号を入力するだけで簡単に購入できるようになっています。
フォーム内に指定の文字以外を入力した際に、確認画面に遷移後にエラー通知するのではなく、入力した時点でエラー表示が行われます。
いちいち確認画面へ遷移をして間違いを指摘されるより、同じ画面内で修正が必要な箇所が分かるのでストレスを与えません。
モバイルの小さな画面では出来る限り画面の遷移を少なくし、ユーザーが必要と思われる情報を一気に出してしまうことが、ストレスを軽減させるポイントとなります。
またソフトウェアキーボードでは打ち間違いの可能性や、そもそも入力する際の手間なども、PCのキーボードに比べて高いためそれらを減らす工夫もしなければなりません。
以上、買いやすいスマホサイト構築の参考になればと思います。
上林