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商品ページの転換率（CVR）*1を上げる事はECサイト上で売上を伸ばすために必要な対策のひとつです。モール展開をする上でも自社サイトを運営する上でもオーナーの皆様の頭を悩ませている事だと思います。
スマートフォンは従来のモバイル端末と異なりPCのページを表示させる事が出来てしまうためにどうしてもスマートフォンでのページ最適化を怠りがちです。しかし、スマートフォンの画面はPCと比べて画面も小さい上にそもそも縦長です。これ以外にもスマートフォンの特徴をしっかりと捉えたスマートフォン用にページの最適化を行うことはとても重要な施策になります。
ビッダーズではスマートフォン用にページの最適化を行う事で商品ページの転換率（CVR）が10倍に向上しました。ビッダーズが転換率を向上させるためスマートフォン用に行った施策を紹介します。
１．ページ全体をコンパクトに作成
スマートフォンでPCサイトを開いた場合どこに何の情報があるのか一目で分かりにくくなってしまいます。これはスマートフォンの画面が縦長であることとPCに比べて画面が小さいので仕方がない事です。ですがECサイトの商品ページではユーザーが求める情報（商品画像・価格情報）がアクセスしやすい形で掲載されている事が重要な条件になります。
そこでビッダーズでは1スクロールでページの全体を把握する事が出来るように商品ページを構成しています。さらに、ユーザーの購入時に最も重要な商品画像と価格情報と購入ボタンが1画面に収まるページ構成になっています。
そのためユーザーは余計なストレスを感じる事なく購買できます。ビッダーズではユーザーが必要な情報へすぐにアクセス出来る様にページ全体の最適化を行いました。ユーザーが求める情報をアクセスしやすい場所に設置する事でユーザーの操作性を確保しています。
２．商品写真を見やすく表示
PCサイトのページをそのまま表示した場合ユーザーは自分の見たい画像をいちいちピンチなどで拡大縮小をして見なくてはなりません。また、画像をクリックした度に違うページに遷移する事でユーザーの離脱率は大きくなります。
だからこそ同一ページ内で全ての画像情報を表示させることでユーザーの快適なページ閲覧をサポートする必要があります。ビッダーズではスマートフォンに最適化する事ですべての写真を表示出来るようになります。
こうする事でユーザーは自分の見たい画像をタッチやフリックを使って自由にサクサク見る事が出来ます。ユーザーのページの見やすさに配慮する事でユーザーのイライラを出来るだけ少なくしページの滞在時間は上がり購入に繋がりやすくなります。
また、スマートフォンの画面で最大限商品の魅力を伝えるためにも10枚の画像を載せる事ができますが、10枚載せてもページが重くならずに閲覧出来るのはビッダーズならではです。
３．商品説明は必要なものを見やすく
スマートフォン画面で小さな文字を沢山読むのは苦痛です。商品画像の時と同じ様にユーザーはいちいちピンチやダブルタップをして読みたい箇所を選択しなくてはなりません。
ですが、ユーザーの立場に立って考えるとスマートフォンはモバイル端末なので、自分が欲しいと思っている情報が分かりやすく表示される事が大事です。ビッダーズではユーザーにとって必要な情報を明確に伝えるためにシンプルな構成、見やすいフォントサイズで自動的に表示されます。
４．ユーザーが購入する上で気にするレビューを見やすく表示
ユーザーからすると商品のレビュー数やその内容は購買に大きく影響を及ぼすものです。ユーザーはネットで商品を買う際にレビューの数や内容を気にするものです。そこで、ビッダーズでは商品ページにレビューの総件数と総合評価（☆5つで表現）を分かりやすく掲載していて、さらに商品詳細情報のすぐ下にレビューを複数表示させているのでユーザーはページ遷移する事なく欲しい情報を手に入れられます。
また多くのレビューを読みたいユーザー向けにすぐ下に分かりやすい誘導ボタンを用意しているのでより多くのレビューを求めるユーザーの離脱を防ぐことができます。
５．ページ上の各ボタンのユーザビリティ*2（使いやすさ・操作性）の向上
スマートフォンの画面はPCに比べ小さい上に指で操作することを考えると、ひとつひとつのボタンの作りで転換率(CVR)は変わってきます。小さすぎるボタンばかりで押し間違えが多発するだけでもユーザーはそのページから離脱してしまいます。
例えばビッダーズの場合、買い物かごに入れるボタンの場合は視認性と操作性を向上させる事でユーザーが買いたいと思った瞬間の気持ちの昂りを逃さない様にしています。白地の背景に青色のボタンは一目でそれと分かります。また、人差し指でも親指でも押しやすい様に中央から右寄りに幅広くボタンを設置しました。
以上がビッダーズの行った転換率(CVR)を10倍にするためのスマートフォンページの最適化です。
尚、弊社では最新のスマートフォン市場や数々の事例をもとにしたノウハウを公開しているセミナーを無料で公開中です。
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*1;転換率（CVR）
商品購入者数/商品ページのUU
*2;ユーザビリティ
簡単な操作でアクセスできることやストレスの少ないページ作りをすることで転換率（CVR）が向上する。
【株式会社ディー・エヌ・エー ｂｉｄｄｅｒｓ 中井雄一郎】
