みなさんスマートフォンサイトをデザインするうえで何を心がけておられるでしょうか。特にECサイトで注意すべき点は「買いやすい(便利な)」ことや購入者に「買いたい」と思わせることではないでしょうか?
私も色々なスマートフォンサイト、とりわけECサイトに携わっていますが、よくショップ様が陥りやすいのは「他のショップと違いを出したい」「デザインにこだわる」あまり本来の目的がおろそかになることをよく見かけます。
「他のショップより画像にはこだわっている」ことで非常に容量の重い画像を多用し、結果サイトがものすごく重くなり非常にフラストレーションがたまるものになるケースもよく見受けられます。
上記は避けていただきたい例でしたが、次は筆者もいちエンドユーザーとして、「買いやすい(便利な)」「買いたい」と思わせるスマートフォンサイトのデザイン例を挙げさせていただきます。
具体的な数字で表示する
まずはよく見られる事例ですが、新着や新作、アパレルでの再入荷などで具体的な数字が入っていることです。「New!」といった文字ではなく、具体的な数字を入れることでよりリアル感があります。
カートに入っている商品数をリアルタイムで表示
もちろん、これはカートにもいえます。むしろECサイトだからこそ、カートのリアルタイムの表示にこだわっていただきたい部分です。
価格が表示されているので画面を遷移しての確認が不要
商品一覧を画像のみで一覧表示をさせているサイトをよく見かけます。筆者は下記の事例のように価格が表示されているのも非常によいものだと思います。既にある程度の予算を絞った購入者であれば、商品詳細へ遷移する手間が省け、結果買い物がしやすくなります。
人気度を表示して、購入を後押し
あと気になっている商品が、他の人もどれだけ気になっているかという「人気度」の指標が欲しいものです。そのときに便利なのが「お気に入り登録者数」や「レビュー数」「レビューの星の数」です。
コーディネートからワンクリックでそれぞれの商品詳細をチェック
また下記のようなデザインも非常に良いかと思います。コーデの一覧から実際の商品詳細へ遷移できるので、気になる商品をすぐにチェックできます。
まとめ
今回はアパレルショップに絞って、スマートフォンサイトのデザイン例を取り上げました。
このラボでも「勝手にサイトレビュー」というカテゴリを設けて、様々なメンバーが各々感想を述べさせていただいておりますので、ぜひ参考にしてください。実際に商品を購入しての感想ですので、非常にリアルな声が聞けるかと思います。それらも参考に、より効果の高いスマートフォンサイトのデザインを心がけてください。