モバイルファーストマーケティングラボでは、aiship(http://www.aiship.jp/)ご利用クライアント様全体の、前月までのデバイス別アクセス比率、デバイス別購入回数比率、OS別比率を毎月レポートしております。
アクセス数比率、購入回数比率ともにスマートフォンが7割超
昨年11月に一旦アクセス比率では減少に転じたものの、12月で巻き返し、2013年1月についに7割を突破いたしました。
逆に従来のガラケー(フィーチャーフォン)からのアクセス比率はついに1割を切る状態となっております。
一方購入回数比率を見てみると昨年12月に7割を突破した後も、順調に伸長しており、1年前の2倍近い比率になりました。
ちなみにこれらの数字はモバイルECに特化したカートシステム、aishipの数字です。一般市場のアクセス比率は20%〜30%と言われていますので、1つの指標にしてみてください。
またガラケーでの購入回数も1割近くまで落ち込んでおり、モバイルECの主役はすでにスマートフォンへと完全に移行したと考えても問題ありません。
OS別の差は僅かに縮まる
※アクセス端末のユーザーエージェントを元に作成。
こちらはOS別の比率になります。
Android、iOSともにアクセス比率は横ばいが続いていますが、iOSとAndroid端末のアクセス比率の差は徐々に縮まってきています。
まとめ
2012年3月〜5月にかけてアクセス数比率、購入回数比率ともにスマートフォンがガラケーやPCを抜き、全デバイスでトップに踊り出ました。
そんな状況から1年も経たない間にスマートフォン比率は驚くべき成長を遂げ、他の追随を許さない状況になっています。ただこの成長も一旦は落ち着きを迎え、今後は新たなデバイスとして「タブレット」の登場が考えられます。
ECサイト運営者の半数以上が「スマートフォン/タブレット対応」に関心があると答えている調査もあり、モバイルデバイスへの対応は至上命題と捉えて間違いないでしょう。
「スマートフォン」「ソーシャルメディア」「O2O」がEC運営者の関心事項、ワークスアプリケーションズ調査
運営しているサイトのデバイス比率やOSなどを調べてみて、自サイトにくるユーザーが何を使ってアクセスしているのかを調べ、最適な方法でサイトを表示できるようにしなければなりません。
aiship 上林