モバイルファーストマーケティングラボでは、aiship(http://www.aiship.jp/)ご利用クライアント様全体の、前月までのデバイス別アクセス比率、デバイス別購入回数比率、OS別比率を毎月レポートしております。
スマートフォンからのアクセス数微減。購入回数は堅調に増加
2月、3月とPCからのアクセスが増加し、逆にスマートフォンのアクセスは減少に転じました。7割前後の高い比率は維持しておりますが、アクセス数での成長率は鈍化しており、落ち着いた印象です。
逆に従来のガラケー(フィーチャーフォン)からのアクセス比率は過去最低の比率となっています。
一方購入回数比率では、スマートフォンでの成長率こそ落ちたもののアクセス数とは違い、比率としては伸ばしています。ほぼ普及しきったといっても過言ではないように思います。
ちなみにこれらの数字はモバイルECに特化したカートシステム、aishipの数字です。一般市場のアクセス比率は20%〜30%と言われていますので、1つの指標にしてみてください。
Android比率が大幅に躍進
※アクセス端末のユーザーエージェントを元に作成。
こちらはOS別の比率になります。
2月以降Androidの比率が大幅に躍進し、iOSとの差を大きく広げました。iPhone5の伸び悩みが報道されていますが、このような数字として現れているのかもしれません。
まとめ
アクセス数、購入回数の比率共にスマートフォンがガラケーを追い抜き徐々にそのシェアを伸ばし始めて約1年が経過しました。成長率こそ頭打ちになってきたものの、逆に言えばスマートフォンでのECがほぼ普及段階に入ったと捉えて問題と思います。
また今後は恐らくタブレット端末でのアクセスも増えてくるだろうと予想されます。
自サイトにGoogle Analyticsを導入していれば、
ユーザー>モバイル>サマリー
からモバイル比率が、
ユーザー>ユーザーの環境>ブラウザとOS>(プライマリディメンションの)画面の解像度
から解像度別のアクセス数を取得することができるので、タブレットからのアクセスもある程度は予測することが可能です。
運営しているサイトのデバイス比率やOSなどを調べてみて、自サイトにくるユーザーが何を使ってアクセスしているのかを把握し、 どのようなデバイスでも最適な方法で表示できるようにしなければなりません。
aishipR 上林