SEO(検索エンジン対策)は、かつてのような裏技テクニック的な要素ではなく、人間が評価して価値あるコンテンツが上位表示されている点に、皆さんもお気付きかと思います。
今回はウェブサイトを構築する上で、効果的なSEO対策についてお話しいたします。
SEOを効果的に実践する方法として、魅力的なページを公開することが前提となりますが、ページを制作するその土台として、テクニカルに対応すべき点が発生してきています。
これまでは、ターゲットキーワードに合わせて複数のサイト(姉妹店やモバイルサイト店など)を運営していくことに対し、ペナルティは課せられませんでしたが、複数のサイトを同一のWEBショップの運営者が携わるサイトであれば、意図的でないにしろどうしても重複ページが存在してしまいます。
重複ページに対するペナルティは厳しく、影響を受けたサイトも多く存在していることは、既に周知の通りであります。重複ページに対する回避策としてcanonical(カノニカル)タグの設置にて処置は可能ですが、この問題を根本的に解決させる方法が、WEBサイトやECサイトを、レスポンシブWEBデザインのサイトで制作することです。
⇒canonical(カノニカル)タグの設置例
<link rel=”canonical” href=”http://www.sample.com/”/>
⇒レスポンシブWEBデザインサイトとは?
https://www.aiship.jp/knowhow/archives/2555
ECサイトをレスポンシブWEBデザインで制作する上で、HTMLソースをワンソースで記述することが大前提になります。
しかしながら、転換率の高いECサイトを運営する上で、PCサイトとスマートフォンサイトでは商品ページなどの見せ方(コンテンツ)を変える必要があるため、とりあえずブレイクポイントを決定させるだけでは、転換率の上がる魅力的なレスポンシブECサイトは実現できません。やはりそれぞれのデバイスに合わせたデザインを提供することが転換率向上につながります。
⇒参考
https://www.aiship.jp/knowhow/archives/3484
※ ランディングページはファーストビュー領域でコンテンツの情報を少しでも多く表示させる為に、メニュー部分をプルダウンにしたり、あえてフッターまわりに配置するなどの工夫が必要。
※ 商品ページについては、商品画像やテキスト文章の配置に加え、カートに入れるボタンの配置が重要。
このように、商品ページなどのファーストビューのコンテンツやデザインをデバイス毎に最適に制作することが結果的に魅力的なECサイト制作につながることになります。
ここでSEO上注意すべき点は、モバイル(スマートフォン)でのコンテンツ量(テキスト量)が少なくならないことです。
特に現状、SEOがうまくいっているPCサイトをレスポンシブWEBサイトに変更する際は、このコンテンツ量(テキスト量)が少なくならないことに注意する必要があります。レスポンシブECサイト導入でSEOに逆効果となってしまう可能性があるからです。
これからのモバイルファースト指向において、これらのことを加味した上で、まずはモバイル(スマートフォン)向けにベースとなるコンテンツを企画制作すること、そしてPCやタブレットなどの大画面向けには、ベースとなるコンテンツに加え本当に必要なコンテンツを追加するという考えが理にかなっているのです。要は、まずモバイル(スマートフォン)向けに十分なコンテンツを用意するということが重要です。
・1ドメインで管理できる為、Googleアナリティクスのアクセス分析やウェブマスターツールの分析を、デバイスを限定させずに複合的に分析することができる。
・リダイレクト処理や正規化タグを設置する必要が無く、検索ロボットを迷わせない。
・そして何より、サイト利用者に対し、どれが本当のECショップであるのか、どのサイトでブックマークやお気に入り登録したのか、どのサイトで前回購入したのか、会員登録を済ませたのか等を迷わせずに済む。(最大のSEO)
aishipをご利用頂いているお客様からも時折SEOに関するお問い合わせを頂きますが、上記のメリットを加味した場合、今後のSEOには“Google自身が推奨する”レスポンシブウェブデザインでECサイトを制作することをまず第一に考える必要があります。
今後、ますます多様化していくであろう様々なデバイスからアクセスした場合でも、同一のドメインで運用・管理されたサイトを表示させられるよう制作することが重要になります。この点を意識した上で、魅力的なコンテンツを配信していくことがSEOにも重要になるでしょう。
(スマートフォンショッピングカートASP『aiship(アイシップ)』 葉糸)

