自社サイトへの不自然な外部リンクを大量に保有しているサイトの順位が大幅に下がったり、7月からGoogle AdWordsでもエンハンストキャンペーンに切り替わりと変化の波が大きいSEO関連の業界。
今後はこのようなアップデートに流されることなく(外部リンクに頼らず)、内部で自社サイトの改善できるところを積み重ねていくことが重要になってきます。
内部対策は外部での対策に比べて検索エンジンのアルゴリズムの影響を受けにくく、長期的にみても今後有効な手段です。今回はそんな内部対策の支援をする無料のSEOチェックツールをご紹介。
国際規格W3Cに基づいたソースコードをチェックしてくれます。かなり詳細にエラーなどを表示してくれるのでオススメ。
キーワードを指定すると各検索エンジンでの検索結果順位や、ページランク、被リンク数などを解析してくれます。自分のサイトの弱点が分かるので、どのような対策をすればいいのかを知ることができます。
アメリカのSEO会社『MOZ』が提供するSEOチェックツール。リンクや画像のチェックから、ソーシャルメディアでの影響力(要登録)なども計測することができます。
今やSEO対策には欠かせないサイトマップ。こちらはURLを入力するだけで自動で作成してくれます。
Ferret PLUS
自身のサイトのSEO対策を点数化、弱点と詳細な対策を表示してくれます。
ページの読み込み時間、ファイルサイズ、twitterやFacebookなどのソーシャルメディアのシェア数なども解析。
サイト内外のリンク切れを一度にチェックする事が出来るツールです。オープン時のチェックや定期的にリンクが切れていないかをチェックするのに役立ちますね。
検索エンジン/検索サイト WODGE
相互リンクチェックを1度に5URLまとめてチェックすることができます。リンクチェック時に相手サイトのリンク数を見ることができるので、有効リンクを見つける参考に。
Pingdom Website Speed Test
TOPページのURLを入力すれば、ページごとの表示速度を測定してくれる無料ツール。ページからリンクされている他のページの表示速度までチェックをしてくれます。
チェックツールではありませんが、Googleが発表している検索エンジン最適化に関する初心者向けガイドです。
ページタイトルの付け方、METAタグの設定、URLの最適化など基礎的なところが多いですが、知っているのと知らないのとでは大きな違いですのでまだ未見の方は読んでいて損はないはずです。
いかがでしたでしょうか。
これらのツールを使ってじっくりと時間をかけて改善していくことで、サイトの内容も充実しユーザーに良質なコンテンツを届けることができるようになります。
良質なコンテンツは良質な被リンクを得ることも考えられるので、すぐに結果として出なくとも、地道に改善していきましょう。
上林