「SEOの考慮が正しくできたショッピングカートのシステム」はない?
「SEOの考慮が正しくできたショッピングカートのシステム」は、ない。—―こんな記事が話題になりました。
【追記済み】SEOの考慮が正しくできたショッピングカートのシステムはあるか | SEOとその周辺
現在サービスを提供しているほぼすべてのショッピングカートが、
「SEO対応」
をうたっているが充分とは全く言えない。ここで言うSEO対応というのは、titleタグやmetaタグが編集できるといった程度のものである。
こんなことはできて当たり前で、ECサイトに求められるSEOはもっと様々な考慮が求められる。
【追記済み】SEOの考慮が正しくできたショッピングカートのシステムはあるか | SEOとその周辺より
そして、次の6点を「ショッピングカートで最小限必要と考える機能」として挙げられています。6つのポイントを見ていきましょう。
SEOを考慮するカートの6つのポイント
1 ECモールとの在庫連動
楽天市場やAmazonのような「ECモール」と、ショッピングカートシステムを利用した本店(独自ドメイン店)に同時出店・多店舗展開することが当たり前となっている今、在庫を一括管理する機能は不可欠です。SEOより前の基本的な機能です。
2 ブログ機能
顧客にとって価値ある・読みたいと思うようなコンテンツを提供すことで集客する「コンテンツマーケティング」。ソーシャルメディアとの相性が良く、またGoogleが公表しているコメントとも合致します。
低品質なサイトの掲載順位を下げ、同時に、良質なサイトの掲載順位をより適切に評価します。
Google ウェブマスター向け公式ブログ: 良質なサイトを作るためのアドバイス
そして、制作したコンテンツを適切に資産として蓄積していくためには、ブログサービスなどではなくECサイトと同じドメイン下でブログを運用していくことが必要です。
3 noindex・nofollow対応
商品画像のポップアップといった検索エンジンから見て意味のないページへのリンクをnofollowにしたり、ページそのものをnoindexにできる。
【追記済み】SEOの考慮が正しくできたショッピングカートのシステムはあるか | SEOとその周辺より
検索エンジンにとって意味のないページに対してno indexを使用することで、クローラーの効率を上げることができます。
参考:noindexの使い方
4 類似ページ正規化
類似しているページを別のURLで出していると、コピーコンテンツだとしてペナルティを受けたりページの評価が下がることがあります。所謂重複コンテンツ問題と言われるものです。
重複コンテンツが多いとサイトの評価が下がることは事実です。
パンダアップデートの導入以降、より顕著になりました。
「重複コンテンツはスパムでGoogleにペナルティを受ける」は、なぜ間違いなのか | 海外SEO情報ブログ
通常はcanonical(カノニカル)タグというタグをhead内に挿入して、類似ページがコピーコンテンツではないということを検索エンジンに伝えなければなりません。
5 同一コンテンツ別URLの生成への考慮
ユーザー セッションや検索設定により、同じ商品ページに複数の動的 URL が生成される場合にはcanonicalタグを利用してURLを正規化するなどの必要があります。
参考:正規 URL を使用する – ウェブマスター ツール ヘルプ
6 sitemapの生成
sitemap.xmlは、検索エンジンのクローラーがサイト内のページを巡回する効率をよくし、インデックスを促進する為に設置します。
参考:sitemap.xmlの記載方法と書式、設置する事で得られるメリット | SEO Imagination!ブログ
以上が、「ショッピングカートで最小限必要と考える機能」として挙げられているポイントです。どれも重要なものばかりです。
SEOの考慮が正しくできたショッピングカートのシステム、あります!
実は弊社の提供するaishipRは上記のポイントにすべて対応しています!
1 ECモールとの在庫連動
aishipRではネクストエンジンやZaiko Robotなどの各種ツールとの連携が可能です。また今後も更に多くのツールと連携を進めていく予定です。
aishipR連携ソフト|レスポンシブECショッピングカートASP aiship R
2 ブログ機能
WordPressをドメイン配下にインストールしブログの設置が可能です。(有償プランとなります。)
WordPress対応!ECサイトに簡単ブログ設置 | ショッピングカートASP aiship
3 noindex・nofollow対応
上記のような形でページごとにheadタグ内を自由に編集できるので、metaタグを自由に設置・編集することが可能です。
4 類似ページ正規化
1登録商品内でカラー(サイズ等)バリエーションやオプション項目を設定できるので、類似ページを作成する必要はありません。もちろんcanonicalタグの挿入も可能です。
5 同一コンテンツ別URLの生成への考慮
カテゴリページなど、動的に作成されるページについては自動でcanonicalタグによる正規化がされるようになっています。またページ単位での任意のURLに編集することも可能です。
6 sitemapの生成
sitemap.xml・sitemap_mobile.xmlの2種類を自動で生成しています。
その他下記のようなポイントについても重要と考えられます。
aishipRがSEO関連で対応しているポイント
◆構造化データへの対応
最近注目を集めている「構造化データ」。検索エンジンがサイトコンテンツの把握を容易に行える、リッチスニペットが表示されるといったメリットがあります。
構造化データは、言葉に対して意味をメタデータとして持たせることで、ロボットがそのもつ内容の解釈を容易にし、検索エンジンはより有用な検索結果をユーザーに提供できるようになります。
「構造化データ」がよく分かる!初心者向け徹底解説 ++ SEO HACKS公式ブログ
<aishipRの取組み>
こちらにもにもaishipRでは対応しています。
商品ページについてはチェックボックス1つで実装可能。
またheadタグ内にJSON-LDを直接記述することによる実装も可能です。
◆表示速度 -RESS標準対応-
表示速度も、検索結果に影響すると言われています。
参考:ページ表示速度はSEOにどの程度関係するのでしょうか? | SEO対策Q&A [SEO
<aishipRの取組み>
表示速度が遅くなるデメリットを持つレスポンシブデザインですが、
aishipRではサーバーサイドの処理を追加することで通常のレスポンシブデザインサイトよりも早い表示速度を確保することができます。
速いレスポンシブECサイト。もう遅いと言わせない、レスポンシブWEBデザインのECサイト表示速度
◆モバイルへの対応
スマホ向けサイトとPC向けサイトを別に作っていて、間違ったリダイレクトをしている、モバイル端末のみ404ページエラーを表示させているなどといった場合にスマートフォン向け検索ランキングに影響があるとGoogle が発表しています。
参考:Googleがスマホへの対応が不適切なサイトの順位引き下げを発表
<aishipRの取組み>
aishipRの最大の特徴はTOPページからカート内まで完全レスポンシブ対応していることです。ユーザビリティの向上だけでなく、上記のような無駄なペナルティを回避することができます。
aishipRでは6つのポイントに対応しているだけでなく、上記のような項目にも対応しています。
実際に自然検索流入が増加し前年比売上が2倍になるなどの実績を残したサイト様の事例もあります。
レスポンシブ化後売上前年比2倍に!データから銀座三愛「三愛水着楽園」売上増の要因を検証
記事にも指摘されている通り、ASPである以上SEOの面でもEC事業者様のリソースを補う「お手本となるような」機能を提供していく必要があります。
今後も、最新のSEO対策について改善をしていきます。
ショッピングカートシステムをご検討の方は、ぜひお問い合わせください。
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