GoogleはHTTPSページを優先
みなさんこんにちは、秋がなくていきなり冬が来た感じですね。寒さに震えている上林です。
さて、先週末Googleのウェブマスター向け公式ブログで「HTTPS ページが優先的にインデックスに登録されるようになります」という記事が発表されました。
Google は、より多くの HTTPS ページを探すよう、インデックス システムを調整していることをお知らせします。具体的には、HTTP ページに対応する HTTPS ページのクロールを開始します。これは、対応する HTTPS ページがどのページからもリンクされていない場合にも対象となります。
これまでGoogleではページのSSL化を推奨はしてきましたが、今回の発表でははっきりとSSLページを優先的にインデックスすると明記しています。
つまり同じ内容のページでSSLとそうでないページがあった場合は、SSLの方が優先的に検索結果に現れるということです。ただ今回の発表では影響範囲については言及されていないので、すぐに大きな変動は見られないと思います。
このランキングの変更は、グローバルでクエリの 1% 未満にしか影響しませんが、これから長い期間をかけて強化していきます。
今でもSSLがランキングの要因になっていることや、時間をかけて強化していくとのことなので、今後も引き続き注目しておく必要があるでしょう。
ECサイトではカート内や個人情報を入力するページはSSLになっていますが、全ページSSLというのはあまり見かけません。今後SSL化の流れが加速すれば、増えてくるのは間違いないでしょう。
なぜGoogleはSSLページを優先するのか?
検索結果のアルゴリズムだけに着目すれば、SSLかそうでないか、はコンテンツの質に大きく関係がないように思えます。では何故GoogleはここまでSSL化を推奨するのでしょうか?株式会社so.laの辻さんが以下のようなツイートをされていました。
SSL・非SSLで情報の有益さが違うはずはないのにこんな発表があるとお金やリソースに余裕があるところだけが(現状微細ではあるものの)有利になるわけで検索だけを考えると良いとは思えないのですが、検索だけでなく「インターネットがどうあるべきか」とかの考えなんでしょうねえ。
— 辻正浩 | Masahiro Tsuji (@tsuj) 2014, 8月 7
つまり検索だけを考えるのではなく、インターネット全体の問題として安全なサイトをユーザーに届けることが、Googleの使命でもあると考えると納得できます。
いづれにしてもサイト運営者は検索結果の上位にランキングされたいと思いますし、その結果HTTPSで安全なサイトが増えることはインターネット全体としていい方向に進むのではないでしょうか。
やることは山積み
しかし現状のサイトをSSL化することは単純にはいきません。ページ数が多い大規模なサイトなら工数もかかりますし、コストもそれなりにかかります。
URLもhttpからhttpsに変わるので適切に処理をしないと、逆にトラフィックが減ってしまう可能性も考えられます。Facebookのいいねの数がリセットされたり、ページ内リンクも考慮しなければなりません。
私はSSLの専門ではないので、詳しいことは分かりません。ただ考えることは本当に多いので、このブログでも色々と検証してみてどのような方法が適切なのかも見ていきたいと思います。