ブラウザ上で動作を自動化し、テスト等を効率的に実施出来るseleniumIDEについてお話しさせていただいてます。
seleniumIDEについては、過去に書かせていただいた「テスト自動化ツールseleniumでファイルのアップロード予約をする方法」をご参考下さい。
今回はseleniumのコマンドで入力し、対象を記入しているときに「XPathで入力したい」ということがたびたびあるかと思います。私もその一人です。
以下にXPathについて解説しているページがあるのでご参考ください。
XPathとは、XML文章の中の要素や属性の位置を指定するための言語です。(XPath= XML Path Language)
XPathは、XML文章をツリーとしてモデル化し、各ノード(要素や属性)への位置を指定できるようにします。また、指定したノードに対して、条件判定を行ったり、文字列計算をしたり、計算結果を使用したりすることも可能です。
–WWW INFOMATIONより
ブラウザのChromeであればデベッロッパーツールを利用してもいいのですが、seleniumIDEの場合は基本的にはブラウザはFireFoxです。FireFoxには便利になアドオンがいくつかありますが、その中の「Firebug」と「FirePath」の合わせ技で使います。
設定
まずはこの2つのアドオンをインストールしてください。アドオンで「Firebug」と「FirePath」と検索すればでてきます。
利用してみましょう
さてこの2つをインストールして(再起動して)FireFoxを確認してみましょう。
まずFirebugを立ち上げてみましょう。
これはキーボードの「F12」を押すか、もしくはブラウザのどこかで右クリックを押すと「Firebugで要素を調査」が表示されますのでクリックしてください。
クリックすると下のような画面になります。
「FirePath」をインストールしていると「FirePath」と表示されます。
そしてここをクリックすると・・・
出ました。上記の画像のようにXPathが表示されます。
あとは左にあるポインタに切り替えましょう。これで知りたい要素が選択できるようになるのであとはポインタを合わすだけです。
これを利用するとseleniumで対象が意図するように取得できていない場合に視認で見比べることができます。修正も楽です。
便利ですので一度お試しください。
昆