お菓子・スイーツのECサイト参考事例17選
商材特有の構築ポイントと特化型システムとは?
2024年11月20日2025年1月30日
お取り寄せスイーツの人気も相まってスイーツ市場全体は直近数年、拡大傾向で推移しています。
またギフトをオンラインで購入する人の割合も年々増加しているため、
ギフトと相性の良いお菓子・スイーツ事業で売上を上げていくためにはECでの販売に力を入れざるえない状況だと言えます。
本記事ではそうしたニーズに対応したお菓子・スイーツのECサイト構築・リニューアルを検討する際に参考になる事例と成功するポイントをご紹介します。
お菓子・スイーツECサイトの参考事例
洋菓子/スイーツ
ロマンライフ 様
https://www.malebranche-shop.jp/

▼ ロマンライフ様 より
京都ならではのお菓子を全国展開することの是非は、社内でも常に議題に挙がるポイントです。
ECやギフトで当社のお菓子を知っていただき、そして京都にお越しになった際に、実店舗に立ち寄っていただく。この循環が生まれれば、ブランドを損なうことなくEC展開ができると考えました。
そのために京都を感じられるサイトデザインはもちろん、UI/UXについても優れたものを提供する必要がありました。
パティスリーマルベリー 様
https://patisserie-mulberry.com/
和菓子
スギ製菓 様
https://www.ebisen.com/

▼ スギ製菓様 より
自社ECサイトを初めて以来ずっと使っていたシステム(スクラッチ型)の改修を検討していましたが、費用面で非常に高額であることがわかりました。そういった中でヤマトフィナンシャルさんからのASPカートの提案を受け、既存のシステムのアップデートと複数のASPを検討しました。
結果、定期的にアップデートがされるという点でASPカートを利用することを決定し、カートの機能で比較してaishipへの移行を決定しました。
小松製菓 様
https://iwateya-shop.jp/
虎屋本舗 様
https://www.tora-ya.co.jp/
おきな堂 様
https://www.okinadou.com/
商材の特性を加味したサイト構築・運用
ECサイトの成功には、商品やサービスの魅力を最大限に伝えるデザインやUI、運用効率を高める機能性が欠かせません。
特にお菓子・スイーツのECサイトでは、商品の視覚的魅力や購入体験のスムーズさが顧客の購買意欲に直結します。
ここからは商材の特性を加味したサイト構築で重要となる観点を具体的に解説します。
魅力的なビジュアルデザイン
商品写真のクオリティ
商品の写真は売上に大きな影響を与える重要な要素です。
特に食品は消費者が視覚的な情報から品質や味わいを想像することが多く、写真の印象が購入意欲に直結しやすいといえます。
そのため以下のようなポイントを意識して鮮やかで食欲をそそるビジュアルの写真を複数用意しましょう。
・背景や小物の工夫
・美味しそうに見せる盛り付けで実際の食事シーンを表現
・正面、側面、上に加えて断面、アップショット等、複数のカット割
・商品が届いた時のイメージ写真を用意 (特にギフト商品の場合は必須、ギフト以外の場合も推奨)
配色やフォント選びのコツ
サイト全体のトンマナは、ブランドイメージを表現する重要な要素です。基本的なポイントは以下になります。
・ブランドカラーを基調にする
・読みやすさとブランドイメージを加味したフォントを選ぶ
購入者目線の使いやすいサイト構成・UI
お菓子・スイーツECサイトでは、多様な商品の中から購入者が目的の商品を簡単に見つけて、迷いなくカートに進み、購入できる仕組みが必要です。
カテゴリの工夫
「季節限定」「用途別(ギフト、家庭用等)」「素材(チョコレート、焼き菓子等)」「価格帯」「分量」など利用者が目的の商品を直感的に探しやすいよう各商品を詳細にカテゴライズして導線を設計しましょう。
サイト内検索機能の強化
キーワード検索だけでなく、価格帯や人気順での絞り込み機能を追加すると、よりスムーズな購買体験を提供できます。
また複数の条件で絞り込みができるとよりスムーズに目的の商品に辿り着くことができるため、併せて導入を検討をしましょう。
複数の条件で絞り込める検索機能の詳細
ギフト対応
お菓子・スイーツはギフトとしての利用用途も多く、誕生日のようなカジュアルなギフトから、お中元のようなフォーマルなギフトまで幅広い利用シーンが想定されるため、より丁寧なギフト対応が必要とされます。
■ 複数配送
特にお中元・お歳暮などにおいて一度の注文で複数のお届け先に届けたいといったニーズは多いです。
複数配送先の指定を可能にすることはもちろん、複雑でわかりづらいUIだと利用者が入力を諦めてしまい離脱されるケースもあるため、直感的に入力できるUIを用意しておく必要があります。
■ ギフトオプション(のし、ラッピング、メッセージカード等)
ユーザに必要なオプションを分かりやすく表示することが必要です。
入力忘れや選択ミスを軽減し、スムーズに注文できるようにすることで離脱率軽減が期待できます。
ギフトオプションについておすすめのUIを以下記事にて解説しておりますので、よろしければ併せてご参考ください。
ギフト目的によって熨斗や表書き選択肢を制御!オリジナルのメッセージカードにも対応したギフトオプション選択
■ eギフト(ソーシャルギフト)
eギフトは、SNSを使って手軽に贈れるため、特にカジュアルギフトに適した商材のECサイトでは急速に導入が進んでいます。
eギフトを導入する際は、受取者が「自分の好きな商品を選んで受け取れる」ようにすることで注文者はより気軽に贈りやすくなります。
ギフトを贈る際の「様々な事情を考慮したりパーソナルな情報を知っておかないと相手に喜んでもらうことができるかわからない」という懸念を払拭でき、注文のハードルを下げることができます。
<イメージ>

※弊社の提供するクラウド型ECサイト構築ASP「aiship」では、
eギフト(ソーシャルギフト)を受け取る人が商品を選択できる「
選べるギフト機能
」を標準搭載しています。
※eギフト機能については以下の記事も併せてご参考ください。
ソーシャルギフト機能概要と導入メリット
ソーシャルギフト機能を自社ECに導入する方法
スマホで見やすいUI
現在、ECサイトのアクセス比率で最も多いデバイスはスマホです。そのため、以下のポイントを意識したスマホ対応が欠かせません。
・タップしやすいボタン配置
・縦長表示に最適化されたレイアウト
・画像やテキストの読み込みスピードの改善
販売促進機能の活用
クーポンやポイント制度の導入
代表的な施策例としては以下のような施策があります。
・初回購入限定クーポン:新規顧客の獲得を促進
・ポイント制度:購入金額に応じたポイントを付与することで、再購入を促進
SNSと連携したプロモーション
SNSはスイーツの認知度を上げる強力なツールです。自社の商品と相性の良いキャンペーンを行うことで認知拡大を目指しましょう。
以下は代表的な施策の一例になります。
・インスタグラムキャンペーン
フォトコンテストやハッシュタグを活用した投稿キャンペーンで認知拡大
・限定クーポン配布
SNSフォロワーに特典を提供し、フォロワー増加と販売促進を同時に実現
ECサイトのマーケティング施策については以下記事で詳しく解説していますので、併せてご参考ください。
ECサイトマーケティングで押さえるべき基本施策5選【チェックリスト付】
配送設定・在庫管理
配送の温度帯や出荷量、消費期限など商材の特性を加味すると多くの場合、以下のような特徴的なバックヤード機能が必要になります。
温度帯が異なる商品が混在した注文への対応
商品ごとに定められた温度帯での在庫管理に加え、商品を発送する際の温度帯に応じた送料設定が必要です。
常温、冷蔵、冷凍の各温度帯のみを単体で取り扱うECサイトであれば、1種類の送料設定や配送での運用が可能です。
しかし異なる温度帯の商品を取り扱うECサイトも多く存在しており、そのような場合には、各温度帯に応じた配送料金の設定や在庫管理が必須になります。
特に配送料金の設定は、お菓子・スイーツのECサイトの運営において重要なポイントになります。一般的なECカートやECサイト構築パッケージでは、以下のような送料の設定項目があるはずです。
・都道府県別の送料計算
・購入金額に応じた送料計算
・購入商品の重量に応じた送料計算
・送料無料条件の指定
温度帯の異なる商品を一つのECサイトで扱う場合にはこれらの一般的な送料計算に対し、まずはクール便(冷蔵・冷凍)に応じたオプション料金の加算が必要です。
クール便の方が送料負担が大きいため、冷蔵・冷凍商品の注文の際にはきっちりと加算分の送料を注文の合計金額に含めたい事業者様がほとんどだと思います。
ここまでは商品毎に温度帯の設定項目があるか、特定の商品のグループやカテゴリに対してオプションの送料設定ができれば対応可能です。
しかし、複数の温度帯商品を同時に購入するケースを考慮していくと、システム上必要な機能は複雑化していきます。
異なる温度帯の商品は同梱可能とするか、別々で送る方が良いのかについて、本来理想としている注文や発送の形式ではなく、 システム上の制約を優先とした形式になってしまいやすいポイントです。
この同梱設定の複雑なポイントについて見ていきます。
温度帯の異なる商品の同梱・別梱設定
例えば、 フルーツショップ・青果店のECサイトでりんごと冷凍のブルーベリーを扱っているとします。
通常加工前のりんごは夏の期間を除いて常温で送られるケースが多いと思いますが、冷凍のブルーベリーを同じお客様が注文された場合に、 品質を維持してお客様のご自宅で保管してもらうためにも、りんごを冷凍タイプのクール便にまとめて入れてしまう訳にはいきません。
この場合、もしECサイト上で一緒に購入された場合は、
それぞれ別の梱包を行い、発送伝票を準備し、
りんごの分の常温の通常送料 + 冷凍ブルーベリーのクール便の送料 = 合計送料
として送料を計算したいはずです。
では、同じフルーツショップでフルーツケーキの商品も展開しており、 冷凍のいちごのケーキと、別売りで誕生日用の数字の形をしたろうそくを販売していて、同時に購入があったとします。
ろうそくは冷凍ケーキと一緒に入れてしまっても品質上問題ない商品なので、 この場合は冷凍のクール便として一つのパッケージとして発送する方が購入者にとっての金額負担が少ないだけでなく、ショップにとっても梱包業務が楽になります。
そのため送料は単純に、
冷凍ケーキのクール便の送料 = 合計送料
としたいでしょう。
このように、商品同士の組み合わせによっては、 同梱にしてできるだけ送料を少なくしたいこともあれば、商品の特性によって別梱とせざるおえないこともあります。
一緒に送れるものもあれば、送れないものもある・・・
一つの注文に対して温度帯ごとに厳密に発送小口を管理できるようにすると、一回の注文時の送料がどうしても高く見えてしまい、ECサイトでの注文を敬遠されてしまう可能性も出てきます。 すると今度は「できる限り同梱できるものは同梱したい」という、新しい要件も発生してきます。
aishipをご利用のEC事業者様にも同様のお悩みがあり、
・特定の冷蔵商品と冷凍商品を同時に購入した場合は、冷凍便に同梱したい
・冷蔵商品のみで購入した場合は同じ商品でも冷蔵で送りたい
という、「冷蔵」の商品が「冷凍」に入ったり、入らなかったり色んな条件を作りたいという要望がありました。
aishipではこの要望にお応えするために、商品に対して温度帯を設定できることに加えて、異なる温度帯の商品が複数含まれる場合に、 「冷蔵便に同梱するか」「冷凍便に同梱するか」を個別に商品毎に設定することができるようにアップデートを行いました。
結果に必要な機能性として、
・商品毎に、「常温」「冷蔵」「冷凍」の温度帯の設定ができる
・「冷蔵」「冷凍」のクール便の注文の場合にオプション料金を加算する
・同時に異なる温度帯の商品がカートに入った場合、システム内部で温度帯毎にグルーピングする
・グループ毎に適切な送料計算を行い、合計送料を表示する
・温度帯のグループ毎に送料無料の条件基準を設けることができる
・常温商品と異なる温度帯の商品がカートに入った際に、同梱するか否かを商品ごとに設定できる
・冷蔵商品と冷凍商品が同時にカートに入った際に、冷凍のグループに同梱するか否かを商品ごとに設定できる
などの機能性が必要なってくることがわかりました。
温度帯を管理するといっても、かなり奥行きがあるので、 代表的な商品の組み合わせごとの自社の理想的な発送パターンをシステム都合で諦めていないか、今一度ご確認されることをお勧めします。
出荷できる量が限られている商品の在庫管理
1日ごとに出荷できる量が限られている場合、1日単位で在庫数を設定できる、出荷日別での在庫管理ができると効率的です。
このような機能が備わっていると、生産現場にあわせて日ごとの在庫調整や、日ごとの入荷量に応じて過不足なく在庫を捌くことができます。
消費期限が短い商品のリードタイム設定
消費期限が短い食品の場合は、システム上で発送に必要な期間の算出が重要になります。サイト上で注文時に指定する配送先住所に応じて、配送希望日時を正確に算出することで、注文者は確実に受け取れる日時を指定でき、再配達時に賞味期限切れが発生する事態を防ぐことが可能です。
季節限定商品販売
季節ごとの商品を期間限定で販売したい場合は、システムで商品ごとに販売期間を制限する必要があります。
安心感を与える情報提供
商品原材料やアレルギー情報の明記
近年、食品の安全性への意識が高まっており、食品表示法では、消費者が商品を安全に購入・摂取できるようにするために、食品の成分や産地などの表示を義務付けています。
購入者が確認しやすいよう商品ページで以下の内容を明記しておくことが重要です。
・原材料名:使用しているすべての原材料を記載
・内容量:購入者が適切な分量を確認できるよう内容量を明示
・産地:特に生鮮食品の場合、原産地を正確に記載
・アレルギー表示:特定原材料を含む場合はアレルギー表示が必須
・賞味期限または消費期限:保存期間を記載し、品質の保持期限を明示
配送日時や送料の分かりやすい表示
購入者に不安を与えないためにも、以下の情報もわかりやすい場所に明記しておきましょう。
・最短の配送日や希望日指定の可否
・送料の詳細(無料になる購入金額条件など)
特に商品詳細ページで「配送可能日時」が事前にわかるようにしておくことをおすすめします。
ユーザーは「いつ届くのか?」という疑問や不安を持っていることが多いので、
贈り物や、イベントごとに向けて購入を検討しているユーザーは特に、間に合うことが早い段階でわかっているとカートインしてくれる可能性が上がります。
ほとんどのモールECでは採用されていますが、意外と自社ECでは見落とされてるポイントなので、しっかりと取り入れておきましょう。
<イメージ>

※弊社の提供するクラウド型ECサイト構築ASP「aiship」では、
商品詳細ページで最短のお届け可能日を都道府県ごとに出し分けて表示する「
最短お届け日表示機能
」を標準機能として提供しています。
食品を販売するための届出や法的な表記事項についての詳細は以下記事をご参考ください。
食品をネット販売する際の準備事項まとめ|法的手続きからサイト構築・具体的機能まで解説
実店舗との連携
飲食店も含めて街中に実店舗を運営している場合、実店舗の運用も含めて一元管理できる仕組みの構築を検討する必要があります。
店舗受取
商品ごとに店舗受取の可否を設定したり、店舗受取が可能な店舗をオーナー側で複数設定することで、お客様にとって便利に商品を受け取っていただけるサービスを実現できます。
具体的には以下のようなメリットが挙げられます。
【利用者】
・移動時間や隙間時間にECサイトで商品を選び、ライフスタイルにあわせて受け取りたい場所で受け取れる。
・オンラインで在庫状況を確認することで、どの店舗に在庫があるのかを確認できる。
【事業者】
・店舗に足を運んでもらうことで、ついで買いを誘うことにも繋げられる。
・配送が必要なくなることで、配送コストを削減できる。
店舗受取についての詳細は以下記事で解説していますので、併せてご参考ください。
来店型の予約販売(お取り置きサービス)はECカートシステムの「店舗受取機能」で実現
ポイント連携・一元化
ポイントシステムは商品の購入や会員登録、実店舗への来店や、ECサイトにおけるレビュー投稿等のアクションに対し、企業側が設定したポイントを顧客に還元する仕組みです。
これによりリピーターの獲得や、客単価アップに繋がるだけでなく、システム利用時に収集したデータを別のマーケティング施策に活用できる等、企業側にも消費者側にもメリットがあり、顧客の囲い込み戦略の1つとして導入している店舗も多く見られます。
また昨今、オフラインとオンラインの融合させ、顧客とのタッチポイントを広げていくOMO戦略に注目が集まっています。 関連する内容にオムニチャネル戦略、O2O戦略などがありますが、これらを実現するためには店舗・EC間でのデータ連携を行うためのシステムの拡張性が必要になります。
ポイント連携やOMO施策については以下記事で詳しく解説していますので、併せてご参考ください。
ECサイトと実店舗の連携でおすすめの方法は?会員情報/ポイントデータの一元管理方法と導入事例
OMOとは?具体的施策4選と成功事例|O2O、オムニチャネルとの違いも解説
これらのポイントを押さえることで、魅力的かつ使いやすいECサイトを構築でき、顧客満足度と売上の向上が期待できます。
お菓子・スイーツに特化したECサイト構築システム
先述のようにお菓子やスイーツのECサイトでは商材特有の性質から通常のECサイトの機能に加えて特殊な配送設定や在庫管理等の運用が必要になります。
そうした運用を実現するためには、商材特化の機能を搭載したカートシステムを利用するか、もしくはスクラッチで1から構築をするのが一般的です。
しかしスクラッチでの構築の場合、理想の運用は叶うものの莫大な初期投資やランニングコストが必要なため、一部の大規模事業者を除いて費用対効果が合いづらいというのが現実です。
そのような状況から、地方銘菓やスイーツ販売事業者をはじめ500社以上の食品EC事業者に選ばれているのが食品専用のECサイト構築ASP「
aiship for food
」です。
「aiship for food」は食品特化機能の標準搭載数No.1のシステムで主な特徴としては以下になります。
① 和洋菓子・スイーツに必要な三温度帯機能を搭載
② 生産体制に応じた最短日を表示できる出荷日別在庫管理機能を搭載
③ eギフトなどギフト商戦に対応した機能も充実
④ シズル感を演出する自由なデザイン性
また月額26,800円から利用できるため、できるだけ投資リスクを抑えた構築・運用が可能です。
今回紹介したサイト事例はいずれもaishipにて構築されたECサイトになりますのでギフト対応などの機能性の部分も含めてご参考いただけますと幸いです。
お菓子やスイーツのECサイト構築・リニューアルにあたって、課題のヒアリングから詳細なデザイン/機能提案、見積りまで一貫してサポートさせていただきますので、是非お気軽にご相談ください。
食品ECの成長をリードするクラウド型ASP「aiship for food」