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オンラインレンタルの需要増加!
ドレスレンタルのECショップが「aishipRENTAL」を選んだ理由とは?

 

オンラインレンタルの需要増加!
ドレスレンタルのECショップが「aishipRENTAL」を選んだ理由とは?


シェアリングエコノミーという概念が浸透し、モノを持たない若者が増えている。休日にはカーシェアリングで出かけ、ブランド品は必要なときにだけレンタル。そして今、EC業界においてもレンタルサービスの需要が増えているのだ。

しかし、ECでレンタルサービス事業を展開しようと思ったとき、「レンタル機能」が付いているASPカートサービスが少ないのが現状。

2019年4月にオープンしたパーティードレスのオンラインレンタルショップ「ANDYOU DRESSING ROOM」は、株式会社ロックウェーブが提供する「aishipRENTAL」を活用してサイトを構築した。サイトオープンの背景や利用して感じるメリットについて、同ECサイトを運営する株式会社アンドユー 代表取締役社長の松田愛里氏に伺った。

    目次

  1. パーティードレスのレンタルショップ「ANDYOU DRESSING ROOM」
  2. 日本の結婚式をゲストのドレスで彩りたい。事業立ち上げの経緯
  3. 急遽ECサイトの立ち上げ準備を開始。レンタルECならではの課題とは
  4. デザインが自由で、管理画面が使いやすい。「aiship」導入後に感じるメリット
  5. アンドユーが描く今後の展望

パーティードレスのレンタルショップ「ANDYOU DRESSING ROOM」


—「ANDYOU DRESSING ROOM(アンドユー ドレッシング ルーム)」とは、どのようなECサイトでしょうか。

パーティードレスのレンタルECショップです。結婚式に参加する女性ゲスト用のドレスを貸し出しています。商品点数は600点ほど。メインターゲットは、20代後半から30代前半の女性です。

結婚式はご祝儀代がかかるうえに、髪のセットやドレス購入など、どうしても出費がかさんでしまいます。しかも、毎回ドレスを購入される方も多く、結婚式のタイミングが重なると、1カ月で十数万円が飛んでいくことも。

出費を抑えながら、トレンド感のあるさまざまなデザインのドレスを着ていただくため、事業をスタートさせました。


—2019年4月にサイトがオープンしたばかりと伺いましたが、現在のユーザー数はどのくらいでしょうか。

ユーザー数は、 累計で1,000名ほどですね(2019年12月時点)。店舗は、1店舗のみで独自ドメインのECショップを展開している状況です。


—商品の中で特にこだわっているポイントを教えてください。

弊社のこだわりは、インポートブランドのパーティードレスをリーズナブルな価格で扱っていることです。

日本ブランドを扱うレンタルショップは多くありますが、インポートブランドを扱うレンタルショップはあまりありません。そのため、海外製を集めた商品ラインアップは「ANDYOU DRESSING ROOM」の強みになっています。


—なぜ、海外ブランドにこだわっているのでしょうか。

インポートブランドは日本ブランドと比べて、自由なドレスが多いからです。素材や色味、デザインもさまざまで、そのドレスを選ぶ人の個性を表現できます。そのため、結婚式という素敵なパーティーシーンを、ドレスが華やかに彩ってくれるんです。

こういったインポートブランドのドレスの魅力が、「ANDYOU DRESSING ROOM」を立ち上げたそもそもの理由につながってきます。

日本の結婚式をゲストのドレスで彩りたい。事業立ち上げの経緯


—「海外ブランドのドレス」が事業を立ち上げた理由とのことで、経緯を教えてください。

私はもともと、結婚式場を運営する株式会社ノバレーゼの広報をやっていました。そのときに「花嫁のドレスには毎年トレンドがあるのに、どうしてゲストのドレスはトレンド感がないのだろう」と思いまして。結婚式は新郎新婦の個性が取り入れられていますが、参加者のドレスはみんな同じような日本ブランドのデザインばかりだったんです。

一方、海外のパーティーシーンでは、参加者はもっと自由に、それぞれの個性が出たドレスを着ています。その様子が、とても華やかでおしゃれでして。

「日本でも、参加者のドレスに個性が出たら、結婚式全体としてさらに素敵な時間になるはず」。こういった思いから、今回レンタルサービスを立ち上げようと決めました。


—確かに、日本ブランドのドレスは似ているデザインが多いですよね。ドレスのレンタル事業を思い立ってから、すぐに起業されたのでしょうか。

実はこのアイディアは、ノバレーゼの社員として働いていたときに、新規事業提案制度を使って提案したものです。

コンペで勝ち上がったら起業できるという制度で、毎年200〜300案ほど出るのですが、2018年は私のアイディアが選ばれました。2018年11月に事業立ち上げが決まり、2019年4月にノバレーゼの子会社としてスタートさせるというスケジュール感になったので、急いで準備を始めましたね。

急遽ECサイトの立ち上げ準備を開始。レンタルECならではの課題とは


—レンタルECと通常のECサイトではどういった部分が異なるのでしょうか。

レンタルの場合は大前提としてWebページ上で利用日程を指定してから注文をする必要があります。

また商品利用後はお客様から商品を返送してもらうという流れになるため、通常の物販型のECサイトと違い、カレンダーで日ごとに在庫数を管理し返却日程も考慮する必要があります。


—そこでレンタルECに対応しているロックウェーブさんの「aiship」の導入を決められた、と。なぜ選ばれたのでしょうか。

率直に「aiship」以外に、レンタル機能を標準で提供しているASPカートサービスがなかったからです。社内で「aiship」の存在を教えてもらい、すぐに導入を決めました。


—リリースまではどのように進められたのでしょうか。

ロックウェーブさんに、「aiship」のコーディングをしている会社を紹介してもらい、その会社とサイト制作を進めていきました。

私は、システム関係のことが分からなかったので、難しい話はコーディング担当の方が確認してくださって。初めて立ち上げるECサイトだったため、クレジットカードの審査なども苦戦しましたが、担当の方が調整してくれて無事に導入できました。

私が行ったのは、デザインのイメージを伝えて、サイト全体のイメージがブランドコンセプトに沿っているかを確認すること。あとの細かなサイト構築の部分は、調整をお願いした形です。

依頼からリリースまで5カ月という短いスケジュールだったのですが、トラブルもなく、スムーズにオープンまで進んでいきました。

デザインが自由で、管理画面が使いやすい。「aiship」導入後に感じるメリット


—初のサイトオープンに伴い、そこに懸ける想いは相当なものだったと思います。完成したデザインは納得のいくものになったのでしょうか。

商品力で勝負したかったので、商品の魅力を引き立たせるように、サイトはシンプルなデザインにしようと思っていました。完成したサイトを見たら、頭で描いていたイメージにぴったりでしたね。

「ASPカートはデザインの融通がきかない場合も多い」と聞いたことがあったのですが、「aiship」は自由にデザインできたので、ありがたかったです。

あとは、サイトの動線部分は、デフォルトの状態のままリリースしました。商品ページから購入ページに遷移する動線や、決済ページまでの動線など、シンプルで使いやすかったのでカスタマイズなどはしていません。


—実際にECサイトを運営していく中で、管理画面の使いやすさはいかがでしょうか。

商品登録も簡単で、売上の集計結果も管理画面上で出してくれるので、効率的に作業を進められていますね。ECサイトの担当者は、毎日のように管理画面と向き合っているので、その画面が見やすいだけで業務の質が大きく変わると思います。

管理画面の使い方で迷ったときは、カスタマーサポートの窓口に電話をするのですが、対応がスピーディーかつ親切で。電話は毎回、専任の担当者が出てくれて、悩みを解決してくださっています。カスタマーサポートの方も、システムに大変詳しく、悩みにもスムーズに答えてくれるのには驚きました。

アンドユーが描く今後の展望


—最後に松田さんが考える今後の展望について教えてください。

ドレスの取扱商品がまだまだ少ないので、商品点数をどんどん増やしていきたいと考えています。またSNSからの集客なども行っているのでaishipさんと相談しながら、より多くの人にアンドユーを知っていただけるよう強化していきたいですね。

今後もレンタルサービスの需要は高まっていくと思います。パーティードレス以外にも結婚式にまつわる商品はたくさんありますので、様々な角度からレンタルサービスを提供していきたいです。


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