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参考にしたいECサイトデザイン事例43選
売れるECサイトのデザインとは?

2024年10月16日2025年4月18日

食品、アパレル/ファッション、インテリア/雑貨、美容品/コスメなどのECサイトデザイン事例43選をギャラリー形式でご紹介します。
また売れるECサイトから見るデザインのポイントも併せて解説します。

ECサイト構築やリニューアル検討時の参考にしていただけますと幸いです。



    目次

  1. ECサイト デザイン事例
  2. 【デザイン事例】食品ECサイト
  3. 【デザイン事例】アパレル・ファッションECサイト
  4. 【デザイン事例】インテリア・雑貨ECサイト
  5. 【デザイン事例】美容品・コスメECサイト
  6. 【デザイン事例】その他商材ECサイト
  7. 売上が上がるECサイトデザインのポイント
  8. ECサイトデザイン改善のプロセス
  9. まとめ

ECサイト デザイン事例


食品ECサイト

八代目儀兵衛 様
https://www.okomeya.net/

八代目儀兵衛 神徳様

▼ 八代目儀兵衛様 より

サイト訪問者にワクワクしていただけるよう、ビジュアル面を強化しました。

トップページの写真は「星のや京都」で、法事用の商品は「東山・圓徳院」でそれぞれ特別に許可をいただいて撮影し、京都らしさにこだわることで注文する人が商品を選ぶ際にもワクワクしてもらえるよう工夫しました。

明月堂 中野様

▼ 明月堂様 より

他社の参考事例などを使いながら、「どうすればお客様が迷わずにお買い物できるか?」を工夫して、TOPページはもちろん、商品ページ、カートページの細かいところにも配慮して、 気持ちよくお買い物していただけるサイトを目指しました。

ロマンライフ 徳本様

▼ ロマンライフ様 より

デザインにはかなりこだわりました。当社では商品の包装から販促物まで、一貫したクリエイティブを意識しています。

ブランドの世界観を汲みつつ、優れたEC機能を持つサイトをモバイルファーストで作っていただきました。



かわうそ市場 様
https://kochi-kawauso.com/

北海道 ぎょれん 様
https://www.gyoren.net/







アパレル・ファッションECサイト

アンドユー 様
https://and-u.jp/



▼ アンドユー様 より

商品詳細ページで色味や透け感がわかるように、着用写真を多く掲載したり、動画もアップしたりと、伝えられる情報はすべて伝えようとこだわっています。

丈や肩幅、ウエスト、袖口などの実寸も掲載していますし、具体的にイメージしてもらいやすいよう、「お手持ちのワンピースと照らし合わせてみてください」といった訴求もしています。







インテリア・雑貨ECサイト



美容品・コスメECサイト

マーシュフィールド 様
https://www.marsh-field.jp/

ローヤル化研 様
https://www.royalkaken.jp/

ビューティーパーク 様
https://www.forcise.jp/



その他商材ECサイト

シェアカメ 様
https://s-came.jp/

切れないはさみ店 様
https://kirenaihasami.com/

ル・サイク土浦 様
https://lecyc.jp/





ECサイトのCVRを高める上で特に重要な商品詳細ページのデザイン事例については以下をご参考ください。
参考にしたい商品詳細ページのデザイン44選



売上が上がるECサイトデザインのポイント


ユーザビリティを高めるシンプルなレイアウト

ECサイトでユーザビリティを向上させるためには、シンプルで直感的なレイアウトが不可欠です。複雑なメニューや多くの選択肢を提示すると、ユーザーは混乱し、目的の商品を探すのに時間がかかってしまいます。

そのため、商品カテゴリーを分かりやすく整理し、購入ボタンやカートへの動線を明確にすることが重要です。

また直感的に商品を探せるように、視覚的なUIデザインを設計することも非常に需要です。

特にモバイルファーストの時代では、スマホでの操作が簡単であることが重要です。モバイル端末は画面が小さいため、メニューやボタンの数を最小限に抑え、スクロール操作を容易にすることが求められます。

シンプルかつ直感的なレイアウト(UI)はユーザーの購買体験を向上させ、コンバージョン率を高める結果につながります。

LINEヤフーインターネットの利用環境定点調査グラフ
※出典:LINEヤフー インターネットの利用環境 定点調査(2024年上期)


!POINT!

特に商品点数や設定するカテゴリが多い場合、いかに目的に合った商品にスムーズに辿り着けるようにUIを設計できるかが離脱を防ぎ、売上を上げるための重要なポイントになります。

目的に合った商品をスムーズに見つけてもらうためのUI設計としておすすめの方法は、商品検索をする際に複数の条件で絞り込むことができるようにしておくことです。

例えば「商品のジャンル」と「価格帯」をかけ合わせた複数の検索条件を指定して商品検索を行うことで、1回の検索でスムーズに目的に合った商品に辿り着きやすくなります。

弊社の提供するASP型ECカート「aiship」では、複数の検索条件で絞り込み、お客様のこだわりに応える「こだわり検索機能」を標準機能として搭載しています。

また商品に設定した属性(タグ)でも検索できるため、お客様の細かなニーズをもとにした検索で、スムーズに目的に合った商品に辿り着ける商品検索UIを実現できます。

複数の検索条件を指定して商品検索できる「こだわり検索機能」

こだわり検索機能の詳細はこちら

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ブランドイメージを落とし込んだデザイン

ECサイトのデザインは、ただ機能的であるだけでなく、ブランドイメージを強く反映させることが重要です。

例えば、色やフォント、ビジュアルを統一し、ブランドの世界観を体現するデザインにすることで、ユーザーに一貫したブランド体験を提供できます。このようなデザインは、店舗やオンラインでのブランドイメージを統合する「OMO(Online Merges with Offline)」の観点からも効果的です。

実店舗とECサイトが同じデザイン言語を共有することで、顧客はどちらのチャネルを利用しても一貫したブランドの印象を受けます。これにより、オフラインの購買体験がオンラインにもシームレスに繋がり、ブランドイメージが強化されます。

特に、ECサイトでブランドの高級感やユニークさをデザインで表現することで、全体的なブランド価値を向上させ、長期的なロイヤルティの獲得にも寄与します。


!POINT!

弊社の提供するASP型ECカート「aiship」では、デザイン自由度の高いCMSを採用しているため簡単にブランドの世界観や商品の魅力を引き立てるデザインでサイトを構築することができます。

HTML、CSS、JavaScriptに関する特別な知識が無くても、テキストを打ち込んだり、商品の表示方法を設定したり、バナーを設置したり、誰でも簡単にECサイトを構築・編集・管理が可能です。

また、ほぼ全てのページでCSSやJavaScriptの調整ができるため、知識があれば、動きのあるサイトやさらに独自性の高いデザインでこだわりのサイトも構築できます。

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無料でサイト構築のレクチャーも実施しておりますので、是非以下の「無料お試し」からご登録いただき希望のデザインを実現できそうかご確認ください。

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OMOのメリットや具体的施策については以下記事で解説していますので併せてご参考ください。
OMOとは?具体的施策4選と成功事例|O2O、オムニチャネルとの違いも解説



視覚的な階層を意識したデザイン

視覚的な階層を意識したデザインは、ユーザーが重要な情報を瞬時に把握できるようにするために不可欠です。色、フォント、サイズを巧みに使うことで、情報の優先順位を明確に伝えることができます。

例えば、商品の価格や特典情報は大きく目立つフォントで表示し、補足情報は少し小さめのフォントを使用するといった具合です。

また、色彩設計も効果的です。コントラストを意識して重要な要素を目立たせ、アクセントカラーを使ってユーザーの視線を自然に誘導することができます。

例えば、購入ボタンは鮮やかな色を使って他の要素から目立たせることが有効です。視覚的な階層を取り入れることで、サイト全体の情報が整理され、ユーザーが迷わずに行動できるようになります。



コンバージョン最適化のためのCTA設計

コンバージョン率を向上させるためには、CTA(Call to Action)の設計が非常に重要です。CTAボタンは「購入する」「今すぐ注文」「カートに追加」など、具体的な行動を促す要素であり、これがユーザーの行動に直結します。

CTAボタンはページの目立つ位置に配置し、明確かつ視覚的に強調されるようにデザインする必要があります。

色や形状にも注意が必要です。例えば、緑やオレンジなど、行動を促す色が効果的とされており、ボタンは周囲のデザインから目立つ形にします。

また、ボタンの周りに余白を持たせ、クリックしやすい設計にすることで、ユーザーにとってのストレスが軽減されます。



信頼性を高めるデザイン

信頼性を示すデザインは、ECサイトの売上に直接影響します。ユーザーは初めて利用するサイトで特に信頼を重視するため、安心感を与える要素が重要です。

レビューや評価を掲載することにより、他の購入者からのフィードバックが見えると、商品の信頼性が高まります。特に高評価のレビューやユーザーの写真があると、商品への信頼感が増し、購入の意思決定を後押しします。

また、セキュリティバッジやSSL証明書の表示も、ユーザーに安心感を与えます。「このサイトは安全です」「クレジットカード情報は暗号化されています」といったメッセージやバッジの表示は、信頼性の証明となり、ユーザーが安心して購入できる環境を提供します。



ページ速度とパフォーマンスの向上

ECサイトのページ速度とパフォーマンスは、ユーザー体験(UX)とSEOの両方に大きな影響を与えます。ページの読み込みが遅いと、ユーザーはサイトを離れてしまい、コンバージョン率が低下します。

Googleの調査によれば、読み込み時間が1秒遅れるごとにコンバージョン率が大幅に低下することが確認されています。そのため、画像やスクリプトの最適化、キャッシュの利用などでページ速度を向上させることが重要です。

“1s to 3s the probability of bounce increases 32%.”
「ページの読み込み速度が1秒から3秒に増えると、モバイルサイトの訪問者の直帰率は32%増えます」​

“1s to 5s the probability of bounce increases 90%.”
「ページの読み込み速度が1秒から5秒に増えると、モバイルサイトの訪問者の直帰率は90%増えます」​

Think with Google より引用

また、SEOの観点からも、ページ速度は検索エンジンのランキング要因として非常に重要視されています。
Googleは、ページのパフォーマンスが検索結果に影響することを公式に発表しており、ページ速度を最適化することでSEO効果を高めることが可能です。
結果として、サイト全体のトラフィックが増加し、売上向上につながります。

ECサイトのSEOについては以下記事で詳しく解説していますので、よろしければあわせてご参考ください。
SEOに強いECサイトを構築する4つのポイント




これらのポイントをしっかりと取り入れることで、ユーザーにとって使いやすく信頼性の高いデザインを実現し、ECサイトの売上を向上させることができます。

ECサイトの制作については以下記事で詳しく解説していますので、よろしければあわせてご参考ください。
ECサイト制作はテンプレート活用がおすすめ!制作手順や外注する場合の費用相場を解説

ECサイトデザイン改善のプロセス


データに基づくデザイン改善

効果的なデザイン改善を行うためには、データに基づいたアプローチが必要です。直感や感覚だけでなく、実際のユーザー行動を反映したデータを基にデザインを最適化することで、売上やコンバージョン率を効率的に向上させることができます。

特にGoogle Analyticsは、ユーザーの行動を詳細に追跡できる強力なツールです。

例えば、どのページでユーザーが離脱しているか、どの商品ページが最も多く閲覧されているかなどを確認できます。これにより、問題点を特定し、ユーザーの行動パターンに合ったデザイン改善が可能になります。

また、ヒートマップツール(例:Clarityやミエルカヒートマップ)を活用することで、ユーザーがどの部分をクリックしているのか、どこでスクロールを止めているのかといった視覚的なデータも得られます。これにより、ユーザーの関心の集まる場所や無視されがちな要素を視覚化し、効果的な改善を行うことができます。



A/Bテストの実施

A/Bテストは、異なるデザインやコンテンツを比較して、どちらがより効果的かを検証するための方法です。
例えば、CTAボタンの色やテキストを変える、商品の画像を変更する、あるいはフォームの配置を変更するなどの小さなデザイン変更がコンバージョンに与える影響を測定することができます。

A/Bテストでは、特定の要素を一度に1つだけ変更し、どちらのバージョンがユーザーにとって使いやすいか、または購入行動を促すかを比較します。

具体例として、あるECサイトでは、CTAボタンの色を緑から赤に変えたことで、購入率が10%向上したケースもあります。

このように、A/Bテストを定期的に実施することで、デザインの微調整を継続的に行い、最適なデザインへと導くことが可能です。



ユーザーフィードバックの活用

ユーザーからのフィードバックは、デザイン改善において非常に貴重な情報源です。実際にサイトを利用している顧客の声を反映させることで、デザインや機能性をより実用的で満足度の高いものにすることができます。

アンケートや問い合わせフォーム、レビューセクションなどを通じて、ユーザーが感じている問題点や改善希望を収集することが有効です。

例えば、あるサイトでは「カートに入れるボタンが見つけにくい」といったユーザーフィードバックをもとに、ボタンのサイズや色を変更し、目立たせた結果、購入率が大幅に改善されたケースがあります。

このように、実際のユーザー体験に基づく改善は、直感的に取り入れたデザイン変更以上に大きな成果をもたらすことがあります。




デザイン改善は単なるビジュアル変更ではなく、データやユーザーの声を活用し、根拠のある改善を行うことが成功の鍵となります。

Google Analyticsやヒートマップ、A/Bテスト、ユーザーフィードバックを組み合わせることで、ECサイトのユーザビリティを向上させ、最終的には売上の増加を達成することが可能です。

ECサイトの分析方法や具体的ツールの詳細については以下記事をご参考ください。
ECサイトの分析方法とは?見るべきデータ種別・ツール活用法・成功事例を紹介

まとめ


ECサイトの売上を伸ばすためには、デザインの基本ポイントを常に意識することが重要です。

今回ご紹介したECサイトのデザイン事例も参考に”売れるサイトデザイン”の解像度を高めていただけますと幸いです。

また今回ご紹介した事例はいずれもクラウド型ECサイト構築ASP「aiship」で構築されたサイトのデザイン事例になります。

「aiship」は デザイン自由度の高いCMS が特徴で、ほぼ全てのページでHTML、CSS、JavaScriptを自由に触ることができるため、 自社の状況に合わせて柔軟にサイトをデザインできます。

課題のヒアリングから構築・運用サポートまで一貫して提供しておりますのでECサイトの構築やリニューアルをご検討の際はぜひ1度お問い合わせください。

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ECサイトの構築やデザインリニューアルをご検討の際はぜひ以下の記事もご参考ください。

ECサイト構築の方法と手順|立ち上げ時に注意すべきポイントとは?【成功事例付】

ECサイトリニューアル成功のポイント|売上40%増の成功事例から手順・費用まで解説



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この記事の監修者

株式会社ロックウェーブ 本城 顕

広告営業を経て2020年ロックウェーブ入社。その後2年程セールス担当として、EC事業者様が抱える様々な課題に対してプロダクトを通じた解決策の提案に従事。 現在はその知見を活かしWebマーケティングでプロダクトを世の中に広めていくために奮闘中。

本城 顕

自社ECサイトの課題をヒアリングさせていただき、
デモサイト等を通して最適なご提案をさせていただきます。

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