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独自機能カスタマイズを申込され、aishipシリーズサービスを初めて利用される場合(標準機能を十分理解されていない場合)で、不確定な要件とカスタマイズが多岐にわたる可能性がある場合には要件定義前に要求整理とフィット&ギャップを行います。
フィット&ギャップはECサイトを構築運用しながら実施していく場合と構築前に実施する場合があります。前者は標準機能範囲で利用し、利用しながらどうしても必要なカスタマイズが出てきた時に実施していこうというスタンスであり、早くシステム切替や新規ECオープンができるメリットがありますが、どうしてもカスタマイズしたい案件が出てきた場合には、そこからの開発となり一定期間を一旦オペレーションや手動対応などを実施いただく必要があるデメリットもあります。
後者は構築前に予めギャップを埋めて要求にあった機能を入手してから運用を始められるメリットはありますが、フィット&ギャップの実施/ギャップの精査/必要カスタマイズ一覧の完成などに時間と手間がかかるとともに、正確な見積や開発期間も必要カスタマイズ一覧の完成(規模も大きく不明確な要件の場合にはそれら各項目の要件定義)後となるため、着手時点ではシステム切替や新規ECオープンの時期が読みにくいというデメリットがあります。
▼フィット&ギャップの流れ
実現したいことの洗出し整理を実施いただきます。
ご利用者様の業務や仕組みとaiship標準機能が、どれだけ適合(フィット)し、どれだけズレ(ギャップ)があるかを分析していただきます。お申込みいただいたアカウント(もしくは必要な場合は別途ご用意したテストアカウント)にてご利用者様側で実施いただきます。
欲しい機能(ご利用者様が実現したいこと)と標準機能(現aishipで実現できること)を比較することで、有益なカスタマイズの検討を行うために重要な工程です。実施には十分な期間で広範囲に実施し、実際のシステム管理画面で設定を行い、テンプレートサイトにてユーザ目線で注文し、テスト注文 にて受注フローを一通り確認するなどを行っていただきます。
実施にあたりユーザサポート担当が電話、メール、WEB、ご来社(ご訪問は有料)にて使い方等のサポートを行います。
ギャップについて、本当に必要なカスタマイズの要求までブラッシュアップを行います。
アウトプットとして「ギャップ要求一覧:ギャップの要求事項と評価(優先順)」を両社で完成させます。
上記ギャップに基づき既存機能では実現できないご利用者様要求を満たすための必要カスタマイズ一覧について項目/概要/優先度の評価(重要性や開発難易度等で評価)などをまとめます。
既に概算見積等で仮の必要カスタマイズ一覧がある場合にはそれらとマージし、今回カスタマイズを実施すべき必要カスタマイズ一覧を完成させます。
その後、必要カスタマイズ一覧の各案件毎の要件定義工程(aishipシリーズ 独自機能カスタマイズの標準工程のご案内 [工程1])へ進みます。