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商品や配送先都道府県ごとのリードタイム設定で最短配送日時を表示できるECショッピングカート

EC運営において、いかに多くの注文を獲得できるか、集客に対して注力することも重要ではありますが、受けた注文を、いかに早く正確に注文者の希望に沿った日時に届けることができるかについても重要なポイントです。注文された商品の配送に必要な日数は、商品の出荷場所と注文者が指定する発送場所の距離や輸送方法によって当然変わります。注文者が配送希望日時を指定する際、どのエリアを指定されても確実に届けられる日時を選択できるよう「出荷場所から最も遠いエリアに合わせる」といった方法で運用することもできますが、それでは最も近いエリアに最短日時で届けることが出来ません。本記事では、商品や配送先都道府県ごとのリードタイム設定で最短配送日時を表示できるASP/クラウド型のECショッピングカートのaishipシリーズをご紹介致します。

    目次

  1. aishipシリーズにて設定可能な配送日時関連の設定
  2. 具体的な設定例
  3. まとめ

aishipシリーズにて設定可能な配送日時関連の設定


クラウド型EC構築ASPのaishipシリーズにて設定可能な配送日時関連の設定をご紹介します。ギフトECサイト構築のためのクラウド型ASPのaishipならば、専用機能にてさらに細かな設定が可能です。

配送希望日設定

配送希望日設定では、注文日を起点に、何日後から何日後までを指定できるかを設定します。「何日後から」の箇所は、商品の発送までにリードタイムが必要な場合やお届け日数が必要なエリアに備えて設定します。一律での設定になる為、商品や都道府県ごとにリードタイムが異なる場合には対応できません。「何日後まで」の箇所は、いつまで指定できるかを設定します。あまり先の日程で注文を受けても受注運用に負担がかかる可能性がある為、長くても「30日後まで」と設定しているケースが多いように見受けられます。

配送時間帯設定

多くの配送業者では、「午前中、12時~14時。14時~16時、16時~18時、18時~20時、19時~21時」といった時間帯を指定できますが、ヤマト運輸の場合は「12時~14時」を指定することが出来ないなど、利用する配送業者にて指定できる時間帯が異なる場合があります。また、今後の運用でいつ変更になっても対応できるよう、aishipシリーズでは、自由に設定できる時間帯を10枠ご用意しております。

注文締切時間設定

オンラインで注文を受け付ける際、何時までに受けた受注を当日中に受注処理し、出荷業務に回せるのか、EC運営方法によって締め切りの時間は様々です。「○時以降の注文は翌日扱いとする」を設定することで、設定時間以降の注文は翌日注文扱いとなります。ショッピングカート内に表示される配送希望日時は、翌日注文した場合と同様の内容が表示され、注文者はその中から希望日時を選択できます。

配送希望日除外設定

配送希望日除外設定とは、ショッピングカート内の配送希望日の箇所で、注文者が選択できない日を設定します。

商品・配送先ごとに個別のリードタイム設定

リードタイムとは、注文者が商品を注文した時点から、EC事業者が商品を配送業者に引き渡すまでの所要日数のことを指します。 出荷作業日数と言い換えることもできます。商品や配送先都道府県ごとにリードタイムを設定することで、カート内に表示される配送希望日時には、設定上のお届可能な日時が反映される為、EC事業者は到着日を意識する必要がありません。

都道府県別配送リードタイム設定

都道府県ごとに、配送に要する日数を設定することができます。注文者が指定する配送先都道府県に応じて設定された日数が加算されます。

商品リードタイム設定

注文を受けてから出荷までに準備がかかるリードタイムを商品ごとに設定します。受注後にメーカーに発注をかける商品やオーダーメイド商品など、すぐに発送できない商品について1日単位で日数を設定できます。

出荷休業日設定

配送希望日除外設定と一見似た設定に見えますが、出荷休業日設定では商品や配送先ごとのリードタイム設定が考慮されます。注文者が指定する配送先や購入された商品ごとに設定されているリードタイムが加味される為、EC事業者側は純粋に出荷業務を停止している日を設定するだけで運用が可能です。

具体的な設定例


以上にてaishipシリーズにてご用意している機能をご紹介しましたが、実際にどのように設定することでどのような運用が実現できるのか、具体的な設定例を見ていきましょう。
出荷場所は「滋賀県」で「15時までに注文をすれば翌日出荷できる商品を主に販売するEC」の場合でご説明していきます。

配送希望日設定・注文締切時間設定

カート管理 > 配送希望日時設定
配送可能期間の項目にて「ご注文日から1日以降30日まで指定可」
配送可能期間の項目にて「15時00分以降の注文は翌日扱いとする」
※「何日後まで」の設定を30日後までとした場合

以上の設定で、15時までに注文すれば、翌日に出荷して翌々日に受け取れるよう配送希望日を指定することが出来ます。

都道府県別配送リードタイム設定

滋賀県からの発送で、北海道など出荷日の翌日には到着しない都道府県の設定をします。

カート管理 > 都道府県別配送リードタイム設定
都道府県別配送リードタイム設定で、都道府県ごとのリードタイム設定入力欄の北海道などの箇所に「1日」を設定

以上の設定で、15時までに配送先を北海道にして注文する際、翌日に出荷して2日後に受け取れるよう配送希望日を指定することが出来ます。

商品リードタイム設定

特定の商品にて出荷できるまでに3日必要な場合、商品ごとに以下の設定をします。

商品管理 > 登録商品編集 > 該当商品の編集画面
主要項目の商品リードタイム設定にて「3」日加算を設定

以上の設定で、東京都など翌日お届け可能なエリアには15時までに注文すれば、3日後に出荷して4日後に受け取れるよう配送希望日を指定することが出来ます。
北海道などの場合は、3日後に出荷して5日後に受け取れるよう配送希望日を指定することが出来ます。

まとめ


いかがでしたでしょうか。商品や配送先都道府県ごとに柔軟に設定できるリードタイムに加え、aishipではヤマト運輸のサービスレベルに対応しております。ヤマト運輸サービスレベルについてはこちらをご参照ください。ヤマト運輸の配送日数がベースとなりますが、他の配送業者(佐川急便、日本郵便、西濃運輸など)でヤマト運輸の配送日数とは異なる場合、本記事中にてご紹介した都道府県ごとのリードタイム設定で日数を加算することで運用することが可能です。

生鮮食品などの配送期間が限られた商材や、絶対に失敗したくないギフト配送など、注文者が指定した配送希望日時通りに商品を届ける必要性が高いECを運営する場合、ヤマト運輸のような大手配送業者の配送日数データベースを取り込んだカートシステムを利用すると、注文者の希望を叶え、希望日に届かないといったクレームを抑えることにも繋がるでしょう。

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この記事の監修者

株式会社ロックウェーブ 本城 顕

広告営業を経て2020年ロックウェーブ入社。その後2年程セールス担当として、EC事業者様が抱える様々な課題に対してプロダクトを通じた解決策の提案に従事。 現在はその知見を活かしWebマーケティングでプロダクトを世の中に広めていくために奮闘中。

本城 顕

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