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ギフト市場はカジュアルギフトへ。最新トレンドを導入したECカートシステムの専用機能とは?

ギフト市場のニーズは今、変化しています。日本固有の文化である熨斗などに対応したような、型にはまった「フォーマルギフト」とは別に、会いたい人に中々会えない中で、コミュニケーションを気軽に取るためのツールとして手軽に送れる「カジュアルギフト」の需要が増えてきております。

コロナ禍の影響もありEC市場全体が拡大している中において、ギフトの販売方法は従来のやり方を継続させているのでは売上の機会を逃している可能性があります。ギフト市場のトレンドをしっかりと押さえ、EC運営していく為にはどのようなカートシステムを利用して、どのような機能が必要か、ポイントを解説していきます。

    目次

  1. ギフトの市場について
  2. フォーマルギフトからカジュアルギフトへ
  3. カジュアルギフトECの運営に必要な専用機能3選
  4. まとめ

ギフトの市場について


矢野経済研究所にて発表されている資料を確認すると、ギフトの市場規模は、一見すると大きな成長のない市場のようにも見えます。コロナ禍の影響で2020年に一時的に落ち込み、その後徐々に回復の兆しを見せていますが、今のところ大きな伸びが見られる、というわけではありません。しかし実はギフト市場の内情は、このグラフからは読み取れない部分で近年大きく変化しております。


こちらはギフト市場の中でもお中元とお歳暮に限った市場規模です。これまでギフト市場では、お中元やお歳暮、冠婚葬祭の返礼といった儀礼的なフォーマルギフトが支えてきましたが、この分野は縮小傾向にあります。しかしギフト市場全体が縮小しているわけではありません。その要因は、カジュアルギフト市場の成長にあります。

フォーマルギフトからカジュアルギフトへ


カジュアルギフトとは、家族や友達など、親しい人や大切な人に個人間で贈るプレゼントを指します。パーソナルギフトやプチギフトと呼ばれる場合もあります。手軽に贈れるギフトであることから、ECサイトを利用することで、思い立った時にすぐに贈ることができます。また、SNSとの相性が良く、コロナ禍の時代背景も重なり、気軽に人と会いにくい状態が続いたことから、新たなコミュニケーション手段にもなり得ることで、ますます注目を集めています。
カジュアルギフトを贈る機会は日常に溢れています。誕生日や結婚記念日、バレンタインやホワイトデー、クリスマス、母の日、父の日、敬老の日、ひなまつりや子どもの日など、ギフトを贈る機会が年に何度でも訪れる可能性があります。これらのイベント行事にあやかり、毎月のようにギフト企画を組み、うまく戦略化していくことで、良質なリピーターを確保していくことにも繋がっていくことでしょう。

カジュアルギフトECの運営に必要な専用機能3選


ギフトECを運営する上で、今後ニーズが高まっていくであろうカジュアルギフトに対応していくためには、どのような機能を備えたプラットフォームが必要になってくるのでしょうか。

1.ソーシャルギフト機能

今、最も注目すべき機能はソーシャルギフトです。通販でギフト商品を注文する場合、ギフトを届けるための相手の住所が必要になってきますが、個人情報保護の関係でお互いの住所を知らない人が増えています。このような場合でもソーシャルギフトであれば、SNSで連絡の取れる手段さえあれば、わざわざ相手の住所を聞かなくてもギフトを贈ることができます。SNSとも相性の良いソーシャルギフトは、今後の浸透次第では、予測を超える成長を見せる可能性もあります。
ソーシャルギフトについてさらに詳しく知りたい方は、こちらの記事をご確認ください。

2.メッセージカード機能

メッセージカードの機能も必要です。ギフトをコミュニケーションツールとして使う際には、単にギフトを贈るだけでは気持ちが伝わらない可能性があります。ギフトを贈ることに対してその想いを相手に伝える為のメッセージカードは、オリジナル文章の入力にも対応できるようにしておき、商品に同梱できるようにしておくと良いでしょう。

3.正確な最短配送日時を表示する機能

商品のお届け日時の表示の正確さは、どのECサイトにおいても求めらることではありますが、ギフトECの場合は特に重要です。ギフトを贈る注文者は、イベント行事や記念日等に、きちんと配達ができるかを確認した上で注文します。目的の非にギフト商品が届かないと分かった時点で、離脱されてしまいます。もちろん、物理的に無理がある場合はやむを得ませんが、できるだけ正確な日付を表示しておくことは、ギフト販売の機会損失を防げます。
また商品によって発送手配までに準備期間が異なる場合に備え、商品ごとにリードタイムを設定できると、より正確な発送日時を表示できます。
リードタイム設定についてはこちらの記事もあわせてご確認ください。

まとめ


ギフトECの運営に必要な専用機能は他にもあり、こちらにてまとめておりますが、フォーマルギフトでは必要不可欠な例えば熨斗機能は、カジュアルギフトを重視して販売するECにおいては不要になっていくかもしれません。また、複雑な注文操作が求められる複数配送機能についても、ソーシャルギフトの贈り方を使うことでもっと手軽に注文できるようになるかもしれません。
トレンドはカジュアルギフトに移りつつある為、本記事にてご紹介した内容を理解した上で、ギフトECに必要な機能(フォーマルギフトの機能を含む)のポイントを抑え、それに則ったECカートシステムを利用してギフト戦略を練っていくことが、今後のギフトECの成功の鍵になっていくことでしょう。

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この記事の監修者

株式会社ロックウェーブ 本城 顕

広告営業を経て2020年ロックウェーブ入社。その後2年程セールス担当として、EC事業者様が抱える様々な課題に対してプロダクトを通じた解決策の提案に従事。 現在はその知見を活かしWebマーケティングでプロダクトを世の中に広めていくために奮闘中。

本城 顕

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