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ECサイトにLINEログイン等のソーシャルログイン機能を一括導入する方法


新規会員登録画面や会員ログイン画面で、このようなボタンを最近よく見かけませんか?
これはソーシャルログインと呼ばれ、SNSなどの外部サービスを使ってログインする方法です。ソーシャルサインイン、SNSログイン、ソーシャルID等とも呼ばれています。ソーシャルログインは近年、ECサイトへの導入も増加しており、実際の事例を交えてご紹介していきたいと思います。

    目次

  1. ソーシャルログインとは?
  2. LINEログインで導線を確認
  3. ECに相性の良いソーシャルログインは?
  4. 期待できる導入効果
  5. ソーシャルログインを導入するには?
  6. まとめ

ソーシャルログインとは?


ソーシャルログインとは、LINE、Yahoo!JAPAN、Apple、Facebook、Google、Twitter等のソーシャルプロバイダに登録されているアカウント情報を取得して、新規会員登録の際の情報入力の手間を省いたり、簡単にログインできる機能です。ユーザーは普段から使い慣れたSNSアカウントでログインできる為、サイトごとのパスワード管理が不要であったり、会員登録の際の情報入力手間を省略できるといったメリットがあります。

LINEログインで導線を確認


早速ですが、ソーシャルログインを利用できるECサイトにて、LINEログインを使用して実際に新規会員登録してみました。

1.新規会員登録画面に表示されている「LINEでログイン」ボタンを押下します。

2.LINEの画面に遷移し認証画面が立ち上がります。

3.LINEに登録されている各情報の使用許可を選択します。
この時、許可できる項目が多いほど、後でECサイト側で入力する手間が省けます。

4.新規会員登録画面に戻ってくると、赤枠で記した各項目(お名前・フリガナ・郵便番号・電話番号・メールアドレス)の取得に成功し、自動で入力されました。

5.会員登録後は、LINEログインボタンでECサイトにログインができるようになり、ログインと同時に登録されている会員情報が呼び出されるので、注文の際に情報入力は不要で、簡単に購入ができます。

※ご紹介のサイトは、「京都のお米ギフト通販 八代目儀兵衛様」でカートシステムはaishipを使用しています。ソーシャルログイン機能の利用にあたりオプションの「ソーシャルPLUS連携」のお申込みが必要になります。

ECに相性の良いソーシャルログインは?


ソーシャルログインを使うことで簡単に会員登録やログインができるようになりますが、利用する各ソーシャルプロバイダによって、取得できる情報に差があるのも事実です。ソーシャルログインを使って取得できなかった情報は手入力する手間が発生するため、ECに必要とされるできるだけ多くの項目を取得できるSNSだと使い勝手が良さそうです。ECの場合、氏名や住所情報や電話番号などが最低限必要ですので、これらの情報をより多く取得できるLINEログインやYahoo!JAPANが、ECサイトと相性の良いソーシャルログインと言えます。

また、LINEログインでは、自然に友だち追加を促進したり、LINE公式アカウントのメッセージやリッチメニューから1タップでログインができ、利便性の高いリピート導線を確保できます。
LINEはモバイル端末との親和性も良く、「モバイルECのさらなる売上拡大を図りたい」「LINEを活用してモバイルユーザーに効果的にアプローチしたい」というEC事業者様に対しても効果的な施策になるでしょう。

期待できる導入効果


LINEログインをはじめとしたソーシャルログイン機能をECサイトに導入すること期待できる導入効果をまとめました。

・会員登録のしやすさにより、情報入力時の離脱率の抑制 → 会員数の増加
・ログインのしやすさにより、リピート顧客の増加
・LINE友だち追加を促進 → LINEを通じたプロモーション配信(LINEログインの場合)

どの部分を掻い摘んでも、売上アップに繋がる有効な施策であることが見えてきます。まだソーシャルログインに対応していないシステムをご利用の場合は、できるだけ導入コストを抑えることで費用対効果も高まりますので、次でご紹介する導入方法もあわせてご参考ください。

ソーシャルログインを導入するには?


ソーシャルログインを使いたい場合、まずはご利用のシステムが、ソーシャルログイン連携に対応しているかをご確認ください。対応していない場合、導入する方法は大きく以下の2通りです。

個別にスクラッチ開発

連携したい各ソーシャルプロバイダの仕様に合わせて、個別に1から開発が必要となります。連携したいソーシャルプロバイダの数が多ければ多いほど、その分開発コストも嵩みます。また、ソーシャルプロバイダ側の頻繁な仕様変更にも、すぐにキャッチアップし、仕様変更に応じた追加開発が発生します。プログラミングに精通した人材を継続的に確保する必要があります。

ソーシャルログインに連携済みのASP型のECカートを利用する

ソーシャルログインは“ログインに特化した機能”である為、特別な事情が無い限りカスタマイズを組み込みたいといったニーズは生じないでしょう。この為、プラットフォームとして既に用意されているものに沿って利用するのが賢い使い方と言えます。また、導入後のセキュリティ対策や仕様変更に伴うメンテナンスもサポートしてくれるので安心に利用できます。

ECサイト構築ASPのaiship食品・ギフトに強いECカートのaishipレンタルEC専用のaishipRENTALでは既にソーシャルログインを連携済みでございますので、お申込み頂くだけですぐにご利用頂けます。

ECサイトの構築方法には、「スクラッチ開発」「ECパッケージ」「ASP/Saas/クラウド型」がありますが、詳しく比較したい場合は、ECサイトの構築方法を徹底比較。プラットフォーム選定ポイントとおすすめのカートシステムを解説をご確認ください。

まとめ


ソーシャルログインはECサイトに限らず、非ECサイトにおいても導入することで効果が見込めますので、会員登録数が増えない、伸び悩んでいる、或いは会員登録時の離脱が顕著に見られる、等と言ったお悩みを抱えている場合は、その解決方法の一つの施策として検討してみては如何でしょうか。

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この記事の監修者

株式会社ロックウェーブ 本城 顕

広告営業を経て2020年ロックウェーブ入社。その後2年程セールス担当として、EC事業者様が抱える様々な課題に対してプロダクトを通じた解決策の提案に従事。 現在はその知見を活かしWebマーケティングでプロダクトを世の中に広めていくために奮闘中。

本城 顕

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