AWSオートスケーリング対応
AWSの特徴的な機能であるオートスケーリングを利用することがショッピングカートにどのようなメリットをもたらすのかをご案内いたします。
AWSの特徴的な機能であるオートスケーリングを利用することがショッピングカートにどのようなメリットをもたらすのかをご案内いたします。
特徴の詳細
オートスケーリングとは
基本的に、自社で構築するサーバーであったり、レンタルサーバーを使用する場合はそれぞれ構築された容量分以上のサーバーを使用するとサーバーが落ちてしまったり、レスポンスが遅くなってしまうといった問題があります。
現状のショッピングカートに関してはまだまだこのような理由から顧客の購買機会を逃してしまうということがある状態です。
オートスケーリングは前述の方法に対して何が違うのかというと、仮想サーバを作成して容量を制御することができるということです。
例えばアクセスが集中したときはアクセスに耐えうるだけのスケールを用意し、それ以外の時は少ないスケールで運営するといったことも可能になります。
このような機能をショッピングカートに付与することができれば様々なメリットを得ることができます。
オートスケーリングで得られるメリット
一時的なアクセス増に
ショッピングサイトの売り上げは「客単価×CVR×訪問数」という式で求めることができますが、オートスケーリングを使うとサーバー原因でのこの式の訪問数のロスを限りなく少なくすることができるメリットがあります。
ECサイトを運営していく上では、様々な要因でのアクセス増が起こりえます。
そのタイミングでしっかりとアクセスすることができれば大きな売り上げを上げることができ、お客様からしても欲しいタイミングで欲しいものを買えることは非常に満足度の高い経験になります。
そうした一時的なアクセス増にもオートスケーリングは反応してスケールアップを行い、その後は平常時のスケールに戻るような設定ができます。
逆に一定量しかアクセスを許容できないような設定のショッピングカートではアクセスできれば購買に至っていたであろうお客様と、再訪の可能性があったお客様の両方を失うことになります。容量に上限があるサーバーではそうしたことが起こりえるのです。
コスト面での優位
サーバーは購入にあたっても、維持費に関しても非常にコストがかかってきます。
「物理的にサーバーを設置している。」もしくは「レンタルサーバーを使用している。」状況ですと容量が足りなくなった時はサーバーの増強で対応することになります。
非常に大きな投資が必要になる上に増強の判断も非常にシビアです。
さらにコストの観点から言っても増強するのに長い時間がかかります。明日、アクセスが急激に伸びても対応することはできません。
オートスケーリングであれば、サーバーの増強はわずか一分程度で完了しますし、アクセスが平準化すれば容量はそれに従って変更されます。
スピード面でもコスト面でも早く、安くで対応することができます。
オートスケーリング対応ショッピングカートシステム「aiship」
ECサイトではアクセス数を増やすことは売上げにつながる要素ですので、確実にアクセスできる状態を作っておくことは必須の条件です。
しかしながら、オンプレ環境やレンタルサーバでは構築された容量で限界が決まってしまうので、アクセスの集中でキャパを超えてしまうとユーザーはサイトにアクセスすることができません。
常にアクセスを行える環境を構築しておくためにオートスケーリングに対応したショッピングカートであるaishipで運営することをおすすめします。